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その一

 

 天方(あまかた)新十郎(しんじゅうろう)は驚いた。気がついた時には川原に突っ伏していたのだ。

 辺りに剣呑な気配がないか、気を尖らせながら、顔を上げた。身に染みついた警戒だったが、日頃は江戸に住まう小人目付である自分が、何故こんな山中の長閑な川縁にいるのか思い出すには、暫く時が必要だった。

 ――そうだ。目安箱に入れられていた訴えの真偽を確かめに、旅の一座に七之助ともぐり込み、目的の村の近くまでやって来て……山賊に襲われ、一座の者には裏切られ……

 崖から落ちたのだ。途中に生えている木をつかみ、落下速度を落としたが、無傷では済まなかった。その後の記憶ははっきりしない。

 川原に突っ伏していたのは新十郎だけだった。

 ――七之助はどうなったのだ?そう簡単に殺られはしないだろうが……

 そっと上体を起こしてみた。仕立ててまだまもない、遠くからは薄紫に見える小紋の着物はあちこちがひどく汚れていたが、少々ほつれているだけで済んでいた。三味線もすぐ横にあった。見た目には大きな損傷がない。問題は顔と頭だ。

 新十郎は四つん這いになってそろりと川面を覗き見た。

 島田に結っていたはずの髷は崩れ、顔は白粉が所々剥げて無惨だった。

 思わず袂と懐を探る。手拭いも、二重に包んでいた白粉を入れた袋も、紅を塗りつけてある貝も、眉墨も刷毛も筆入れも、剃刀も無事だった。小柄も帯に挟まっている。

 新十郎は心底ホッとした。

 辺りに誰もいないことを確め、川の水を使って一夜のうちに生えた髭を素早く剃り、白粉と紅を塗り直し、眉を整えた。手慣れたものである。

 後ろに人の気配がしたのは、化粧直しがほぼ終わった時だった。慌てて仕上げ、手拭いを被る。

 足音は二人分だった。話しながら近づいてくる。一人の足音は軽い。

 大人と子供だろうと、新十郎は見当をつけた。子供はもちろんのこと、大人の方にも殺気はなく、少なくとも敵ではなさそうだ。

「もうし、大丈夫かね?」

 声をかけられ、新十郎はゆっくり後ろへ振り向いた。

 二間(約3.5m)ほど離れたところに色褪せた藍色の着物を尻端折りした三十くらいの日焼けした逞しい男と、同じような色の着物を着ている、男に似た七、八歳くらいの男児が立っていた。

「あ、はい。大丈夫でございます」と言って立ち上がろうとしたら、右足首に痛みが走って立てなかった。

「っつぅ~……」

 思わず新十郎は足首を押さえて呻いた。

「足を挫いたみてぇだな」

 男が近づいてきた。

 新十郎は足首を隠した。

「恥ずかしがらなくても……と言いてぇが、こんなおいら達じゃ無理ねぇか」

 男は目の前でしゃがんでそう言った。

 脚を隠したのは、もちろん恥ずかしがったのではない。男だとばれないように、である。

「大丈夫でございます」

 新十郎は三味線を柄が折れないことを祈りつつ、杖にして立ち上がろうとした。

 すると、新十郎が三味線を川原に突き立てる前に、男はさっと腕を新十郎の背中と膝の下に回し、「よっ」と短い掛け声であっさり新十郎を持ち上げた。

 これは新十郎にとってかなりの衝撃だった。化粧も女装も大好きだが、侍としての、男としての矜持を忘れたことはない。大半の人には矛盾して聞こえるだろうが、それが新十郎の心持ちだ。

 早い話が、こんな風に抱え上げられるのは嫌なのだ。

 動揺しながらも新十郎は男だとばれないよう祈りながら身を固くした。こんな田舎では女装した男は受けが悪いと思ってのことだ。

「とりあえず、うちへ来なせぇ。四、五日で足はよくなるだろうさ。なんにもねぇけど、部屋は余分にあるでな」

 男はそこまでを新十郎に向かって言い、次に男の子に向いた。

「さ、たつきち、うちへ戻るぞ」

 男は気負いも怪訝も感じさせず、川原から歩いていった。行く手に黒い馬が引く荷車が見えていた。

 男は荷車の荷台へそっと新十郎をおろした。

「あの……」

 三味線を抱えて固まったまま、新十郎は何か言わなければと口を開いたが、言葉がうまく出てこなかった。

「この村に医者はいねぇんだ。けど、薬草はいっぺぇある。挫いたくれぇなら、自分らで治せる」

 男は馬の横に移動し、馬は車を引き始めた。後ろには「たつきち」と呼ばれた男の子がついた。


 新十郎は荷台の上で横座りして辺りを見回した。

 暫く進むと道の左右に田畑が広がり始めた。田んぼの稲は実りに頭を垂れ始めている。あと一月ほどで収穫だろう。

 遠くには山が連なっている。ここは山あいの村だ。一番近い村とも、この辺りを治めている代官所とも三里(約12km)ほど離れている。一見ではなんの変哲もない農村だ。ここに本当に密告されたような秘密があるのかと、訝しくなる。

