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episode:14 「私の能力。」

「ん……あれ…?私…ベッドの上で寝てたはずなのに…また真っ白…………てことは…」

「わあーーーー!!!ははは!びっくりした?天使だけど覚えてるぅ〜?」


案の定目の前には天使が現れた。その後ろには悪魔も控えていた。


「はぁ〜…またあなた達ね……。」

「そんな事言わないでよぉ〜…色々お話しましょ!」

「色々って…私疲れてるから休みたいんだけれども…。」

「大丈夫だよ!鈴花ちゃんの体はベッドの上で寝てるから体は休めてるよ!」

「いや…体は休めても精神的には休めてないじゃぁ〜ん…意味ないじゃぁ〜ん…。」

「もう!そんな文句ばっか言わないでよ!今しかゆっくり話せる時間がないんだからぁ〜!」

「………はぁ〜…分かったよ…。」

「それじゃぁ〜まずは鈴花ちゃんが無事に覚醒をしたということでおめでとぉおう!!!」

「鈴花…おめでとう…。」

「あ…うん…ありがとう…。」

「反応うっす……まぁいいや!さてと!んじゃぁ〜鈴花ちゃんの能力について説明しちゃうね!」

「僕たち…鈴花の能力調べたんだ…。」

「あなた達そんな事が出来るんだね…すごっ…。」

「でしょおー?それでね〜鈴花ちゃんの能力はこんな感じ!」


そう天使が言うと私のステータスが出た。


「え…ゲーム…?ステータスなんかあるんだ……びっくり……。」

「ゲームだよ!だって鈴花ちゃんが転生したのは前世で遊んだ乙女ゲームじゃん!あっでもこのステータスのことは誰にも言っちゃだめだよ〜この世界には存在しないからね!」

「ふ〜ん…分かった…。」


私は自分のステータスを見た。その瞬間絶望した。




《レジーナ・クレメンス》

レベル:3

HP:97/118

MP:14/20

攻撃力:12

防御力:6

素早さ:2

職業:転生者<人間>

年齢:7

誕生日:196年3月2日

属性:土

スキル:なし




(よっ………………………………………………わ。)


「え…?なんかのバグ…?え…覚醒してこれ…?え?…弱すぎん?一瞬で死ぬで…?」

「あ〜違う違う!鈴花ちゃんのステータスは2つあるんだよね!これは表向きのステータス的なやつだよ!」

「え?!?!裏ステータスなんかあるの?!!」

「うん!えっとねぇ〜これだよ!」




《レジーナ・クレメンス》

レベル:999

HP:76900/769500

MP:602000/602400

攻撃力:8037655

防御力:8471336

素早さ:7013000

職業:転生者<人間>

年齢:7

誕生日:196年3月2日

属性:全属性

スキル:賛歌の女神・呪術の悪魔




(つっ………………………………………‥…‥…よ。)


「バグ…?」

「ううん!これが鈴花ちゃんの力だよ!」

「やばっ…ていうか…賛歌の女神と呪術の悪魔って何?!光と闇のギャップ……。」

「賛歌の女神は私の力を半分鈴花ちゃんに渡して得たスキルだよ!ほら!歌を歌って悪者を退治したじゃん!それだよ!このスキルは歌の種類によって威力が変わるんだよ!」

「確かにバラード調の曲を歌ったらゆるい魔法が出てきた…逆にロック調の曲を歌ったら刃物が大量に出てきたっけ…。」

「そうそう!んで呪術の悪魔は悪魔の力を半分鈴花ちゃんに渡して得たスキルだよ!」

「呪術の悪魔はね…どんな魔法も使えるようになるんだ…古代魔法も禁忌魔法もね。」

「すごっ…てことは魔塔主なれちゃう感じ?!」

「うん…他にも存在しない魔法が使えるよ…。」

「え?!!てことは…私が前世で妄想した魔法って使える????」

「うん…存在しない魔法も生み出せるよ…。」

「やばい…正直賛歌の女神よりも呪術の悪魔が有能…。」

「そんな事言わないでよ!ひどいわ!」

「いや…ごめんやん…冗談やって…。それにしても何で私のステータス2つあるん?」

「それはねぇ〜大精霊様が仕組んだことだよ!ん〜説明するの面倒くさいから本人呼んでくるね!」

「え…呼んでこれるの?!」

「うん!人の意識の中に入るってめちゃくちゃ難しいんだけど大精霊様ならチョチョイと出来ちゃうみたい!」

「さすが大精霊……。」

「んじゃちょっと待っててね!」

「え…あ…ちょっと…!」


そう言って天使は消えてしまった。今この空間にいるのは私と悪魔だけである。非常に気まずいのである。


「あのさ…天使と悪魔ってさ…名前とかないの?ほら…天使と悪魔ってなんかさぁ…?ね?」

「ないよ…。」

「そうなんだ…。」

「…………………………………………‥…‥…。」

「…………………………………………‥…‥…。」





(クソ気まずい……。ん〜…あっ…そうだ…。)


「んじゃぁ〜名前がないなら私がつけてあげる!」

「え……いいの?」

「ん?別に良いけど…私につけられるの嫌?」

「ううん…嬉しい…。でも…後悔しない?」

「へ?……うん……。」

「じゃぁ…お願いします…。」

「あ…はい…。」


(後悔って何?…へけぇ?……まっ…いっか!)


「ん〜どんな名前にしよぉ〜…悪魔か…デビル?いや…露骨すぎか…。ん〜……。」


(悪魔…デビル…デーモン?ヴィラン?…なんか悪魔って七つの大罪がなんちゃらかんちゃらって聞いたことがある…。そこから取ろうかなぁ…。確か嫉妬とか強欲とかあったよね…)


「ね〜ね〜…悪魔ってどういう悪魔なの?」

「え……分からない…。」

「うん…分かった!ありがとう!」


(手がかりなし!ん〜どうしようかなぁ…でもこの子悪魔っぽく見えないんだよなぁ…なんなら天使に見える………ん?…天使…悪魔…あっ!)


「堕天使!」

「え…?」

「堕天使だから…ルシファー…だと丸パクリになっちゃうから…ファシル!愛称はシル!どうかな?!良くない?!??」

「ファシル…うん…気に入った……ありがとう……。」


ゾクッ…………

悪魔をファシルと名付けた瞬間なにかに縛られる…そんな感覚に襲われた。


(??気のせいだよね…?)


「ぱあ!ヤッホ!ただいま!」


その時ちょうど天使が帰ってきた。


「連れてきたよ!」

「どうもぉ〜大精霊ノームでぇす!!大地を司ってまぁ〜す!」



(うわ……………うわうわうわ…もう……最悪……。)

次回は7/15・17・19です!お楽しみに!

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