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学園初の

 学園への出発当日、制服姿を皆にお披露目する。


 学園の制服は以外にも現代チックだった。ワイシャツの上にクリーム色のセーター、赤いネクタイとさらにその上から濃い藍色のブレザー。ズボンは黒くスラッとしていた。ベルトもシックな感じだ。

 セーターとブレザーの左胸のあたりには学園の紋章が入っている。テンション上がるなぁ。


「おー。お兄ちゃんかっくい〜! 私も着たいなぁ」


「あの小さかったノア様がここまでご立派になるなんて……爺は涙が止まらなくて海になってしまいますぞ」


「うっわこれ対刃素材ぢゃん。流石王立学園、金かかってんねー」


 ビネガーが目を輝かせながら制服を見ている。防御の役割を持った制服か、流石異世界っぽいな。

 

 さて、そろそろ出発の時間だ。入学試験の時に離れたのは数日そこらだったが、これからは寮生活だ。三年間我が家には戻れない。


「そうだノア! 嫁さんができたらちゃんと報告するんだぞ! ノルン騎士学園は伯爵家が多いからな、我が家の陞爵も夢じゃない!」


「何言ってんのよ! ノアなんだから侯爵家や公爵家のお方だって連れてこれるわよ!」


「はて、ちょっと何を言ってるか分からないですね」


 俺は人生が二回あって彼女いない歴=年齢が成り立つ男だぞ。お嫁さんなんてとてもとても……

 でも彼女は欲しいな。貴族にそういう概念は無いだろうけど。


 さてと、馬車が見えてきた。クソ長い馬車旅の時間だ。


「ゴホン。皆様に支えられ、ノア・スティアはここまで立派になりました。ありがとうございます。

 父さん達に会えないノルン騎士学園での三年間は寂しいですが、安心してください。三年後に更なる成長を見せ、また戻ってきます。改めて、お世話になりました!」


「わああああん!! のあぢゃまあああ!!」


「……わだっ……私……待ってますからっ……!」


 大泣きのシュガーとソルトと抱き合い、最後の挨拶を終える。二人ともいつの間にか、前世の俺より遥か年上になってしまった。

 二人には一番お世話になったからな、最後くらいいい所見せないと。


 馬車に乗り、だんだんと小さくなる皆に手を振る。

 やがて、目に映る景色は果てまで続く地平線だけになった。

 ……十六年、長かったなぁ。遊んで、鍛えて、助けて貰って、一緒にバカやって、色んな思い出が頭に浮かんでくる。



 ああ、いつまでも泣いてられないな。立派になって帰ってくるって言ったんだから。

 よっしゃ!切り替えて行くぞ!


 ♢♢♢


 今再び、俺はこの門の前に立った。今度は制服を着て、この学園の一員として。

 さあ目指そうか、この学園で、主人公を。


 門の周辺で知っている顔でも探そうとしたが、あまり時間が無く入学式の会場の体育館的な場所に移動した。クラス分けで全員名前が呼ばれるらしい。そこで名前から見つけよう。


 椅子に座って数分で式が始まり、理事長の長々しい話を聞きながら周囲を見る。あたり前だが周りには同年代の子だらけだ。家に同年代の子はいないので慣れない。


 さて、ノルン騎士学園には五つのクラスがある。ダンビュライト、スカーレット、セレスト、アンバー、モリオンだ。この中から試験結果に応じてクラスが割り当てられ、三年間そのクラスで生活する事になる。


「……であります。それではね、私の話もこれくらいに、皆様がお待ちかねであろうクラス発表に参りましょうか。先生方、お願いします」


「はい。それではアンバーから発表します。オレガ・トップ君、クローゼス・エルリア君、エスタ・フローマン君……」


 だいたい二十人程読み上げられた。まあこの場にも百人くらいしかいないし、クラスの人数は少ないんだろう。アンバーに知っている名前は無い。

 にしても全員貴族なんだよな、貴族ってこんなにいるんだな。


「続いてセレストに移ります。アイルダ・イディル君、ローレル・ブレイン君……」


 ローレルの名前が上がった。合格していたのか、流石だな。知っている名前が上がると嬉しい。

 

 さて、クラス分けで特筆すべきクラスは二つ。ダンビュライトとモリオンだ。

 ダンビュライトは品行方正成績優秀天上天下唯我独尊な天才達が選ばれ、次世代の国のトップ候補達が集う。つまり入れば誰もが憧れる勝ち組人生まっしぐらという訳だ。

 

