敵か味方かそれを知るのはその人のみ
『能力発動《両翼》』『能力発動《両翼』
この二体のエイリアンまさか合体するとかないよね能力の名前的に絶対に合体なんだよな
『『喜びなさい!!人間、私の本気が見れる事を』』
サヨとウヨは自身の肉体を合わせ両翼を持ったエイリアンへと進化したその肉体はは鳥と人間が混じったような姿へと変化した
「全く持ってうれしくないんだけど……ねっ!『旋風』!!」
『『アハハ!この程度の風なんてことないねぇ!!!』』
これもだめか…そもそもこのエイリアン、明らかにレベルが高い、私達のレベルで戦うべきエイリアンでは無い。やはり無理にでも寸菊と共に戦うべきだったかな…寸菊は今
風花は寸菊が戦っているであろう方向へと目線をやる。そこには既に満身創痍な寸菊の姿があった
『『あぁ流石だねぇザンザの方は私達の方もそろそろやってしまいますか、あまり面白い能力もなかったですし。本当に能力の使い方がなってぃせんでしたねえ』』
「使い方……助けは来ないのか………」
『『助けは来ませんよここはリバァ様の結界で覆われていますから』』
ウヨとサヨは風花の首を掴む、それとほぼ同時にザンザも寸菊の首を掴む。だんだんと意識が遠くなっていく中ウヨとサヨが口を開く
『『可哀想に最初のあの顔に比べて死にそうになって………いい顔だもっと私達に見せてくれ』』
ウヨサヨの手は先程よりも強く強く締まっていくその手の中に閉じ込められた風花は泡を吹き出しながらウヨサヨを強く睨みつける。その顔はあきらめていないとウヨとサヨに主張していた
その顔を見たウヨとサヨは感心した……見惚れていたしかしその手は弱めかった風花の顔にだんだんと苦しみが見え始めてきた
『『………お前達はどうして私達を嫌う?』』
突然吐き出された言葉と共に掴まれた手が一瞬緩む「……っは?」思わず空気を吸わずに疑問の声が先に出てしまう。その言葉にウヨとサヨの手はまた強く風花の首をしめた
「あっ……ぐ………」
ガシャン手から刀が落ちる完全に体から力が出なくなる。もう既に堅持と寸菊の意識はなくなっていた
『ウヨとサヨまだ終わって無いのかよ』
『『今トドメを刺します』』
首から手を離し、両翼が姿を変え一つ一つの羽が鋭くまるで刃物の様に変化し風花へと向け放たれる。ドスドスドスと体中に羽が刺さる音が聴こえる。その時風花の目の前には体中に羽が刺さった堅持の姿が目にうつる。堅持はニコっと笑い前に倒れる
『まだ生きていたか』
『何呑気なこと言ってんだワダカ!頭には刺さってねぇだろうな』
『『ギャーギャーとうるさい外野だな……まぁいいこれが最後だ』』
もう一度羽を変化させ風花へと放つ
パリン、教会を包んでいた結界が壊される結界の破片が空から舞い落ちる三体のエイリアンは結界が破られたのに気付き結界を破壊した外側にいた人物を見つめる
『誰だ貴様は……
ワダカと呼ばれていたエイリアンは即座に結界を壊した者の位置を特定しその人物へと接近する。そしてその人物へと自身の右拳を当てる。しかしその瞬間ワダカはその人物に一瞬にして頭と体を切り離されていた
はっ?何が起きた?俺の拳は確実にコイツの顔に当たったはずだこの狐の面に……ひび割れすらしていねぇコイツいったい
『ワダカ!!まさか核をやられたか?いや…ワダカの体はまだ崩壊していない。奴はいったい…』
三体のエイリアンは自身の目の前にいる人間にかつてない恐怖を感じる。その人間はただワダカの頭部を手に持ち、ザンザとウヨサヨを見つめる
「………………」狐の面を被ったその人間は何も発さない。その場にただ浮遊するだけ、ただそれだけでザンザとウヨサヨは後ろに後ずさる
風花はウヨサヨの手から解放され深く息を吸う。そして風花もまたその人物を視認する
味方……?それとも新手のエイリアンか?いやなんでもいい、とにかく二人を手当てしないと
『『……しまったせっかくの養分が………』』
ウヨサヨは堅持と寸菊の方へと歩く風花の姿を視認し追いかけようと足を一歩踏み込んだ瞬間ワダカと同じ様に頭と体を切り離される
『マジか!』
「……………………………」
そしてザンザもまた二体と同じ様に頭と体を切り離される。さらに彼は寸菊の方へとゆっくり歩き手をかざす、するとだんだんと寸菊の傷が塞がっていく同じ様に堅持へと近づき手をかざす
「………ありがとうございます」
風花がお礼を言うと彼は三体の首を片手に持ち立ち上がるそして風花に背を向き何かを発する
「………《 ―― 》」
その言葉が耳に入った瞬間に風花の意識は薄れていった。彼は光輝のいる教会へと歩いて行く三体のエイリアンの首を抱え




