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というか、魔帝は何をしに? 特に何もないのに顔を出したとは思えないし、そこまで暇ではないだろうし。
「さっさと帰れよ。つか何用だよ」
「愚息のせいで見れなかった孫娘の顔を見に来たが文句あるか?」
……私目的でしたかぁ。いや、あの、んー……。一切記憶ない上にそもそも産まれてないから私知らないし、二人の面影ゼロなんですが。
「それと、現七大悪魔も大戦期七大悪魔たちの国家間行き来に関する書類と権利書です。こちらの判は既に押してありますので」
「手際がいいねぇ」
「失くさないでくださいね」
「さすがに失くさない」
リリアナは失くさなそうだけど、ちょっと不安。てか、そういうのって渡していいものなの?
「あー、七大悪魔って国管理だもんね」
「天使もそうでしょ?」
「そうですね」
「……あれ、お前七大天使じゃないっけ」
「お前らと違って許可取ってんだよ」
王太子殿下はそうだろうけど、ラテさんは取ってるでしょ。じゃないとバレたら大変だし。
「……ラテ?」
「いや、まぁ……。あの人なら事後報告でもいいかなって」
「あの人にバレてなければいいのよ」
「一回天界に行って、シェルシエラたちの書類取ってこようか」
リリアナがすごく行きたくなさそうだけど、あなたは行きなさいよ。そんでもって天帝に会ってきなさい。
「ついでにお墓参りもするよ」
「ちょ、引っ張らないで……。ラテさん? ラテさん!?!」
リリアナの意思ガン無視で捕まえるラテさん。目がマジだなぁ……。まぁ、親子の会話はあった方がいいしね。
「言われてますよ」
「お前まず姪とまともに話したことあんの?」
「……多少は」
心配になるんだけど、本当に大丈夫かな……。てかリリアナは公爵とちゃんと話して。お願いだから。
「アザリア」
「はいはい。私は移動手段じゃないんだけど」
「あとで血やるから働け」
「それでいいのか、七大悪魔」
「昔から対価やらないと働かない奴しかいないからいいんだよ」
王太子殿下、顔を逸らさないでください。ラテさんも目を逸らさない。あなたたちもなんだかんだ問題児だな?
「最上位種族はだいたい問題児でしょ」
「自覚あるなら問題起こさないように努力してもらっていいかな?」
「悪いとは思ってるよ」
反省はしてないみたいですけども。いろんな意味でリリアナが一番迷惑かけてるんだから反省しなさいよ。
「だって私のせいじゃないもん」
「反省しろ」
「大量殺戮した人の方が反省すべき」
「大戦期の奴らだいたいそうだろ」
反省するレベルがおかしい件については触れないんですかね……。




