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202.




協力してもらえるかは分からないけど、やれることはやるべきじゃないの?


「……やりたくねぇ」

「なんでそんなにやりたくないのか分からないんだけど」

「リリーの保護者どもからの説教」

「何したの……」


そしてその言い方だとリリアナの保護者かなりいるな? てか、まずシティアル公爵に何したか言いなさいよ。


「今回は何もしてない」

「なんで天帝がやらかしたのに同じことしたのか聞きたい」

「一応合意だからセーフ……」


本当に何したの……。てか、合意って何。本当に話がこんがらがるんだけど、結局何?


「やれるだけやれよ。できなければ魔界に送りつけて制圧する。モタモタしてるとこっちが全滅するぞ」

「え?」

「そろそろ太陽と月が被る。そうなりゃあの子どうにかするのは無理だぞ」


太陽と月が被るって、なんともありませんけど。何かの魔法用語?


《月というのは普通では見えないものなのです。ですが、既に半分ほど重なっています。急いだ方がよろしいかと》

「その月って私たちは見えないんですか?」

《あなた様ならば見えるかと。目に魔力を集中させてください》


私なら見えるって何。やるけどもさ。目に魔力を集中……。分散するのが嫌だから、右目に集める。これでも見えるはずだし。その状態で上を見れば、先ほどまでなかったはずの禍々しい月が、半分ほど太陽に重なっていた。


「これ、重なったらどうなるの?」

「まぁ、リリアナ嬢は確実に死ぬな。あの状態じゃ力を維持できずに身体が崩壊する。すぐ再生はすらだろうが」


どっかの全身黄緑の宇宙人じゃないんだから無理でしょ。あの宇宙人も別にすぐ再生できてるワケではなかったはずだけども。いや、それはどうでもよくて……。


「……カトレア、フェンリル連れてリリーのとこまで降りろ」

「は!?」

「俺らの魔力じゃ跳ね返される」


いやいや、なんで私なの。それこそ先生たちでいいでしょ。この中で一番リリアナと縁がない私がやるのはないでしょ。


「お前の魔力なら跳ね返されることはない」

「なんで断言できるの。もし跳ね返されたら……」


説明してよ。なんで私なの。血縁者のシティアル公爵やユラエス、リオくんの方が共鳴って部分なら強いでしょ。龍とは戦うのが禁止でも先生やメルトさんだってできる。なのになんで


「……時間ないぞ」


聞きたいことはたくさんある。けど、時間がない。やるしかないの?


「……やるけど、絶対あとで答えてよ」

「分かってる」






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