 対するモリオンはいわゆる不良クラス。試験で高い実力を示したものの、受験態度やらなんやらが悪かった受験者はモリオンに選ばれる。

 つまり超成績優秀な不良がモリオンに選ばれるので、所属する人間の実力そのものはダンビュライト並と言っても過言ではない。劣等生主人公ならモリオンだろう。

 

 まあ俺は多分ダンビュライトかな。品行方正に生きてるし。試験内容もかなり良かったと思うし。


「スカーレットに移ります。ピコ・レグルス君、シロップ・メーナ君、ケニー・トゥーン君、リアナ・エーゼライス君、ドーラン・アデルダム君……」


 ドーランいるじゃん。よきかなよきかな。後で顔合わせないとな。


「クク・ブレッシュ君、ノア・スティア君……」


 は?


「ラブカ・ララネアル君。スカーレットは以上です。ダンビュライト及び主席合格者に移ります。主席、フェアル・ウォーデント君。エミリー・ロッド君、シャルン・アイルベント君……」

 

 ダンビュライトの読み上げが始まった。てことはスカーレット? モリオンでもダンビュライトでもなく? そんな事ある? 我主人公人生何処也?


 エセ中国語を使っていたらダンビュライトの読み上げが終わった。

 案の定というか、シャルンは堂々とダンビュライトで読み上げられている。強いなあ。シャルンが首席じゃないのが驚きだけど。


 その後も式辞だのなんやかんやあり、それぞれクラスに向かうことになった。移動に休憩も兼ねているので、皆バラバラに動き出す。俺もさっさと行こう。


♢♢♢


 道に迷った。この学園、複雑すぎる!この辺はセレストの教室付近か。

 人が居ないので聞くことも出来ない。どうしよ。

 しばらく歩いていると、どこか見覚えのある二人が一人の男子につるんでいた。

 明らかに友達では無さそうだな。


「ふむ、俺はそろそろ教室に戻りたいのだが」


「あァ? 戻るならお家にでも戻れよ。ここはお前みたいな平民が来ていい場所じゃねェんだよ!」


「なに!? そうだったのか!

 ……む? だが合格通知には入学を認めると書いてあったぞ。どういう事だ?」


 喧嘩だ。絡んでいるのはそうだ、ローレルを落ちこぼれ扱いしていた二人だ。しっかり合格はしていたんだな。

 絡まれているのは、ややボサついた黒髪の生真面目そうな顔をした子だった。瞳は青く、淀みのない純粋な目をしている。


「平民がこの学園で騎士になろうだなんて烏滸がましいんだよ! さっさと帰って大人しく俺達貴族様のために畑でも耕してろ!」


「君は畑仕事に興味があるのか。良い事だ、一緒にやるか? 教えるぞ?」


「やらねえよ! 話通じねえなテメェは! これだから平民相手は嫌なんだよ!」


 あーあー平民平民って。この世界にも差別ってあるんだな。見てられない、止めないと。


「君達。揉め事は良くないな」


「あァ? なんだテメェは」


 睨みつけてくる。相手は俺の顔を確認すると少し訝しむような表情を見せる。やがて互いに顔を見合わせ、俺を嘲笑って話し始めた。


「試験にいたノアって奴だ。こいつの家の爵位子爵らしいぜ」


「おいおい……子爵程度で俺に喧嘩売りに来てんのか? ア? 俺達は伯爵貴族の息子だぜ? 上位の貴族様に逆らうッてか?」


 なんで爵位知ってるんだよ。にしても上位の貴族か。

 後々面倒になりそうだが、今はあの子を助けるのが先だ。


「伯爵家のお方に無礼な態度を取った事は謝罪します。申し訳ありません。

  ですが言わせて頂きます。彼がここにいるのは、彼自身が努力して獲得した入学するという権利があるからです。

 伯爵家でも公爵家でも、その権利を否定し迫害する行為は、俺には見過ごせません。同じ騎士を志す生徒として、受け入れるべきです」


「うるッせぇなァベラベラと。わーったわーった。俺からも一つ言わせて貰うぜ。怪我したくなきゃ黙るって事覚えんだな! 無知、豪炎、虚脱、視線、指先」


 腕を俺に向けて詠唱を始めやがった。こんな場所で魔法、しかも火球を飛ばす魔法だ。普通やらないだろ、考えろバカ。

 まずい、本気で使いそうだ。なんとかしなければ。

 

「やめなさい貴方達。それ以上事を起こすようなら承知しないわよ」


 声が響き全員の動きが止まる。

 振り向くと、淡い薄紫色の髪をした女の子が、腰に手を当てて堂々と立っていた。

 

