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第二夜

 今日もまた、眠れない。そんな気がするだけなのか、それともほんとうに眠れないのか。わかるのは、今この瞬間も、時間を削っていると言うことだけ。

 それでは、削る、ということについて考えてみよう。私は削る、と聞くと真っ先に鉛筆を思い出す。なぜならば私は、えんぴつを愛用しているからた。


 えんぴつはいい。さらさらと川を流れていく落ち葉のように、考えをそのまま記していくことができる。シャーペンやボールペンなどとは違う、素朴で力強い字を生み出せるあの道具が、私は好きなのだ。


 このようにデジタルで文を綴るというのもなかなかたのしい。しかし、えんぴつというアナログな手法をとることによって、外ではなく内側の、心の中をうかがえるような気がする。デジタルは、つねに誰かに調整されながら自分というものを彫り込んでいくように思える。一方でアナログは、書き込む紙も、書き込むための筆も、自分で選ぶ。自分で決める。

 自分が、自分のためだけに書く。それこそが、アナログの醍醐味だと思う。


 と言いつつ、私はいま、デシタル手法で文を綴ることがおおい。どうすれば良いのだろうか。今日は、いいや眠れない日々は、どちらかというと筆が進まないことが多い。

 明日は書けますようにと、祈ってみよう。千文字超えますように、と。

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