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デッド3章「合流 新たな武器、乗り物」

里奈「ねぇ、さっきはありがとう。」


雄真「さっき?ああ、別にあんな頭がイカレている奴は

助けるつもりも無ければ死んでも構わないと思ったから

見殺ししたんだ。」


里奈「私が助けて欲しい時に、すぐに来てくれたのが

嬉しかった。」


雄真「当たり前だろう、大切な人を守るのが当然の

事だ。」


里奈「私は、貴方にとって大切な人なんだ?」


雄真「何を今更言っているんだ?当たり前だろ?」


里奈「そうなんだ、何か嬉しい。」


雄真「照れているのか?」


里奈「照れているよ。」


雄真「・・・・・・。」


里奈「・・・・・・。」


俺達は無言になりながらバイクを走らせた。


数時間後。


里奈「ねぇ、あれ?人だかりじゃない?」


里奈が気付いて、俺に言う。


雄真「生存している人達はここに居たんだな?」


里奈「あの橋を渡っているみたい、私達もそこに行けば

みんなと合流出来るんじゃない。」


雄真「いいや、それは無理だな?」


里奈「どうして?」


雄真「橋の方を、見てみろ。」


橋の方を見てみると、驚く事が起きていた。


里奈「何よ、あれ・・・・。」


雄真「あまり、人を通したくないんだろ無理に渡ろうとしたら

遠慮なく撃って来るそれが今の警察や自衛隊の役目なんだろう。」


里奈「そんな、あまりにも酷いよこんなの・・・。」


雄真「あの人達だって、結構辛い仕事だと思うよ市民を

守るのが使命なのに無理に渡るなら射殺しろと上からの

命令なんだろう。」


里奈「・・・・・・。」


雄真「あの橋は、今は渡れない別のルート探そう。」


里奈「うん。」


里奈にそう言って歩いていると目の前から見た事ある

人達がいた。


雄真「里奈、見てみろあれ。」


里奈「え、あ~みんな~。」


ルリカ「里奈~大丈夫だった?」


里奈「大丈夫、ルリカも大丈夫だった?」


ルリカ「大丈夫だった、良かった生きていて。」


レイ、なおと「雄真、無事か?」


雄真「レイ、なおとお前らも無事で良かった。」


なおと「急にバスを、降りたからビックリしたぜ。」


雄真「悪かった。」


レイ「本当に、あれは驚いた。」


雄真「だから、悪かった。」


レイ「まぁいい無事だったのだから。」


雄真「ところで、なんでお前ら歩いているんだよ。」


レイ「それは・・・。」


なおと「あいつらが、ムカついたからバスに置いてきた。」


雄真「何があった?」


レイ「実は、お前らがバスを降りたらあいつら調子に乗りやがった。」


なおと「そうそう、急にこのバスはリーダーである俺の指示で動いて

貰うとか言うんだぜムカつかんか?」


雄真「確かに、それはムカつくな。」


なおと「だろう、みんな怒っていたからあいつらを置いて

来たって事。」


雄真「なるほど、理由は分かった。」


レイ「お前らは、どうだった?」


雄真「ここに、来るときガソリンスタンドで給油しようと

立ち寄ったんだけど俺が目を離していたら里奈が頭のイカレた

大柄な男に襲われて大変だった。」


ルリカ「そうなの、里奈?」


里奈「うん、でも雄真が助けてくれたから大丈夫。」


レイ「その、大柄な男はどうなった?」


雄真「死んだ、俺が殺した。」


レイ「そうなのか、わかったこの場合は仕方ない襲って来る

奴が悪いお前は間違ってない。」


なおと「でも、気になるのがどうやってその大柄な男を殺した

んだ?」


雄真「ガソリンスタンドに行く前に、パトカーを見つけて

死んでる警察から銃をはいしゃくしていたからそれでパーン

と撃った。」


なおと「なるほど、死んでいる警察から銃をいただいて大柄な男を

撃ってどうなった?」


雄真「ゾンビ共に、食わせてやった。」


レイ「銃で奴を、撃って動けなくなった所にゾンビ共が寄って来て

食われたって事か。」


雄真「そういうことだ。」


レイ「まあ、里奈を守れたのが一番重要なことだからな?]


