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愛してた…かもね  作者: りゅーりゅー
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駄文とはなりますが、悲恋ものがお好きな方には楽しんでいただけると思います。

目の前にいる、昨日まではなんの気兼ねもなく愛してた人へ目線を向け、ねぇ、と呼びかける。ん?って首を傾げながら此方を向く愛おしかった人へ、一言、言うために息を吸う


「別れて欲しいの」


私を凝視して、それから静かに涙を流す貴方を見て、胸が凄く痛んだ。けれど、とても嬉しかったな。


「…わかっ、た…ごめん…泣いてしまって…」


私だってきっと涙ばかりで、嫌な女にしか見えないだろうに。貴方が謝るのは違うじゃない。でも、そんな優しい貴方だから大好きだったの。


「ごめんね。いきなり。」


早く私のことを忘れてね…


「んーん…それだけ俺に不満があったんでしょ?玲衣(れい)は何も悪くないよ」


優しすぎるんだよ…春翔(はると)は。だから、一緒にいるのが辛いんだ。




優しい貴方が大好きだったけれど、大嫌いなの。



愛おしいほどに憎らしい、とはよく言ったものね。

次のお話はこの時点の春翔目線となります。基本的には玲衣→春翔→玲衣 と交互になると思われます。

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