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※:今回からは、文法を一新して書いていきます。

 

「ちっ…… まいったな…… まさかこんな……」


 暗い室内で、その人物は頭を抱えていた。

 こんなことは初めてだ。

 あり得ないという表情で、コンピュータの画面を見つめる。

 時計が時を刻む音すら、今はイライラを増幅させる要因の一つだ。


 しばらくキーボードを叩いてから、観念したように椅子の背もたれに背中を預け、天井を見つめた。

 だが、すぐに頭を起こすと、再びキーボードを激しく叩いた。


 何かをひらめいた。


「そうだ、あいつらを――」


 カタカタカタ……


 最後にエンターキーを押すと、スピーカーから声がした。


『はい。お呼びですか?』



「あいつらをそちらへ転送する。――始めるぞ」



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