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215/崩落狂声/3


 

 連翹は一心不乱に駆ける。

 ノーラを背負い、街門方面へと。

 潜入していた頃に通った時とは違い、街にはほとんど人気がない。せいぜい、建物の影からこちらの様子を伺う現地人がいるくらいだ。

 そのおかげか、邪魔になるモノはせいぜい足場の悪さくらい。そのおかげで、立ち止まることなく全力疾走することが出来る。

 

「ごめんねノーラ、揺れるけど我慢してね……!」

「いえ、それは構わないんですけど……わたしなんて置いていった方がいいんじゃないですか?」

「まさか! 知ってると思うけど、あたしってだいぶ駄目な奴なの。そんなの一人にしてたら大失態やらかすに決まってるじゃない」


 自虐気味のノーラの言葉を軽口で返しながら、連翹は速度を緩めることなく走り続ける。

 その理由は二つ。


 崩落狂声(テラー・ハウリング)と会って話がしたいから

 そしてもう一つは――ニールの声が途絶えたから。


 レゾン・デイトル全体に響かせてやると言うような大音声。あれが、ある時を境に一切聞こえてこない。

 じわり、と冷たい汗が滲む。声が聞こえてこない理由を想像し、その中でも最悪な結末を予測し――それを振り払うように瓦礫を踏み砕く。

  

(大丈夫、落ち着きなさい片桐連翹。レゾン・デイトル中に響き渡ってたのは囮として必要だったからだし、十分引きつけたから体力の温存をしてる……うん、ただそれだけのはずよ)


 そうとも、あのニールがそう簡単に死――駄目になったりするワケがない。

 だって、カルナが居る、ゲイリーが居る、ミリアムたちやアトラたちだって。確かにニールは真っ先に敵に突っ込んで真っ先に死にそうなタイプだけど、それを止めてくれる人は沢山居るのだ。

 だから大丈夫だとは思っている。あの脳剣馬鹿がそう簡単に死ぬものか。

 だけど、姿も見えず声も聞こえないからだろうか、不安で不安で仕方がない。


(……レゾン・デイトルに行ってる時、ニールが心配だったって言ってたけど……うん、そうね。今ならすごく分かる)


 見えない恐怖、確かめられない不安、そういったモノはどうしたって心の中で膨らんでしまう。

 だからこそ気持ちは急くばかり。自分一人が転移者たちの背後から斬りかかったところで大勢には影響ない、とは分かっているのだが。

 それでも、と瓦礫を蹴り砕きながら進んでいると、不意に心地よい旋律が耳に届いた。

 それは暗い暗い深海へと沈む少女の歌。光り輝く貴方をまともに見れなくて、海の底へとわざわざ沈んでいくと楽しげに、けれど悲しげに歌っている。


「――崩落テラー?」


 外壁の上に視線を向けると、そこに崩落狂声(テラー・ハウリング)が居た。

 街の外を見下ろしながら歌う彼女の声以外には、どこからか聞こえてくる楽器の音色と、魔法スキルの発声とガラスが砕け散るような破砕音が響いている。

 だが、連合軍が反撃する音は全く聞こえてこない。

『ファイアー・ボール』や『クリムゾン・フレア』の炸裂音に紛れ、微かにゲイリーが味方を鼓舞する声が聞こえてくるが、それだけだ。


(そっか、崩落テラーの魔法封印――!)


 恐らく、カルナたちの魔法を封じつつ転移者の魔法スキルで蹂躙しているのだ。転移者の魔法スキルは創造神由来の力で、現地人の魔法とは似て非なるモノなのだから。現地人の魔法だけを一方的に封印することも、たぶん不可能ではないはずだ。

 それでも、ニールたち前衛が奮戦する音が全く聞こえてこないのは疑問であったが、考えている暇はない。

 すぐさま崩落テラーの元へ向かうべく、足を早め――

  

「レンちゃん駄目! 止まって!」


 ――しかし、ノーラの鬼気迫った叫びを聞いて立ち止まる。

 突然呼び止められたことに疑問を抱くが、しかし邪険に思うことはない。

 それはきっと、連翹では気づけ無いことに気付いたのだと思ったから。あのまま接近するとまずい、そう思う何かがあったのだ。

 

