表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「人間」とは記憶領域か  作者: 如月妙美


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/8

第1章 はじめに――「人間」とは記憶領域かという問い

「人間とは何か」という根源的な問題は、古代ギリシアの哲学者たちから始まり、近現代の科学者・思想家に至るまで数多くの考察を呼んできた。一般には、「物質的身体」「意識」「社会的存在」「言語運用者」など様々な定義が試みられるが、近年は脳科学や情報理論、コンピュータ技術の進展を背景に、「人間とは記憶を保持し、運用する“記憶領域”ではないか」とする見方も注目されつつある。

 この問いは、人間のアイデンティティにまつわる問題や、身体・意識・記憶の関係、さらには情報理論的に見た「記憶」と「自己」の同一性に深く関わる。本稿では、まず「人間を記憶領域と見なす」という思想の由来や、脳科学や認知科学が示す知見を概観しつつ、哲学や宗教の観点との接合点を探る。さらにAI・情報理論との融合や、仮想現実説なども視野に入れ、「そもそも人間が持つ記憶とは何か」「それを単なる領域と呼んでよいのか」という問題を総合的に検討し、最終的に「人間」をどう捉え得るかのヒントを提示したい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