表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
209/230

209.




アディッサさんいたら王太子殿下並みに怒ってそうだよねぇ。


「私の妹になんか文句あるワケ?」

「夜中に押しかけてくること以外はねぇよ」


妹ってことは、この人アディッサさんのお姉さん? 声高いし、スカート履いてるし。よくよく見れば似てるなぁ。


「あはは。皇女様たちよりこっちが先かしら。魔界序列六位、七大悪魔が一人【色欲のルクスリア】淫魔・吸血鬼種長、アザリアよ。シエルの契約者であるアディッサは私の妹なの。よろしくね」

「姉妹揃って美女……」

「アザリアは男だぞ」

「え?」


いや、身長は高いけど、そういう女の人もいるし、普通に見た目も女の人だよ? 声も男の人にしては高いし、喉仏も見えないんですけど。


「淫魔の主な能力は幻影だ。こいつのは女装。第三と同じだ」

「一緒にしないでくれない?」

「女装なんて酷いなあ」


そう言えば、第三魔術師も女装だっけか。魔法があるからか、女装のレベルが高いよ……。ボイチェンみたいに声変えてるってことだよね。なんか、身長が高いと声が低いって聞いたことあるし。


「この際だから、先に自分たちの紹介しますか? どこぞのバカの説明にもなりますし」

「社畜がなんか言ってんな」

「仕事が増えた理由は大半がお前だよ」

「研究職に研究させないくらい仕事回してる上が悪いでしょ。……そう言えば、私らの上こいつか」


ゼクトって、結構地位高かったんだ……。同じ七大悪魔とかなのか? それにしても立場が上って相当な気がするけど。


「上から言ってけば?」

「俺じゃん……」

「ゼクトくんなんだ……」

「一応序列二位」


……それ、ヴァーミリオンより高くない? あれ、私の記憶違い? ゲームでもヴァーミリオンって確か序列三位って言ってたよ?


「……魔界序列二位、七大悪魔が一人【強欲のアヴァリティア】魔皇子、ゼロニクルだ」

「クロくんはあとで説教だから」

「今言う必要ありましたかね、リリーさん」

「思い出したから仕方なし」


クロくんって、どこかで聞いた呼び方だな……。あの時空の歪みであった人も、確かクロって名乗ってたよな。


「あぁ、それがこれですね」

「……え、ゼクト?」

「正確には、クロくんが私たちに残していた魔力の残滓ですね」


分からん分からん。何がどういうことよ。そしてリリアナは平然と受け入れてるのはどうして。


「まぁ、クロくんだし」

「……黒だからクロくんじゃないよね?」

「黒だからクロくんだけど文句ある?」


ネーミングセンスはなかったらしい……。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