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兄からの告白
「好きだ」
「へ?」
急に言われた告白。
それは私の兄からだった。
す・・・き?
どういう意味?
「冗談言わないで!!」
私は起き上がる。
「冗談言うわけねーだろ」
私が見てる隼人兄ちゃんの目は真剣だった。
・・・やっぱり本気なの?
私は俯く。
「ははっ・・・。やっぱ無理だよな。俺ら兄妹だし」
「ごめ・・・んなさい・・・」
私の目からはなぜか涙が流れていた。
それを見た隼人兄ちゃんは動揺する。
「いやっ!その!な・・・泣くなよ」
私を泣き止ませようと必死で優しい言葉をかける。
だけど私は涙が溢れて来て、泣き止みたくても泣きやめられない。
「・・・」
急に黙り込んだ隼人兄ちゃん。
どうしちゃったのかな?
と思っていると、肩を掴まれ、隼人兄ちゃんに抱き寄せられた。
「はや・・・!?」
「シ!。黙って」
「ン・・・」
私は黙った。
・・・隼人兄ちゃんの胸の鼓動が聞こえる。
私の耳、隼人兄ちゃんの心臓の近くにあるよ。
すごく聞こえる・・・。
隼人兄ちゃんの心臓・・・、トクントクンッて脈うってる・・。
私の心臓と同じだよ。
あれ?
私は自分の頬に触れてみた。
・・・熱い。
なんでこんなに熱いの?
抱き寄せられてるから?
それとも・・・。
お兄ちゃんが好きだから?




