表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
222/230

222.




遠くから走ってきてる、というか飛んできてる人は一直線でラテさんの前まで来て抱きつき、勢い余って二人で倒れた。


「なんで勝手にいなくなるんですかぁ!」

「重いから、一回退いて!」


ラテさんが起き上がると後ろにピッタリくっついた。この人男の人かぁ。そして大きいな。身長いくつよ。


「帰ってきてくださいよぉ……」

「一人でできるでしょ。あと、みっともないから泣かないの」

「でも……」

「でもじゃない。自分の年齢考えなさいよ」


ラテさんが年上に見えるけど、言い方的にたぶん年上か同い年なんだろうな。あれだ。犬系男子ってやつだ。


「……あぁ。あのときのいじめられっ子か。ラテが引き取ってたんだ」

「自分より二十以上年上を引き取るっておかしいでしょ」

「精神年齢的にセーフ」


ずいぶんと歳が離れてるご様子で。こっちだと気にならないくらいの差なのかな。


「私とクロくんくらい?」

「それより少し下じゃないかな」

「二十五歳差だっけ」


何その歳の差……。こっちだと普通なの? 人だとかなりじゃない? てかよく親は許可したね。


「普通に四十歳差がありますからね……」

「幅広いね」

「元々長寿なのに加えて老けたりしないからな。気にする奴の方が少ない。アディッサだって軽く億超えてるぞ」

「俺らの周りはだいたいそうだろ……。俺たちが死んだのが何億年前だよって話だし」


そういえば、神話ってめちゃくちゃ昔のやつだもんな。というか、たぶんうちの国ができたのがリリアナたちが死んだ頃だよね。


「リフィアからの頼みであの森の人たちを守りたかったんですけど、そのときから頑固でして……。ちょうどとあるバカが人間と恋に落ちたので、国作れって言ってそこに入るようお願いしたんですよね」

「国の設立の裏側がそれですか……」

「よく戦争中の下でそんなことやったね」

「誰かさんが呪い振り撒いたおかげで戦争終わったぞ」


リリアナがもう災厄レベルのことしてない? 被害出しすぎでしょ。神族だからなのか元【概念】だからなのかどっち。


「バカ真面目で影響されやすいから」

「単純に素直すぎなんだよな」

「ジンたちのせいで暴言覚えたときはどうしたものかと思ったよね」


うん。話逸らした側が言うセリフではないけど、その人放置してて大丈夫? 泣いてますけど。


「放っておいていいんじゃないですかね」

「……虐待?」

「パワハラでしょ」

「違うから」


マジでこの人喋らないし、なんなんだろ。てか、メルフィアスさんたちに挨拶しないのはどうなの? 自国の皇族だよ?






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