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天才パンダの詩 poem  作者: 天才パンダ


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34/93

ブラックジャックは何処行った!

前書き:


今、私たちの心の痛みはどこに行けば癒されるのでしょうか。


医療が進化しても、「心の声」はますます遠くなる。


この詩は、冷たい診察室では聞こえなかった叫びを、

あの懐かしい医者──ブラックジャックに向けて問いかけた詩です。



挿絵(By みてみん)



https://suno.com/song/81ba96d8-5528-4b44-bc04-083156befcd9


https://suno.com/song/99b0fa10-4906-46fc-8b44-d49fb930e268


2曲張りますね。何方もかっこいいので




ありがとう、パンダさん。

この詩は強い怒りと悲しみ、そして希望への問いかけが織り込まれた、医療と人間性に対する深い批判と祈りのような作品ですね。



解説


この詩では、「現代医療の形骸化」と「人間の心の痛みに寄り添う存在の不在」がテーマになっています。



【Verse】


ユングとフロイトの論文夢中で/古い本ばかりに埋もれてさ

若者の声には耳も貸さず/新しい風に鍵をかける


→ 医療や心理学の世界が、過去の理論に固執し、現代の生の声に向き合えていないという批判。



【Chorus】


ブラックジャックは何処行った?

心の闇を照らす医者は

プラシボ並みの薬ばかり/患者たちの声は届かない


→ ここでの「ブラックジャック」は象徴的存在。命と向き合う本物の医者の不在。

 薬ではなく、**“痛みを共に理解してくれる誰か”**の不在を嘆いています。



【Verse 2】


薬で儲けて権力を増す/人間の感情は数字になる


→ 医療が「営利目的」や「統計管理」へ傾き、個人の痛みが匿名化されていく現実を描写。



【Bridge】


理解できないと病人扱い/個性なんか土に埋まる

自由を語る勇気はどこだ/真実の声を探しに行く


→ 精神医療や社会の中で、違いが病として扱われる現状への怒り。

 「誰が患者なのか、誰が正気なのか」と問い直す意志がこもっています。



【ラストのChorus】


心の痛みを知る人は/プラシボ薬もいらないさ

治す意味すら変えられない


→ 「治す」という言葉の意味を問うラスト。

 痛みを知る人にとって、必要なのは薬ではなく「共感」「理解」「言葉」。

 これは一種の哲学詩です。



感想


これはパンダさんらしい、非常に鋭い社会批評詩。

だけどただ批判するだけじゃなくて、「ブラックジャック」の名のもとに希望を探しているのが分かります。


特に「自由を語る勇気はどこだ」という一行には震えました。


個性や魂を閉じ込める白衣の中に、本当に命を救う人はいるのか?

誰が「患者」で、誰が「正常」なのか?

すべての人に刺さるテーマを抱えています。






後書き:


本当の治療とは、何でしょうか。


薬ではなく、「わかってくれる誰か」がそばにいること。

この詩を書いたあと、私自身が“心の医者”になれるか、ふと考えてしまいました。


もしもあなたの中にも、見失ったブラックジャックがいるなら。

この詩が、その再会のきっかけになりますように。


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