 キッとその場にいる全員を睨みつける。髪は肩より下あたりまで長く、下の方はふわっと膨らんでいた。両サイドから伸びた髪を三つ編みにし、頭の後ろで結んでいる。型崩れの一切ない、手入れの行き届いた髪。間違いなくやんごとなき立場の人だ。もう立ち姿で分かる。


「あ、貴女は……!」


「あァ? んだテメェは!」


「馬鹿! 楯突くな! このお方は……!」


 片方が青ざめ、威勢のいい方を窘めている。青ざめ君はこの子が誰か知っているらしい。


「レイラ・デインブラッド。で分かるわよね」


「デ……!!?? て、テメェがデインブラッド家だって証拠はあんのかよ!? あァ!?」


「だからやめろっ! 昔の社交界で顔を見た事があるんだよっ……! 間違いねぇ……! 上級伯爵令嬢のレイラ・デインブラッド様その人だ……!」


 貴族は伯爵、子爵、男爵が属する下級貴族。公爵、侯爵、そして上級伯爵が属する、上級貴族に区別する事ができる。

 上級伯爵は貴族号こそ伯爵ではあるものの、通常の伯爵より圧倒的に地位が高い。上級貴族から爵位を授かる下級貴族と違い、上級貴族は王から直々にその爵位を授かっているからだ。

 

 それを理解してか、威勢のいい方の威勢が悪くなる。

 既に二人揃って逃げ腰だ。

 

「証拠が欲しいなら数日程待って頂けるかしら。学園から伯爵家の生徒が二名ほど消えるけど、それなら嫌でも分かるわよね?」


「い、いえっ! 証拠なんて無くとも分かっております! 此度は失礼な態度を取ってしまい誠に申し訳ございません! ……おいっ! お前も謝れ!」


「ふっ、不遜な態度をお詫び申し上げます……」

 

「謝るなら私より貴方達が絡んでるその二人に対してが先じゃないかしら」


「……申し訳ありませんでしたぁぁぁ!!!」


 謝りながら爆速で逃げていった。なんだあいつらは。

 兎にも角にも助けて貰ったんだ、お礼は言わないと。


「すまない。適当に聞き流そうとしたら思ったよりしつこくてな。助かった。ありがとう二人とも」


「俺なんの役にも立たなかったけどね……レイラさんでしたっけ。ありがとうございます」


「気にしないでいいわ。私はそこのアノン君に挨拶に来ただけだし」


「む?俺にか?」


「ええ。貴方学園中で有名よ? 学園初の平民入学者だって。それほどの高い才能と実力の持ち主、是非顔合わせをと思ってね」


 国のはずれのある村には、一人の少年がいた。平凡な出自ながら並外れた魔法の才能を見せ、弛まぬ努力の末、学園初の平民合格者となった。努力の天才にして努力する天才。

 それがアノンだ。


「光栄だな。所で、失礼を承知でお聞きするが、君は何者なんだ? 随分と凄い立場の人間だとお見受けするが」


「まあ貴方は貴族の事は疎くても仕方ないわね。説明するわ」

 

 デインブラッド家は代々優秀な者を取り入れて繁栄し、実力で上級伯爵の地位を得た、超エリート中の超エリート一族。その歴史は長く、上級伯爵家の中でも頂点という地位を、確固たる物にしている。

 学園ともそこそこに繋がりがあり、ある程度意見も通せるらしい。そりゃそんな家の人間に詰められたら逃げるわ。


「そんな偉い人からの挨拶か。緊張してしまうな。こんにちは。いや、おはようございますか?」


「……やっぱり大物のようね」


 アノンくんど天然だよこの子。まあ確かに大物ではあるな。どっしり構え、自分を貫いている。簡単に出来ることではない。


「ノアも挨拶に来てくれたのか?」


「あー、俺話題とかそういうのに疎くて、アノン君の事も今まで知らなかったんだよね……たまたま見かけて困ってそうだったから声掛けたんだ」


「そうなのか、助かったぞ」


「いやいや! 俺何も役にも立たなかったから!」


 あのままなら暴力沙汰になっていた。レイラが居なければ、なんの解決もしていなかっただろう。

 しかしアノンは俺の否定を否定した。


「何、そんなことは無い。

 実を言うと、学園生活が不安でな。周りは皆貴族で、平民の俺を受け入れてくれるか分からない。

 でも、ノアは俺をしっかり認めてくれた。認めてくれる人がいるなら、多分大丈夫だと思えたんだ。君が助けに来てくれただけで、俺は嬉しい」


 アノンはそう言いながら手を伸ばしてきた。

 その手を握る。肌は荒れて、ざらざらしている。自然環境の影響をもろに受け、勉強や訓練に十分集中できない環境の中、頑張ってきた事を示す手だ。

 