「ハンカチで鼻と口を覆ってください! 気休めですけど、たぶん無いよりはマシです」

「わ、分かったけど――?」


 ポケットからハンカチを取り出しつつ怪訝な声を漏らす。

 学生時代の避難訓練を思い出すけれど、これに一体どのような意味があるのか分からない。


「魔法が封じ込められてるだけなら、もっと剣戟の音がしてると思うんです……! 特にニールさんなんて、真っ先に敵陣に飛び込んで剣を振るってるはずでしょう?」


 つまりニールが、あるいは他の騎士たちが近寄れない理由があるのだと。

 だが、それとこれと一体どういう繋がりがあるんだろう――そこまで考えて、ふと思い出した。

 それはレゾン・デイトルに潜入した、その初日のこと。崩落テラーと共に入浴し、脱衣所で翌日お茶会をしようと誘われた。

 その時――ノーラを、現地人を誘いたいと言った時、彼女は確か――


『そっか――ならマスクを用意しないと駄目ねー。普通に話してる分には問題ないんだけど、笑ったり大きく息を吐いたりすると胞子が散っちゃうの』


 ――そんな、言葉を。

 理解が及んだ瞬間、連翹の背筋にぞわりと冷たいモノが走り抜けた。

 

(魔法を封じながら、ハピメアの胞子を拡散してる――ってこと?)


 なんて無茶苦茶な。

 対現地人の集団戦に特化しているとは聞いていたが、想像の上を行く悪辣さだ。


 ――だって、これでは連合軍の皆はほとんど何もできないではないか。


 魔法が使えなければ転移者の数を一気に削ることも、前衛をサポートすることも出来ない。

 そしてハピメアの胞子のせいで前衛の戦士も敵陣深くまで切り込めない。敵を倒す手段が著しく制限されてしまっている。

 唯一の光明は弓矢のような遠距離武器だが――


(そもそも、連合軍って遠距離武器を装備している人、あんまり居ないのよね)


 弓や投石で相手を狙い撃つより間合いを詰めて斬った方が早い、なんてことが出来てしまう大陸最強の騎士が居るからというのもあるが――魔法という高威力の遠距離攻撃手段があるから、弓などはサブウェポン程度の扱いを受けているのである。

 大陸で弓をメインに使う者は、狩人か一部の冒険者、肉体が他種族よりも脆弱で接近戦を嫌うエルフくらいなものだ。

 

 ――ゆえに、崩落テラーの能力から逃れることが出来ない。

 

 優秀な戦士が居て、それをサポート出来る優秀な魔法使いが居て、だからこそ快進撃を続けてきた連合軍だが、現在その強みを全て封じられている。

 ミリアムたちエルフの弓やアトラたちドワーフの鉄咆てつほうはあるものの、あれらはあくまで前衛をサポートする程度の数しか存在しない。対転移者のメインの火力として運用するには、数も質も足りていないのだ。

 連翹の脳内に浮かぶのはカードゲームのロックデッキ。魔法を封印ロックし、接近戦を封印ロックし、何も出来なくなった相手を殴り倒す戦術だ。現地人ではその戦術から脱することは難しい。

 そう、現地人ならば。


「……ありがとノーラ。何も考えずに飛び込んでたら、きっとどうしようもなくなってたわ」


 連合軍の中で、唯一転移者である連翹だけが崩落テラー封印ロックに引っかからない。

 魔法封じの歌は転移者である以上意味はないし、ハピメアの効果だって現地人と比べればずっと薄い。

 そして今、自分たちは敵の背後を取っている――他の転移者に邪魔されず崩落テラーの下へ行けるのだ。


(それでも、なんの対策も無しに行ったらマズイことになってた)


 崩落テラーの口から放たれるハピメアは薬として効果を限定されたモノではない、脳を犯し苗床にするきのこの胞子がそのままばら撒かれているのだ。

 転移者である連翹に状態異常を無効化し効能だけを引き出せるが、過剰な効能を多量に摂取すれば転移者とて悪影響があるかもしれない。少なくとも、思考能力は大きく減退したはずだ。

 そうなれば、皆を、崩落テラーを救うことすら忘却して何か致命的な行動を起こしていたかもしれない。


「……でも、ノーラはどうするの? 崩落テラーに近づくのは危険だし、ここで待っていた方が――」

「いえ、一緒に行きます。現状のレゾン・デイトルの転移者に見つかったら、きっと為す術無く捕まってしまいますから。レンちゃんの後ろで、胞子を吸い込まないようにじっとしているつもりです」


 レゾン・デイトル内に一人で隠れ潜むのも、連翹と共に崩落テラーの方へ行くのも、どちらも危険だ。本来ならどちらも避けたほうが良い選択である。

 だがそれが出来ぬ以上、まだ一緒に居た方が安全だし、不測の事態に陥った時の対処も早い。


「ただ、わたしにやれることがあったらいつでも言ってください。……やってみせますから」


 そう言ってノーラは理不尽を捕食する者デバッギング・ダーリングトニアを掲げた。

 対転移者に対する特攻武装とでも言うべきそれだが、しかし崩落テラーに対して簡単に使えるモノではない。

 ハピメアを吸い続けた彼女は既に末期状態だ。普通ならとっくに死んでいるところを転移者の規格外チートで安定させて以上、それを取り除けば待っているのは確実な死だ。菌糸が嬉々として体内に根を張り、体内で生成され続けた胞子は即座に脳を犯し意識を破壊することだろう。


