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俺氏、出張る。

作者: 雫石
掲載日:2013/04/28

皆様、今晩わ。俺氏でございます。

昨日の短編小説で主人公を務めさせていただいた不眠症以外には何の取り柄もない一般男性です。ちなみに童貞ではありませんのであしからず。


えぇ、今回なぜ完結した筈の短編小説の主人公である私が出張ってきたのかと申しますと、それにはとても深い理由が…これが困った事に皆無なのです。


推測するに、私を生み出した作者殿が、このサイト様を用いて小説を執筆している際に起きた出来事が関係していると思われるのです。


それは一体何なのか…

やはり推測の域を出ないのですが、おそらくこんなところでしょう。


「小説なんて書けるか馬鹿野郎!」


故に作者殿は一旦筆を置き、今日は寝ようと意気込みを新たに寝台へと身体を預けたのです。

ちょっと待ってください。

この説明では私が何故出張ってきたのか? という問いの説明になっていない気がしますね。うーん、困ったことです。


色々と面倒なので作者殿に聞いてみることにしましょう。

何故私は今回語り部をする事になったのでしょうか?


皆さん、お分かりでしょうか。

作者殿は黙りを決め込んでいます。

これが所謂黙秘権というものなのでしょうか? 都合の悪い事、不利益になる事を話さなくてよいなんて、それは正にチートという技だと私は思うのです。

何とも卑怯な作者殿です。


やはりここは私が気張るしかないようです。

端的に言ってしまうと、作者殿は小説を書くという事、いやそれ以前に文章わ書くという事を得意としていません。

しかし、作者殿は小説を書きたいと思っているのです。どうしても小説を書きたいと。


何が作者殿をそうさせるのかは分かりません。おそらく作者殿自身分かっていないのかもしれませんが。

自分の事と言うのは往々にして分からないものなのです。


現在作者殿は、所謂ジレンマに陥っていると推測されます。ジレンマとは怖いもので、一度陥ってしまうと抜け出すのは中々に骨が折れる作業なのです。


そんな時に私が生みだされました。

生み出された理由など私には分かりませんが、作者殿はきっと私を必要としたからこそ、私を生み出したのでしょう。

そうでも思わないと、精神的に厳しいものがあります。

必要とされないというのは寂しいことですからね…


あ! 皆さん。作者殿が何か言いたげにこちらを見ていますよ!

仲間に入れてほしいのでしょうか?

ん? 何か小声で喋っているのが聞こえます。

「面白そうだと思ったから、お前を引っ張ってきただけだし。それ以上の理由なんてないし///」


こ、これは…!

これが俗に言うツンデレ属性なのでしょうか。作者殿はツンデレだったのですね。分かりました。


そして一つ謎が解明されましたね。

作者殿は、上手くいかない執筆に嫌気がさし、寝台に横になったのはいいものの、これで寝るのは勿体無い、じゃあ何をしようか? そうだ、あいつを出そう! 書き始める。おぉ、これは新しい! かもしれない…


急ぎ足で纏めると、こういう事のようです。

はい、完全に悪ふざけです。

作家を志す者として作者殿は少し自重すべきかもしれません。


ここまで長々と語り部を務めさせていただいたわけですが、私のキャラ、崩壊していないでしょうか? 若干心配です…


あ!

作者殿が欠伸をしています。

馬鹿みたいに大口を開けて欠伸をしています!

どうやら眠いようですね。


ブラウザバックをせずにここまで読んでくれた皆様、この度は作者殿の悪ふざけに付き合っていただき、本当にありがとうございました。


これからも度々私は登場すると思いますが、その時はどうか、あぁ調子悪いんだな、作者は、と生暖かい目で見守っていただけると幸いです。


それでは失礼いたします。

悪ふざけが過ぎました。

以後気をつけます。たぶん…

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