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贈り物  作者: 怪盗エース
9/10

【番外編】なんだったんだろう? 悪い子狩り

ここまで読んで、「番外編、たいしたことないな」と思った方。その通りです。こんなはずではなかったのです(苦笑)


そして、次に向かった悪い子狩り。


「次は?」

騎士は、無理やり頭の中から記憶を消し、いつも通りの口調で言った。

「普通の女の子です」

写真を騎士に見せた。騎士はホッとして、

鈴木結衣すずきゆい。中学2年生だな。早速行こうか」

「はい!」


「発見!」

フード店で食事中。

騎士とひなは、結衣に近づき、言った。

「ちょっと、失礼するぜ」

「何ですか?」

騎士は蹴り、「悪い心」を出した。

「何者じゃ!」

着物を着た女の子が出てきた。

「俺は、サンタだ。お前を「いい子の心」にするために来た!」

「その必要は、ない。この子は、わらわを必要としている」

「え?」

「きっと、わらわがいないとさみしいと思うぞ」

にやりと笑いながら、「悪い心」は言った。

「そんなことは、ない!」

さらに蹴りを入れようとしたが、以外と「悪い心」のスピードは速かった。

「こんなかわいい、わらわを蹴ろうとするなんて、なんて無礼者!!」

―なんか、少しめんどうな事になってきた気が……

「うるさいな! 子供を悪い子にする時点でお前の方が無礼者じゃねぇか!」

長い間の口論。


「お、お前、なかなかやるな」

「おぬしこそ……」

かれこれ、1時間は経過していた。

―長いよ……

「わらわは、疲れたから帰る」

「はい?」

「この子にとりつくのに、少々飽きていた所じゃ。それじゃあ、失礼する」

そう言って、「悪い心」は自分から消えて行った。

「なんだったんだ……」

「さぁ……」

「今日は、もう帰ろうか?」

「うん」


この日、まともな悪い子狩りが出来なかった2人だった。

番外編、終わりです。なんか、あっけないですね。期待していた方、申し訳ございません。私の勝手な遊び心と言うことで、スル―してもかまいません。

感想、意見等を待っています!

せめて、最後のあとがきだけでも読んで下されば光栄です。



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