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魔導兇犬録:脱大者  作者: HasumiChouji
第一章:太陽の下で
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特務機動隊小隊長 木村正隆 (8)

 シン日本首都内に不法入国者を招き入れようとしているクズどもに気付かれないように、現場までは一般車両に偽装したバンで移動。

「ああ、クソ、少し休んでから……」

「おい……」

 部下達の無駄話に多少のイラつき。

 そのイライラを自覚した直後に、こんな時こそ冷静になれ、と自分に言い聞かせる。

 移動の途中で、空が曇り始めた。

 そう言えば……朝から、晴れているのに、妙に湿度だけは有った。

 「地球温暖化」なんて()()()()を信じてる訳じゃないが……たしかに、ここ何年か、どんどんゲリラ豪雨や台風による被害は酷くなっている……気がする。

 でも……「地球温暖化」が()()()()()()()で……シン日本首都の与党である「獅子の党」により日本は世界有数の経済大国・技術立国として、あの富士山噴火による災禍から不死鳥のように復活したとのが事実である以上……逆に、台風その他の自然災害を受けた地域の復興が遅れるというのは何か変だ。

 これは陰謀論なんかじゃない。何か、俺が見落してる事実が有るのなら話は別だが……マトモな頭を持っている者なら、歴然たる事実から容易に推測出来る事実だ。

 やはり、台風・地震などの自然災害による被害を受けた地域で、「関東難民」を装った不法入国者の不逞外国人達が破壊工作を行なっているという噂は本当なのだろう。

 出る杭は打たれる。世界をリードするシン日本を妬む国は多い。

 だが……シン日本首都政府が開発中の「シン天皇」が完成すれば……このシン日本が全世界の全ての国々を正しく導き、人類史上最初にして最後の全地球規模の恒久平和を実現する事も不可能では無い筈だ。

「一〇分以内に現場に到着します」

「全員、装備を最終確認」

 俺は、部下達にそう命じた。

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