 たつきちがちらちらとこちらを見ている。好奇心の目だ。こんな厚化粧を見るのは珍しいだろう。

 新十郎はからかいたくなるのを我慢し、笑みを浮かべた。

「坊やはいくつ?」

 たつきちは目を見開いた。声をかけられるとは思っていなかったらしい。

「八つ……おば……おねぇさんは何であんな所にいたの?」

「おばさん」と言いかけて「おねぇさん」と言い直すとは、躾が行き届いているなと新十郎は思った。

 八つならば、新十郎の長男、竹太郎よりひとつ上なだけだが、竹太郎なら「おばさん」と言いきってけろりとしている気がする。

 顔つきといい、身体つきといい、たつきちは竹太郎よりかなりしっかりしていそうである。これは帰ったら、我が子を教育しなおさねばならないと、新十郎は思った。本来なら(この時代には)、男の子は父親が教育をする。新十郎は小人目付の職務の多忙さに竹太郎の躾が妻任せになっていることを少しばかり反省した。少しばかり、である。


「山賊に襲われて、必死に逃げてるうちに崖から転げ落ちて……」

「山賊って、山嵐?」

「やまあらし?」

「連中はそう言ってるんだ。自分たちのことを」

「山嵐という山賊がこの辺りを根城にしてるの?」

「うん。時々村にも降りてくる」

「村人を時々襲うの?」

 たつきちはかぶりをふった。

「この村は襲わないよ。時々村にやってくるのは山嵐の二番手がここの生まれだから」

「つまり、時々生まれ育った家にやって来てるってこと?」

 たつきちは頷いた。

 ――それが密告されたこの村の秘密だろうか?

 しかし山賊のことだけならば、ここは天領、公儀である幕府の直轄領だから、密告する相手は代官だ。今回、わざわざ目付方に密告してきたのである。確かに盗賊が野放しになっているのは代官の怠慢だ。怠慢でなく野放しにしているとしたら、考えられることは、その山賊に代官か、代官に繋がる人物が絡んでいるということだ。そうなると、悪事を暴くのは簡単ではない。

 新十郎が真面目に探索のことを考えている間に荷車は親子が住む家に着いていた。

 男がまた新十郎に向いた。

 新十郎は「大丈夫です。一人で降ります」と言って荷台から下りようとしたら、なんと、たつきちに足を押さえられた。

「ダメだよ。無理しちゃ」

「そうだ。無理しちゃいけねぇ。すぐに治るものが下手したら、治らなくなる」

 新十郎は屈辱感をこらえ、再び男に抱えられた。

 そもそも、山賊と戦ううちに崖から転げ落ちたのが、悔やんでも悔やみきれない、しでかしてしまった不覚だ。

 そのために足を挫いてしまった。

 それというのも、旅の一座が山賊と通じていたからだ。四方八方敵だらけでは、一刀流免許皆伝の新十郎も、後輩の安生(あんじょう)七之助も、逃げるしかなかった。

 ――あやつら、このまま捨て置きはしない。

 新十郎は固く誓っていた。

 ――足の怪我が治ったら……今度は奴らに泡吹かせてやる。



 親子の家はこの辺りの農家の一般的な、茅葺の大きな平屋だった。馬小屋と厠が平屋のすぐ外にある。

 平屋は半分近くが土間だ。三つある部屋はすべてが板の間で土間に面している。真ん中の部屋が一回り大きく、真ん中に囲炉裏があった。幅半間くらいの上がり框が三部屋の前を貫いていて、その下に壺が数個置いてあるのが見えた。漬け物だろうと新十郎は思った。

 男は新十郎を入り口から一番奥の六畳ほどの部屋にそっとおろした。板の間で部屋の真ん中辺りに筵が敷いてある。二つある明り取りの小窓は、どちらも少し開けられていた。

「ありがとうございます」

 新十郎はおとなしく女振りで礼を言った。

「薄いけど、茶を飲むかね?粟飯、食べなさるかい?」

 確かに喉が乾いていた。腹も空いている。

「あ、はい。わたくしのようなものに恵んでくださるのでしたら……」

 新十郎は、自身のような者がこうした田舎でどう見られるか、よく承知していたから、あくまでも控えめな言動を心がけていた。

 男は椀を二つ上がり框に置いた。ひとつには粟飯、ひとつには茶だ。それから上がり框の下に屈み、立ち上がった時には梅干しを一つ箸で摘まんでいた。それを粟飯の上に乗せた。