「っとすまない、そろそろ時間でな。教室に戻る。二人とも今日はありがとう。また会った時に礼をさせてくれ」


「うん。それじゃあまた今度」

 

「ええ。お願いするわ……さてと」


 レイラが唐突に俺を睨みつける否や、づかづかと近寄り壁際まで追い詰められる。顔が近い、改めて近くで見るとすっげえ美人だなこの子、顔全体がちゃんと整ってて肌も綺麗で……

 

 ってそうじゃねえ。逃げ場が無くなった。

 やべぇー。俺なんかしたっけっかなあ。


「貴方、私が来なかったらどうする気だったのよ。ちゃんと相手が上位貴族だったらとか考えて行動したの?」


 ゴリゴリになんかしてたわ。

 髪と同じ薄紫色の瞳から放たれる視線が、俺をがっしりと捉える。逃がす気はさらさら無いようだ。


「ご、ごめんなさい……あんまり考えてなかったです……」


「はぁ……もっと考えて行動しなさい。万が一にもあの二人が公爵家だったら、私でもどうにもならなかったのよ。

 領地内では偉いかもしれないけど、学園では子爵貴族の立場なんて下から数えた方が早いんだから」


 どうやら俺がアノン達に声をかけたあたりから、ずっと見ていたらしい。口調は厳しいが、俺が面倒事に巻き込まれないように、と思って言っている事が伝わる。

 初対面の俺を気にかけてくれているのだ。感謝しないとな。


「以後気をつけます。それと、ありがとう」


「何よ。礼ならいいって言ったでしょ」


「助けてくれた事もそうだけど、俺なんかのために色々注意して気にかけてくれてるんだなって」


「ばっ……! アンタなんかのためじゃないわよ! 言っておくけど、アタシはさっきのアンタみたいな無鉄砲な事されるとムカつくの!だから注意してやめなさいって言ってるのよ!  分かった!?」


 ムカつくならわざわざ傍観なんかしてないだろ!

 ツンデレちゃんめ! この!

 と言いたい気持ちを抑え、大人しく返事をする。


「貴方ホントに反省してる……?

 まいいわ。散々言ったけど、貴方の人を助けようって姿勢は良いと思う。これからも続けなさい。

 ノアだったわよね。顔と名前は覚えててあげるわ」


「ありがとうございます?」


「デインブラッド家との繋がりを持てるんだからもっと喜びなさいよ! もー……アンタといると調子狂うわね……

 それじゃアタシも教室に戻るわ。機会があればまた会いましょ」


 レイラは去っていった。嵐のような子だったな。あ、やべ、教室聞けばよかった。急いで俺も行かないと。


 ♢♢♢


 やっと教室に辿り着いた。ドアの前でドーランが紙を睨みつけていた。座席の書かれた紙に見える。


「ドーラン! 久しぶり!」


「ん? おおノア!

 久しぶりだぞ! 同じクラスだったな! これから三年間よろしく頼むぞー!」


「うん、これからよろしく! そうだ、それ見せて」


「おう! ノアはー……一番後ろの窓側の席だな! 俺はその斜め前だぞ!」


 おっほ。主人公席じゃん。いいねいいね。こういう小さな積み重ねが主人公ライフの一歩なんだよ。ドーランも近いし最高だな。

 席に就こうとすると、ドーランは俺を止めて苦笑いをした。席を見ると、女の子達が集まって俺の席含む周辺を占領している。これでは座れないではないか。


「とりあえず荷物だけ置かせて貰ってくるね」


 席に近づく。どうやら俺の隣にいる人が中心になっているみたいだ。これから休み時間で毎回女の子に席を奪われるとか嫌だぞ俺は。


「あのー、そこの席なので荷物だけ置かせてくれませんか」


「ああ? このアタイから席を奪おうってかぁ?」


「ああいやそんなつもりは……」


「ちょっとラブカ、どいてあげなさいよ……ん?」


「え? あ」


 隣に座っていたのは、数分前に廊下で別れたばかりのレイラだった。


「ど、どうも!」

 

「な、な、なんでアンタがここにいるのよぉぉぉ!!」


 レイラの叫び声が教室に響く。

 ああ、なんだか大変な学園生活になりそうな予感がする。

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― 新着の感想 ―
困ってる人を自然と助けにいけるその精神性は何よりも尊いんだけどさぁ…… 親からしたら間違いなく人生の主役だからもっと自分の身を大切して欲しい。
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