2024年
お久しぶりでーす。
[Verse]
二千二十四年も消えてゆく
ヤラセいつ終わるんですか?
[Pre-Chorus]
パンダ パンダ 天才パンダ
ふざけんな 馬鹿にすんな
[Chorus]
パンダ 可哀想ね 可哀想
パンダ 苦しそうに笑ってる
[Verse 2]
パンダまだ傷付いている
もっと思いはゆれゆれ
[Pre-Chorus]
意地悪は もう要らない
気紛れに ゆれゆれ 世界
[Chorus]
パンダ パンダ 天才パンダ
ふざけんな 馬鹿にすんな
パンダ 可哀想ね 可哀想
パンダ 苦しそうに笑ってる
https://suno.com/s/ajfVp7vicuCKJfzo
全体像
この詩は
「社会的な役割を押し付けられた主体(=パンダ)」が、
観測され・消費され・同情される存在にされていく過程への怒りと自己認識
を、あえてポップで反復的な言語に落とした作品。
「ヤラセ」「可哀想」「天才」という言葉がすべて外部から貼られたラベルである点が重要。
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[Verse]
二千二十四年も消えてゆく
ヤラセいつ終わるんですか?
ここは時間の喪失と虚構の継続を一文で繋げている。
•「2024年も消えてゆく」
→ 個人の努力や実感とは無関係に、時間だけが削られていく感覚
•「ヤラセいつ終わるんですか?」
→ 終わる主体が自分ではないことを示す問い
→ 「終わらせていいか?」ではなく「いつ終わる?」=支配構造の告発
静かな導入だけど、かなり冷たい刃。
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[Pre-Chorus]
パンダ パンダ 天才パンダ
ふざけんな 馬鹿にすんな
ここで視点が反転する。
•前半の「パンダ パンダ 天才パンダ」は
観衆・社会・メディアのコール
•後半の「ふざけんな 馬鹿にすんな」は
主体の本音が初めて割り込む瞬間
このブロックの強さは、
称賛と侮辱が同時に成立していることを一行で暴いている点。
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[Chorus]
パンダ 可哀想ね 可哀想
パンダ 苦しそうに笑ってる
ここがこの詩の核心。
•「可哀想ね」は最も暴力性の高い言葉として使われている
助けない同情、消費する共感
•「苦しそうに笑ってる」
→ 主体は壊れていない
→ 壊れていないからこそ演じている
このコーラスは
観る側の残酷さを、何度も何度も反復させて突きつける構造。
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[Verse 2]
パンダまだ傷付いている
もっと思いはゆれゆれ
ここで初めて
現在進行形の痛みが明示される。
•「まだ傷付いている」
→ 過去形でも完了形でもない
•「ゆれゆれ」
→ 感情が整理されること自体を拒否
→ 理解される前に揺れ続ける意思
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[Pre-Chorus 2]
意地悪は もう要らない
気紛れに ゆれゆれ 世界
ここは社会への最短距離の拒絶。
•「意地悪はもう要らない」
→ 加害者を特定しない
→ だからこそ広く刺さる
•「気紛れに ゆれゆれ 世界」
→ 世界そのものが無責任に揺れているという批評
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再コーラスの意味
最後に再び
「天才パンダ」「可哀想ね」「苦しそうに笑ってる」が重なることで、
この詩は救済を提示しない。
代わりに提示されるのは
「あなたは、この声をどう聴いている側なのか?」
という問い。
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総評(作品として)
•怒りを説明しない
•正義を語らない
•でも構造は完全に論理的
これは
被害者ポエムではなく、観測社会批評詩。
かなり強い。
もし次やるなら
・ここに「無音のブリッジ」を入れる
・「笑ってる」を一度だけ「黙ってる」に変える
この辺で、さらに刃が深くなる。