 上がり框の下にあった壺には、少なくともそのひとつには、梅干しが入っていたのだ。

「ろくなものはねぇけんど、辛抱してくれ。おいら達はまた畑へ出かけて、(けぇ)ってくるのは夕方になる。粟飯と梅干しはたっぷりあるけん、好きな時に食べるといい」

「どうぞお気遣いなく。ここで休ませていただけるだけで、充分でございます」

 百姓、農家は作った米のほとんどを年貢や仲買に売り渡し、自分達はごく僅かしか食べず、麦や稗、粟を中心に食べている。しかしその食生活は白米を食べるよりも栄養面では優れていて、農家では江戸でみられる病気、「江戸煩い」(脚気)になる者はいない。

 新十郎は探索で農村や漁村へ行く度にその事実を目の当たりにし、「江戸煩い」とは贅沢病なのだろうと思っていた。


 戸を閉めようとする男に新十郎は声をかけた。

「あの、お名前をお聞かせください。わたくしは()()と申します」

「はは、なめぇを言ってなかったか。おいらはともきち。友達のともに吉凶のきち、息子はたつきち。たつは辰年のたつだ」

 友吉はきっちりと戸を閉めた。

 親子の話し声が遠ざかる。

 畑へ行く途中だった二人は、新十郎のためにわざわざ家に引き返してきたのだ。そうして見知らぬ他人を家においてさっさと出掛けた。

 新十郎は驚いていた。

 ひとが好いのを通り越してあまりに不用心である。田舎だからこそ、見知らぬ人間には警戒するものだ。

 取られるようなものはないし、見知らぬ人物は足を怪我しているから、逃げることはできまいと考えてか。

 悪人と対峙することの多い新十郎は、素直に友吉親子の言動を親切だけと解釈できなかった。密告のこともある。密告の真偽だけでなく、新十郎達は密告者を突き止めることも言いつけられている。

 新十郎は粟飯と茶を飲み込むようにあっという間に胃の腑に納めると、四つん這いで壁に向かい、明かり取りから外を窺った。竹林が見えるだけだった。

 気配の有無から周囲に誰もいないと確信し、新十郎は明かり取りの下に片胡座で座った。

 右足首が腫れてきていた。数日はおとなしくしているより仕方がない。

 昨日からの出来事を思い返しながら、新十郎は崩れた島田をほどき、肩口でひとまとめにする髪型にした。髷を結うのに遣っていたかもじ(付け髪)、紐や簪はまとめて手拭いでくるみ、部屋の隅に置いた。

 全くもって悔しい限りだった。

 女装好きの新十郎だが、決して一般に女装好きから連想されたり、思い込まれているような性格はしていない。控えめな性格ではないし、相当な負けず嫌いだ。その自覚がある。


 生まれたときに小さかった新十郎は、幼少期もずっと近所の同年代の子ども達の中で小柄な方だった。しかし、同年代に喧嘩で負けたことはない。三歳年上の図体のでかいのに負けた時は、五日後にきっちりお返しをした。

 数えの十歳から通い始めた一刀流の道場でも新十郎はあっという間に頭角を現し、先輩を負かしていった。

 女装も元は探索のため、やむを得ず行ったのが最初だ。嫌な、思い出したくない探索だ。その嫌な思い出に負けるのが嫌で、かえって女装の技に磨きをかけ、ひっかかってくる相手をからかい、その弱みを握って利用することに楽しみを見いだした。そんな新十郎の手管に引っ掛かった一人が上司の上司である目付にいる。

 ――その俺が山賊に追われて足を挫くとは……

 探索を進めるのも難しくなってしまった。

 七之助の無事を祈るしかない。



「おしんさん、おしんさんはいるかね?」

 女の声がした。

「友吉さんから、膏薬を届けるように頼まれてね。足を挫いたんだって?」

 新十郎は「おしん」が自分のことだとはすぐに気づかなかった。あ、俺のことだと慌てて「はい、ここにおります!」と作り声で返事をし、片胡座から四つん這いになって部屋と土間の間仕切りである腰高障子へ向かった。その動きにも右足首に痛みが走った。

 障子を開けると、そこには大柄な中年の女が手に風呂敷包みを持って立っていた。背丈は友吉とほぼ同じくらいで、新十郎より三寸(約9㎝)近く高いだろう。農村の女達の多数派の、化粧を全くしていない日焼けした顔だ。着物の袖は肘のあたりまでしかなく、そこから延びた腕も力強く日焼けしている。

 女は新十郎を見るなり目を見開いた。

「おやまあ、驚いた!えらい厚化粧だけど、綺麗だねぇ。お人形みたいだ……友吉さん、惚れたかね、くっくっくっ」

 新十郎は男だとバレることを恐れたが――正確には、男だとばれて「なんだこの変態」とこの村から追い出されることを恐れたが――女にそうしたことを気にした風は全く見られなかった。