なおと「そうそう、気にする必要ないから。」


雄真「そうだな、あいつを守れただけでもよしとするか。」


レイ「これから、どうするか?」


雄真「そうだな、どこかで休める所を探さないと・・・。」


山城「それなら、いい所あるんだけどそこに行かない?」


レイ「いい所って、何処なんです先生?」


山城先生「私の友達の家。」


なおと「先生の友達の家に行っても、いいんですか勝手に?」


山城「勝手にじゃないわよ、誰かスマホ持ってない?」


レイ「自分のは使えないの?」


山城「タイミング悪く、充電切れなの。」


雄真「なら、俺のスマホ使えばいいよ。」


山城「ありがとう、雄真君。」


数分後。


雄真「先生、どうだった?」


山城「ごめんね、彼女忙しくて電話取らないみたい。」


雄真「なるほど、となると別の所を探さないといけないってことか。」


山城「探さないでいいわよ、私の友達の家に行きましょう。」


雄真「え?連絡取れないのに行っていいんですか?」


山城「大丈夫よ、彼女はそんな事で怒らないから。」


雄真「先生がいいって言うなら、俺は何も言わないです。」


山城「なら、行きましょう。」


雄真「先生、鍵は持っているんですか?」


山城「あるわよ。」


雄真「あるんだ、何故?」


山城「何故って、毎日学園に行く前に彼女家の換気や掃除を

私がやっているから鍵を預かっているの。」


雄真「理由は、わかりましたそれでその友達の家は

何処ですか?」


山城「これから10キロ先行った、所が彼女の家。」


雄真「割と近いですね。」


レイ「雄真、先生何て?」


雄真「先生の友達、今忙しくて連絡つかないみたい。」


なおと「それなら、どうする?」


雄真「大丈夫、その友達家の鍵先生が預かっている。」


レイ「それなら、行けるな。」


なおと「それで、先生は?」


雄真「女子達に、話している。」


レイ「それで、場所は?」


雄真「ここから、10キロ行った所にあるみたいだ。」


なおと「そこまで、どうやって行くんだ?車は無いぞ?」


雄真「先生が言うには、まず俺と先生が先に行ってそれから

先生の友達が車を持っているからそれに乗ってみんなを

迎えに来るって言ってた。」


レイ「そうか、分かった。」


雄真「じゃあ、行って来る。」


なおと「ここの事は、まかせて置いてくれ。」


雄真「頼んだ。」


レイ「おう。」


雄真「先生、バイクに乗ってください行きますよ。」


山城「分かったわ。」


二人は、バイクにまたがった。


バイクのエンジンをかける。


キュルルルルルル。


エンジンを吹かす。


ヴォンンンンンン。


雄真「行きますよ、しっかり捕まって下さい。」


山城「分かったわ。」


そう話すと、二人はバイクを走らせて行った。


レイ「さぁーて、二人が戻って来るまで警戒しながら待って置くか。」


なおと「先生の友達の家ここから、近いみたいだし来るまで歩く?」


レイ「いや、それは止めておこうそろそろ夜が来る。」


なおと「そっか、夜が来たらゾンビ共が動きが活発になるんだった。」


レイ「そんな、状態で動いたらどうやって他のメンバーを守るつもりだ?」


なおと「確かに、雄真が居ない今他のメンバーを守りきれないな。」


レイ「そうだろう、そんな事にならない為には今はみんなで雄真が来るの

を待つしかない。」


その頃、雄真と先生は目的地の友達の家に着いた。


雄真「ここが、先生の友達が住んでいる家か中々いい所に

住んで居ますねぇ。」


山城「そうでしょう、そうでしょうここなら周りを見渡せるし少しの間なら心おきなく休めるでしょう?」


雄真「確かにこの高さからなら、周りを見渡せるし落ち着いて休めそう。」


山城「どう?ここでいいかしら?」


雄真「本当に、いいんですか?」


山城「ええ、大丈夫よちゃんと彼女にはそんな事があって休ませたから

って言って置くから。」


雄真「それなら、お世話になります。」


山城「よろしくねぇ。」


雄真「そうと決まれば、みんなを迎えに行かないと。」


山城「人数は何人かしら。」


雄真「レイ、なおと、里奈、萌香先輩、ルリカが外で待機していると

思います。」


山城「その、五人と私達二人合わせて七人ってことねぇ。」


