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案内してもらって来たけど、広いな。よくアニメやマンガで見る礼拝堂って感じがする。中央にはよく女神像とかがあるけれど、そこには龍の像があるくらいで、他はほとんど変わらない。


「よく一人で管理してるよな」

「私のために作ってもらった場所なんですから、私が管理するのは当然ですよ」

「あのときは大変でしたからね。シェルシエラをここに留まらせるために急いで作って、そのあとすぐに一部を除いて出入りを禁止して」


一人の天使のためにそういうことするって相当だよね。おっとり系かと思ってたけど、意外とお強い方でしたか。


「一部の天使は自分だけの主がいるんだよ。こいつの場合はリリー。ルシファーならヴァーミリオンだったりする」

「契約ってことですか?」

「契約とはまた別だな。こいつらは主の魔力でできた疑似生命体。主の魔力が供給される限りいくらでも復活できるんだよ」

「七大天使はほとんどそれだから新しい顔を見ないのよね」


ただでさえ長寿なのに、主が死なない限り生きてるのか……。ルシファーさんとかはそれこそヴァーミリオンが主だし、死ぬことないじゃん。


「死なないはずの奴ら、二回は死んでるんだよな」

「一回目はノーカンだから」

「それでも二回だよ」

「今回は寿命で死にたい」


ずいぶんと物騒な願いだね。もうその心配はないよ。よかったね。


「今生きてる【概念】はシア以外大戦期に一回生き返ってるよね。あいつら元気なのかな」

「何人かは外交先で見たぞ」


ちゃんと転生してるんだ。都合のいいように使われるって考えるとやだやよねぇ。


「二人が珍しいだけだとは思うよ。他はヴァーミリオンのことフル無視らしいし」

「嫌われてるわね」

「好き嫌いはっきりしてるからな」


極端な人たちが多いんだな……。






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