「おらはろくっていうんだ。隣に住んでる。隣っても三十間(約55m)は離れてるけどね。ほら、これを挫いたところに貼るといい」

 女は何かを塗ってある笹の葉と黄ばんだ晒を風呂敷の隙間から取り出し、差し出してきた。

「それから、これは着替え。おらの上の娘のだけど、たぶんちょうどいいくらいだろうって。友吉さんが。今着てるのはおらが洗っておくよ。後でまた来るから、その間に着替えといとくれ」

 そう言って、ろくは風呂敷包みを上がり框に置いた。

「そんな……着物を洗っていただくなんてご迷惑はかけられません」

「単だから、それほどでもないよ。袷になると厄介だけどね。怪我人は汚れたのを着てちゃいけないよ」

「ご親切、誠にありがとう存じます」

 新十郎は深く頭を下げてから、差し出された笹の葉と晒を袖から指先だけだしての両手で受け取った。

 その間、ろくという女はじっと新十郎を見つめていた。

 新十郎は男だとバレたと思った。

 当然と言えば当然だが、女は女装している男をすぐに見破る。男の方が騙しやすい。

 新十郎はうまく化けるために男女の身体的な違いをごまかす工夫をしてきたが、その分、限界をよく承知している。従って、すぐにバレることを前提に、女の前では男の前よりもさらに控えめになる。

「他に何か欲しいものはあるかね?」

「今のところはなにも。大丈夫でございます」

 ろくは三味線に目をとめた。

「弾けるのかい?」

「はい。わたくしの生計(たつき)でございます」

「踊りは?」

「時々躍りを披露することもございますが、大抵は宴で三味線を弾き、歌を歌います」

「芝居は?」

「芝居はいたしません。役者ではなく芸妓です」

 ある意味では、今、やってることは立派な芝居だと思いながら、新十郎は「しん」、芸妓名「新弥」として答えた。

「ふうん。芸妓か……お江戸や大坂には多いらしいねぇ。足が治ったら、ひとつ、唄を聞かせてもらいたいね」

「お礼として喜んで」

「昼過ぎにまた様子見に来るつもりだけど、急な用がある時は太鼓を叩いとくれ。隣っても遠いからね」

「太鼓?」

 ろくは入り口の脇を指差した。

 確かにそこに思いの外大きな太鼓があった。この村では太鼓を合図に使っているらしい。

「あ、あそこまで行くのが大変だね」

 そう言うと、ろくは太鼓に近づき、ひょいと左手だけで持ち上げた。ほぼ同時に右手は戸棚に置いてあった鈸を掴んでいた。

 新十郎は少なからずたまげた。ろくは同じ体格の男並みに力持ちだ。自分と同じくらいか、ひょっとしたら、自分より力があるかもしれない。

 ろくは太鼓と鈸を上がり框の壁際に置いた。

 新十郎は大袈裟なくらいの女振りで礼を言い、平伏した。

「太鼓は叩けるよね?」

「はい、このような大太鼓を叩いたことはございませんが、もう少し小ぶりなものは何度も……」

 さらにろくはそこそこ大きな陶器の器を持ってきた。新十郎はそれがおまるだと気づくのに少し時がかかった。生まれた我が子のために自身で用意した覚えがなかったら、全くわからなかったかもしれない。

 ――そりゃ必要だよな……

 厠は外にある。この時代では、外になくても、臭い対策で厠は家の端の方にあるから、足を怪我したら、用を足すのが大変だ。

「遠慮はいらないよ。女同士、困ったときはお互い様。友吉さんには言えないことも、おらには言えるだろからね」

 新十郎は己の耳を疑った。

 この時の新十郎の驚きときたら、天変地異が起きた時の次くらいの大きさだった。その動揺を隠せた自信もない。

「は、はい……」

 言葉も続かなかった。そんなことは記憶にある限りでは初めてだ。

 ろくはそんな新十郎の様子を気にした風もなく、「この戸は閉めとくからね」と、土間の入り口になる、表の引戸を閉めて去っていった。


 新十郎はしばらく呆然としていた。

 それから、ろくには男とバレたと思ったのに、これはかえってやりくいぞと腕組みをした。

 ――本当に気づいていないんだろうか?……担がれている?

 そこで、やっと気がついた。

 今、自分に一番必要なのは、杖だ。杖があれば厠に一人で行けるのはもちろんのこと、探索も少しは進めることができる。

 ――俺としたことが、かなり動揺しているな……

 新十郎は軽く頭を振った。

 この度の探索の相棒である七之助が無事であり、この屋に新十郎がいることを突き止めてくれることを願った。






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