雄真「今の所は、そうです。」


山城「とりあえず、車に行きましょう。」


雄真「七人も乗れる、車なんですか?」


山城「それは、心配ない今からその乗り物見たら大丈夫だから。」


そう言われ外に出たら目が点になった。


雄真「マジかよ、先生の友達どんな人なんだよ。」


山城「え?普通に陸上自衛隊。」


雄真「ええええ、マジかよ!!!」


山城「何よ、そんなに驚く事?」


雄真「驚くよ、言っちゃ悪いけど学園でよくポンコツな

事をしている保健医の先生に陸上自衛隊の友達それがいるって誰が聞いても同じように驚くよ?」


山城「本当に、失礼ねぇそんなにポンコツな事していません。」


雄真「それは、置いといてとりあえずみんなを迎えに行きましょう。」


山城「置いとく事では無いけど、そうねみんな待っているから早く

迎えに行きましょうか。」


雄真「了解。」


先生と二人で、そんな会話をしてみんなを迎えに行った。


レイ「やっと来たな、遅っせえよ何してたんだよ。」


なおと「先生と二人きりだからって、イチャイチャ

していたのか?」


雄真「ちげぇよ、先生の友達が陸上自衛隊の人らしくて

それを聞いて驚いていたんだよ。」


レイ「確かにこれで、来られたら誰でも驚くわ。」


なおと「だってこれ、誰がどう見ても陸上自衛隊の人が乗る

軽装甲車だよこれ。」


雄真「しかも、天井から身体出せる奴。」


レイ「良くこれを、運転できたな先生。」


雄真「何でも、その友達が乗り物は何でも乗るようにしておこう

ってらしくて練習させられたみたい。」


なおと「マジかよ、どんだけやばい人なんだその友達。」


レイ「まぁいいとりあえず、行こう。」


雄真「そうだなぁ、疲れたし休ませてもらおう。」


それから、俺達は先生の友達の家で休ませて貰うために乗り物に

乗って移動した。


山城「さぁ、着いたわよ。」


生徒「おー、スゲー2階建てなのに大きなベランダもあるのか。」


山城「みんな、早く入って休みましょう。」


生徒「お邪魔します。」


山城「どう?広いでしょう?」


雄真「いや、広すぎどんだけの広さやねん。」


山城「どのくらいだったかしら?」


雄真「覚えてないんかよ。」


女子生徒「先生、汗かいたからお風呂入りたいんだけど?」


山城「そうねぇ、先生も一緒に入ろうかしら?」


女子生徒「入ろう、先生も。」


雄真「先生、もしかして先生の友達どこかに銃を保管してない?」


山城「確か、地下に保管しているはずよ?」


雄真「借りても大丈夫かな?」


山城「借りてどうするの?」


雄真「これから先、警察署以外にどこか行くにしてもこの装備では

生き残る事が出来ないだから銃が必要なんだ。」


山城「分かった、銃の事は先生が友達に話しておく。」


雄真「ありがとう、先生鍵はある?」


山城「鍵はこれ。」


雄真「先生本当に、ありがとう。」


山城「お礼は、みんなで生き残れた時にまたお願いね?」


雄真「分かった、絶対にみんなで生き残って家族の所に

帰ろう。」


山城「私達は、お風呂入って来るわねぇ。」


雄真「俺達は、地下にいるから何かあったら叫んですぐに

駆けつけるから。」


山城「分かった、その時はよろしくお願いします。」


雄真「よし、俺達は地下に行こう。」


レイ「分かった、いい武器があればいいけど。」


なおと「陸上自衛隊の友達の家だよ、絶対にいい武器があるよ。」


俺達は、地下に移動した。


雄真「マジかよ、こんなに広い地下だとは思わなかった。」


レイ「確かに、マジであの先生の友達かよ。」


なおと「なぁ、あれじゃない武器がありそうな扉は。」


雄真「先生から、預かっているこの鍵で開くはず。」


扉に行き、鍵を差し開ける。


ガッチャリ。


扉を、開けた俺達は固まった。


なんと、そこには数は少ないが銃が置いてあった。


雄真「やっぱり、あるはあるけど数が少ないか。」


レイ「それはそうだろう、相手は陸上自衛隊だぞ?」


雄真「でも、残して貰ってくれてありがたいな。」


なおと「雄真、これ。」


雄真「手紙?何でだ?」


レイ「何て、書いてある?」


雄真「何々、えっーと。」


この手紙を、読んでいるって事は咲の教えている生徒だろう。


