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夏生詩集

クルクル

作者: 夏生

雨は、やんだか


手のひらを天に向けてみる


僅かな、僅かな冷たさで


やっぱり雨は降ってるね


傘をさそうか、やめようか



雲は明るい灰色で


思わせ振りな灰色で



水溜まり、弾きながら


子供らが駆けていく


黄色にピンク、青に緑の傘を


退屈そうにクルクルと



やっぱり傘をさそうかと


プチリと傘止め外したら


自転車横切って、傘もカッパも


うちにある人



濡れても構わぬ、少しなら



日差しのチラリズム


水溜まり飛び越えて



傘を縦にクルクルと


ご機嫌よろしく参りましょう















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