 そうだ――崩落狂声(テラー・ハウリング)に対し女神の御手(コード・グロリアス)を打ち込めば確実に倒せる。


 なにも難しいことではない。

 連翹がノーラを背負って外壁を駆け上がり、ノーラが理不尽を捕食する者デバッギング・ダーリングトニアから蔦を伸ばし、素肌に触れた状態で奇跡を使うだけだ。

 たったそれだけで、崩落テラーは死ぬ。

 感情さえ抜きにすれば、最適解であると思う。それに間違いはないはずだ。

 だけどそれは、裏を返せば感情が否定してしまう選択であるということ。


「なに――ッ、……うん、頼りにしてるわ」


 感情のままに咄嗟に口から出かけた否定と憤りの言葉を飲み込み、小さく笑いかける。

 彼女の想いとて、連翹と同じはず。叶うのなら説得し、保護したいとも思っているはずなのだ。

 だが、それでもいざという時にはやらねばならない――その覚悟を示した。連翹に、そして何より己自身に。


(アレックスの前ではああ言ったけど――ちゃんと出来るのかしら、あたしに)


 ふと思い浮かんだのは、殺す覚悟云々という物語では定番のワンシーンだ。

 一読者だった時は『敵の前でなにをぐだぐだやってるんだ』と思っていたし、実際連翹はそういうことで悩むことは少なかった。悪意や敵意を放ちながら剣を振るってくる相手に対し、わざわざ優しくしてやる義理もないだろう。

 だが、それでも敵意が無い相手に剣を振るうのは辛かった。こちらに親愛を向けてくる相手ならば、尚更だ。どうしても二の足を踏んでしまう。

 けれど、分かっている。何もやらずに逃げ出したら、きっと後悔するだろうということは。

 

「ふぅ――よし、行くわよ。捕まってて」


 呼吸を整え、小走りで外壁へ向かう。人気の失せた下級宿舎を急ぎ、けれど息を乱さない程度の速度で登っていく。

 幸い、連翹たちを見咎める者はいなかった。

 こちらの存在に気づく転移者も居るには居たが、連翹の黒髪を見て仲間と判断したのか攻撃してくることはない。せいぜい、『今更来ても手柄なんてやらないぞ』と嘲笑われるだけだ。

 だから――

 

「久しぶりね――って程じゃないけど、また会えて嬉しいわ、崩落テラー


 ――彼女の下へ行くことが出来たのだ。

 近くで見ると分かる。ステージの上でライブをしているかのように歌う彼女の姿は、屋敷で出会った時よりもずっとキラキラと輝いているのだと。

 きっと歌うのが好きで、才能もあって、努力もし続けて来たのだろうなと思う。

 そして、それら全てを鼻にかけることなく、皆を楽しませるために、そして何より自分が楽しむために歌っているのだろう。実際、こんな場面だというのに、つい聴き入ってしまいそうになる。

 

(……うん、だからごめん。あたしは――この娘に、こんなところで終わって欲しくないの)


 心の中でニールやカルナ、そして囮側で戦っている連合軍の皆に謝罪する。

 これは悪手だ、最適解には程遠い。こんなの感情のままに暴走しているだけではないか。

 ああ――そんなこと、連翹自身だって理解している。

 けれど、それでもなんとかしたいと、なんとかなって欲しいと思ったから――驚きの眼をこちらに向ける崩落テラーと向き合うのだ。


「連翹お姉さん……?」

「ええそう、貴女の連翹お姉さんよ」


 ハンカチで鼻と口を抑えながら、そっとノーラを下ろす。

 ノーラは何も喋らない。ハンカチで鼻を抑え、俯きながら静かに呼吸をするだけ。それでもきっと、聴覚だけはしっかりと研ぎ澄ましているのだろう。仮に連翹が女神の御手コード・グロリアスを頼むと言えば、すぐさま彼女は行動を起こすはずだ。

 

「ごめんねさい、ちょっと演奏しながら待っててねー」


 彼女は虚空に向かって何事か囁いた後、ゆっくりとこちらに歩み寄って来た。

 ステージの上を歩くような綺麗な足運びに、綺麗な衣装、そして虚空から響く楽器の演奏。崩落テラーを中心にして調和したその情景を見て、連翹は一瞬ここが演劇の舞台の上であるかのように錯覚した。