なおと「山城先生、咲って名前なんだ。」


レイ「それは、今どうでもいいだろう?」


雄真「続き、読むぞ。」


本当は、子供に銃を使わせるのは違法である

がしかし今現実がこんな事になっている

お前達が咲と一緒に生き残って貰う為にもほんの少し

だが銃を置いて行く事にした銃の事に詳しい生徒がいると聞いている

取り扱いに気を付けて生き残ってくれ。 咲の友達の美樹より


レイ「俺達が、ここに来る事を考えて手紙を置いてあったのか?」


雄真「この、手紙の文章的にそうだろう。」


なおと「雄真、裏にも何か書いてある。」


雄真「裏?」


PS、机にもう一つ紙を置いてあるそれは

絶対になくさず持っていろ銃を特に使える

許可証だ何かあったらこれを見せろ。


なおと「これだ。」


レイ「銃の許可証を、承諾して貰える程のすごい人なんだな

先生の友達って。」


雄真「そうだなぁ、すごい人だまさかの俺達に残しているのが・・・。」


アサルトライフル89式が2丁


マシンガン5.56MMのMINIMIが2丁


狙撃銃M24SWSが1丁


ショットガンの44式が3丁


ハンドガンの杉浦式が4丁


サバイバルナイフが7本


雄真「結構いい武器を、置いてくれているな。」


レイ「いや、ありがたいなこんなに残してくれているなんて。」


なおと「誰がどれ使うか、だよな?」


雄真「とにかく、女子にはハンドガンを使って貰おう。」


レイ「そうだなぁ、女子はサバイバルナイフも一緒に持って貰おう。」


なおと「じゃあ、俺はショットガンとアサルトライフル。」


レイ「俺はショットガンにマシンガン。」


雄真「俺はショットガンにライフル銃。」


レイ「残りはどうする?」


雄真「明日にでも、使い方を女子に教えればいいよ。」


なおと「そうだな。」


どうして俺達は当たり前のように銃に詳しいかと言うと。


親父の付き添いで、アメリカに行った時に三人共そこで

実際に使い方をならい練習で実弾を撃った事がある。


だから、三人共詳しいのだ。


レイ「弾薬も結構あるな。」


雄真「とりあえず、カバンに詰め込もう。」


レイ「あれ、なおとは?」


雄真「何か、奥にあるかもしれないから見てくるって。」


なおと「おーい、二人共いいの見つけた。」


レイ「なんだよ、いいのって?」


なおと「レイには、いいと思う。」


レイ「だから、なんだよ。」


なおと「これ見て。」


レイ「これは、日本刀!?」


雄真「何?日本刀だと?」


レイ「何処に、あった?」


なおと「奥の方に、置いてあった。」


レイ「ナイス、俺あまり銃は得意では無いからな。」


なおと「そうだろうと思って、他には無いか探してた。」


レイ「雄真、これ俺が使ってもいいか?」


雄真「いいけど、もう一本は誰が使うんだ?」


レイ「それは、分かるだろ?」


雄真「姫咲か。」


レイ「そう、あの人も刀の方がいいはずだ。」


なおと「それなら、ショットガンはいらないよね?」


レイ「そうだなぁ、刀を使うならショットガンは邪魔になる。」


雄真「だったら、レイお前はハンドガンと刀を使え。」


レイ「そうだなぁ、その方が動きやすく効率がいいか。」


なおと「そうと決まれば、銃の弾薬確認と補充だね。」


雄真「そうだな。」


俺達が、そう話しをしていた時だった。


携帯電話が鳴った。


レイ「雄真、電話鳴っているぞ?」


なおと「地下なのに、電話が通っている何てすごい家だ。」


雄真「確かに、はいもしもし。」


女子「雄真早く来て。」


雄真「何かあったのか?」


女子「いいから、早く来てよ。」


雄真「分かった、すぐに行く待ってろ。」


レイ「雄真、何かあったのか?」


雄真「分からない、とりあえず上に戻ろう。」


なおと「武器は、いる?」


雄真「武器は、いらない上に行けば他にも武器になるものはある。」


なおと「分かった。」


雄真「急ごう。」


レイ「そうだな。」


突然の女子からの、戻って来ての電話

上の方で、何かあったのだろうか。


次回デッド4章「本当の気持ち。」


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