蜘蛛のハルコの力
「蜘蛛のハルコの力」
「ハルコちゃん!君には蜘蛛の魔女としての、スキルを教えるね!」
「うん!ラーメンちゃん」
ハルコの顔は輝いていた。初めて来る異世界、目の前にする魔物、初めてのことばかりで、平凡な日常では、味わえないことが、今目の前で起きていたからである
「ハルコちゃん!魔法は心のイメージだよ!蜘蛛は身体から白い糸を出すことができるんだ!それで、目の前にいるエビカレー隊長を巻き付けて動きを封じるんだ」
「分かったわ!ラーメンちゃん」
ハルコははじめてのことで緊張していたが、ハルコは飲み込みが早く白い糸をエビカレー隊長に向けて発射していたのである
「ドカー」
だが、それをエビカレー隊長は、簡単に切り裂いたのである
「そんな攻撃が私にきくわけないだろう!」
ハルコは悲しい顔をしたのである
冬子姫はまたエビカレー隊長に向かって剣を振るったのである
「ハルコちゃん!あきらめないで、わたしが奴からかならず隙を作るわ」
「キーン」
「カーン」
ハルトはハルコの悲しむ顔を見たくなかったので、やけくそで伝説のフライパンを投げ付けたのである
「ハルコを泣かせやがって!ゆるさない」
「どーか」
フライパンはエビカレーの頭に直撃したのである
そこに冬子姫が、剣を斬りつけのである
エビカレー隊長はその場に倒れたのである
「今よ!ハルコちゃん」
ハルコはもう一度白い糸を放ち、エビカレー隊長をグルグルにしろい糸で巻き付けたのである
「今だ!ハルコちゃん!燃える炎をイメージして!エビカレー隊長を倒すんだ」
いきなりラーメンちゃんが叫んだのである
「まかしてよ!ラーメンちゃん!白い糸よ!邪悪な魔物を燃やし尽くして」
エビカレー隊長は炎の中で燃えて消えていたのである
「ぐわー」
こうして、エビカレー隊長との対決は幕を閉じたのである
「やったねーハルト」
「やったなーハルコ」
「ありがとう!異世界の人たち」
冬子姫はお礼をしたのである
つづく