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卯田くんとおにぎり  作者: 王石 勉
第1章:卯田くんとおにぎりと夏休み
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卯田くんとおにぎりとにく

(´・ω・`)…。


レジに進む。僕と親父。

なぜか、レジを打つ店員がほっとした顔だったのが印象的だった。

どれだけ売れて無かったんだ?

なお、知らない間に”山潰したネジを廻す専用ペンチ”がレジのカウントを通って親父を睨んだが、親父は目をそらして擦れた口笛を吹いてごまかした。

いつの間にカートに入れたんだ?


意外と大荷物になったモノを車に押し込める。

「おーし、しゅぱ~つ!!車に燃料、入れるぞ~♪」

「あー親父?ガソリン携行缶を持ってきてるから飯喰ってからにしない?この暑さに車内にガソリンは怖い。」

「あ?いつのまに?何に使うんだ?」

「バイク用、こんな事も在ろうかと車に積んで置いたのさ!!」

「あ~↑」

「あ、親父、飯喰って、生鮮食品買ってからGASチャージ!あとスタンドはセルフじゃないコトね?」

「何食べる?」

「肉!!肉だろニク!!」

「ここら辺でニク料理って言ってもな~。」

「まあ、良いよ、そこらのファーストフードで済まそうぜ!」

テンションの上がった親父が海鮮一族アニメのナレーションPOIフレーズで答える。

「なんということでしょう?こんな所にカツ丼屋が」

全国チェーンのワンコインカツ丼屋の看板が見える。

「突撃!!」

「よ~し!お父ちゃん大盛り喰っちゃうぞ~♪」

車内の妙なテンションと勢いで駐車場に車を入れる。


「鯖メンチタルタルソースカツ丼だと…、何故ソースを混ぜる?何故千切りキャベツをのせる!?」

「あー、えーっと親父?入り口で止まるなよ?中に入ってメニュー見て決めようぜ?」

親父が店の入り口、風除室の中で、ポップの季節メニューの前から動かない。

店員がお茶とお絞り持ってカウンターの中でスタンバって居る。

笑顔の店員だが”イラッ”としてるのか視線が冷たい。


親父の背中を押して。店内に入りカウンターに座る。

未だ昼食の時間には幾分、早いので、店内は空いている。

ホッとした店員が笑顔で挨拶。

お茶とお絞りを置く店員に、注文は後でと告げる。

メニューを見ながら迷う。

うーむ、カツ丼と言ったら卵とじが正義なのに。

味噌カツ丼はまだ許せるが、ソースお前はダメだ…。白メシにソースなんて…。 (地域性があります)

ご飯の上に千切りキャベツが乗っているのが解らない。全く理解できない。(主人公の個人的な見解です)

ごはんとキャベツはお互いを尊重しあい、それぞれが個別のモノでなければならない。決して混ぜてはいけない、相容れないモノで在るはずだ。(くどいようですが個人的な見解です)

メニューを睨む僕に対して、早々と親父が決断する。

「う~ん、卵とじカツ丼、並。」

「親父?大盛りじゃないのか?」

「流石にこの歳で大盛りのカツ二枚は辛い。」

「そうか…、僕も卵とじカツ丼の並、豚汁とんじるにする。」

「とんじるか~、う~ん、おれも…。いや、やめておこう。」

「ここの、とんじるって赤、白、合わせ、どっちかな?」

「いやーチェーン店だから合わせだろう?」

「いや、ここら(地域)は、白だからひょっとしたらローカライズで白かも。」

「「すいませーん、注文お願いします。」」

親子で、同じ動作で店員を呼ぶ。

直に、カウンター内でスタンバってた店員が出撃する。

「はい、ご注文どうぞ。」

「卵とじカツ丼並、二つと、とんじる一つ。」

「はい、卵カツ並、を、どんぶりで、2。ぶたじる、1。ですね。かしこまりました~。」


「「ぶ、ぶたじるだと…!!」」

思わぬ奇襲を受け、親子で目を合わせ動揺するが、大丈夫!、内陸人はうろたえない。

出されたお茶(冷やしほうじ茶)を飲んで心を落ち着かせる。

しかし、ぶたじるか~。僕は遠くに来てしまったんだな。


なお、豚汁は合わせだった。


(´・ω・`)は、話が進まない。

じつは日常を書くのが苦手…。

あまりの難産ため、新作が…。新作のプロットが!

新木くんの続き書いてたら、主人公の言動が…。混じったorz

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