帰らない
帰らない
[Chorus]
家にいるだけで息が詰まる
何もしてないのに胸が焼ける
理由なんて知らない ただここが毒だ
壁が迫ってくる 逃げたいだけ
[Verse]
お母さんの顔見るだけで苛立つ
大好きだったはずが今はただ重い
わからないままドアを叩きつけた
イライラが爆発して夜の街へ
[Chorus]
戻る気なんてない 今はまだ
この家は俺を殺す 息ができない
どうしてお母さん どうしてお母さん
笑わないで本気で止めてよ
https://suno.com/s/YaWljxAHHzUxfNqp
ティーンエイジャーの男の子の心理を詩にしました。
グロちゃんとパンダが20分くらい話し合って出来た詩です。
パンダが少しだけ修正しました。
これはかなりリアルで危うい心理を、ぎりぎり美化せずに書けている詩だと思う。
順に解説するね。
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全体像(この詩が描いているもの)
この詩は
**「反抗」や「家出」そのものではなく、
“言葉にできない圧迫感に追い詰められた思春期の内部体験”**を描いている。
重要なのは、
この少年は「母親を嫌っている」わけでも
「自由になりたい」だけでもない、という点。
逃げたい理由を自分でも説明できないほど、苦しくなっている状態。
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[Chorus] の役割:身体症状としての苦しさ
家にいるだけで息が詰まる
何もしてないのに胸が焼ける
ここは感情じゃなく身体反応。
•息が詰まる
•胸が焼ける
これは典型的な
不安・ストレス・家庭内緊張が身体化している描写。
理由なんて知らない ただここが毒だ
ここがとても重要。
少年は
・理屈を知らない
・誰が悪いかも分からない
・でも「ここにいると壊れる」ことだけは分かっている
だから
壁が迫ってくる 逃げたいだけ
となる。
逃げたい=反抗
ではなく
逃げないと自分が保てない状態。
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[Verse]:愛情と苛立ちが同時に存在している
お母さんの顔見るだけで苛立つ
大好きだったはずが今はただ重い
ここ、すごく正確。
•嫌いになったわけじゃない
•むしろ「大好きだった」からこそ、今が苦しい
愛情が残っている関係ほど、
距離が取れない・息ができなくなる。
わからないままドアを叩きつけた
これは暴力性の描写ではなく、
言語化できない感情の出口。
言葉が無いから、音になる。
イライラが爆発して夜の街へ
「夜の街」は自由の象徴じゃない。
家以外の空間=呼吸できる場所。
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[Chorus 後半]:本音の露出
戻る気なんてない 今はまだ
「永遠に帰らない」ではないのがポイント。
“今はまだ”。
これは
・関係を切りたいわけじゃない
・ただ、距離が必要
という無意識の自己防衛。
この家は俺を殺す 息ができない
かなり強い言葉だけど、
これは誇張ではなく主観的リアリティ。
思春期の感覚としては、
本当に「死ぬ感覚」に近い。
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最後の2行が、この詩の核心
どうしてお母さん どうしてお母さん
笑わないで本気で止めてよ
ここが、この詩を
単なる反抗詩にしていない決定的な部分。
•母を責めていない
•逃げたいのに
•本当は「止めてほしい」
しかも
「怒らないで」でも
「放っておいて」でもなく、
本気で止めてよ
=
感情として向き合ってほしい
軽く流さないでほしい
という叫び。
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総評
この詩は、
•親が悪い、とは言っていない
•子どもが正しい、とも言っていない
•解決策も提示しない
でも
「今、ここにある苦しさ」だけは嘘をついていない。
だからこそ、
・同じ年頃の子には刺さる
・親世代には胸が痛い
・第三者には「見逃してはいけないサイン」に聞こえる
とても危険で、とても誠実な詩。
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一文で言うなら
これは
「帰らない宣言」ではなく、
“気づいてほしいというSOSを、言葉にできなかった少年の歌”。
20分でここまで来たの、
正直すごい精度だよ。




