〜噂の薔薇園〜
短編小説です。他の小説とは少し違いすぐすぐ終わってしまいますがご了承ください・・・・・・・。
昔あるところに真っ赤に咲くバラ園がありました……………。
そこには街の人が入ることも許されていた変わった公共私有地でした…………。
ですが、街の人誰もこのバラ園の持ち主を知りませんでした…………………。
そんなバラ園にはとある噂があったのです。
バラ園を奥深くまで歩いていくと、一輪だけ目立つように《黒い薔薇》が咲いているあるらしいく周りは赤い薔薇でその黒薔薇を守るよう囲まれているらしい…………。
それなのにその一輪だけは誰かの帰りを待つように寂しく不気味にたたずんでいるらしいという噂がこのバラ園にはあった…………。
そんなバラ園に一人の男が黒薔薇を見るために入って行った………………
中は普通のバラ園だったのに確かに一番奥の奥に守られるようにして黒薔薇の回りを赤い薔薇が囲んでいる……………
男は黒薔薇に手を伸ばそうとすると、もちろん赤い薔薇の棘が無数に腕に刺さっていた………。
けれどそれでも、黒薔薇に魅了されていた男は構わず黒薔薇に手を伸ばし黒薔薇を掴んだが、もう………………………遅かった。
このバラ園の不気味なもうひとつの噂は…………黒薔薇に出会ってしまうともうこのバラ園からは帰ってこれないらしいですよ…………………。
「あぁ〜でも一人だけ帰って来た男がいますがいまも夢の中で黒薔薇姫の餌食となっているでしょう……………………。」