 それほどまでに美しく、しかしどこか現実感のない雰囲気だ。


「ああ、良かった、良かったわ。さっきのノーラお姉さんで最期で最後だと思ってたのに、またこんな風にお友達と会えるだなんて」


 楽しげに、嬉しげに微笑む彼女の姿に小さく眉を寄せる。

 だってそれは、全てを諦めたような笑みだったから。

 自分の手の平からこぼれ落ちていく光り輝く何か、それを仕方ないと見送るような姿だったから。


「……最期なんて言わないでよ、会う機会なんていくらでもあるでしょ?」

「いいえ、いいえ。こちらが勝っても最後、そちらが勝っても最期、どちらにせよ終わるのは同じよ」


 そう言って彼女は大きく手を広げ、外壁下――転移者と連合軍が争う場所を見下ろした。

 

「わたしたちが勝てば、きっと王様が規格外チートを永遠にする力を、無二の規格外(ユニーク・チート)を教えてくれる。けど、そうするには連翹お姉さんの知り合いに勝たなくちゃいけない。そんなことをしたわたしと、もう一緒に居てくれるはずないでしょう? だから最後。

 わたしたちが負ければ、下に居る人達はきっとわたしを許さない。駆け上がってきてわたしの胸に(おわり)を突き立てる。連翹お姉さんだってそのつもりで来たんでしょう? だから最期。

 ――ほら、どちらでも終わってしまうのよ」


 くすくす、くすくす、崩落テラーはくるくると回りながら頬を緩めた。

 

「でも、ここに来てくれたのが――終わらせてくれるのがお姉さんたちで良かったわ。どれだけ吸っても、吸っても吸っても、力任せに抑え込まれる恐怖は無くなってくれないから。規格外チートの状態異常無効能力が心を壊すほど薬に酔わせないようにしてるんでしょうねー。……こんなに苦しいのなら、壊してくれてもいいのに」


 すうっ、と崩落テラーは大きく息を吸い込んだ。

 深呼吸をするような仕草だが、違う。彼女が吐く息に砂粒のような小さな粒子が混ざっているのが見える。ハピメアを体内で循環させ、トリップしているのだ。

 幸せな気持ちで終わるために、暖かな気持ちで最期を迎えるために。

 崩落テラーの眼は連翹の腰に――吊るされた剣に向けられていた。さあ、その剣でわたしの胸を貫いて、とそう言うように。


「……嫌よ」


 大きく両腕を広げる崩落テラーに向けて静かに、けれど強く言い切った。

 死が救いか否か、というのは難しい問題だ。連翹では万人の正解どころか、目の前の少女にとっての正解を導き出すのも厳しい。

 もしかしたら、ここで彼女の胸を抉ることこそが、崩落狂声(テラー・ハウリング)という少女を苦しみから救う術なのかもしれないとも思う。

 けれど、それでも。

 ここで伝えるべきことを伝えず、彼女の言うままに剣を突き出してしまえば、きっと後悔する。青臭いことを考えているとは思うけれど、それでも――後悔するなら自分が下した決断でしたいと思うのだ。

 

崩落テラー、あたしはね――貴女を連れ出しに来たの」


 真っ直ぐ、崩落テラーを見つめる。

 彼女は不思議そうな顔で小首を傾げているが、構うものかと言葉を連ねていく。


「連合軍の皆は貴女を受け入れられないほど狭量じゃないわ。というか、もしそんな集団だったら最初の頃のあたしなんて門前払いよ、きっと」


 あの時はまだ、連翹は調子に乗った子供でしかなかった。

 力を振るうことが楽しくて、嬉しくて、異世界で生きる主人公っていうのはこういうモノかとはしゃいでいたのだ。

 けど、そんな風に調子に乗れていたのは一人だったから。

 親しい誰かが出来れば調子に乗ってはしゃいでいるばかりではいられない。大切な人たちだから傷つけたくないし、失望されたくないし、一緒に笑っていて欲しいと思うのだ。

 そしてこの想いは一人では得られなかったモノ。

 片桐連翹という人間がどれだけ考えようと、無法の転移者のように力に酔いしれるか、延々とネガティブなことを考え込むだけだったろう。きっと、今ここに居る連翹とは全く別の存在になっていたはずだ。

 だから、そんな場所に崩落テラーを連れていきたいと思った。

 確かに最初は戸惑うかもしれないが、みんな気が良い人ばかりだ。男が怖いというのなら、きっとマリアン辺りが中心になって尊重してくれることだろう。

 その日々はきっと楽しくて、未来に溢れていると思うのだ。少なくとも、こんな場所に居るより、ずっとずっと。

 

「だから、一緒に――」

「今更――」


 ぽつり、と。

 連翹の言葉を遮り崩落テラーは小さく、呟いた。


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