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僕の勇気は込み上げて来た



僕の名前はハルト、なんの取り柄もない、ごく平凡の中学生である。そして、僕にはハルコという妹がいた。妹は蜘蛛が好きである。正直、僕は蜘蛛が苦手であった。

「ふうー蜘蛛のどこが、かわいいんだよ」

「かわいいよ!ハルトにはわからないよ」

兄弟はいつものように、家の庭で、ほのぼのした、やりとりをしていた。


その頃、異世界では、一人の姫、が魔物に城を襲われていたのである

「お父様!お父様はお逃げになってください」

「何をいうか!冬子姫!お前が、逃げるのだ」

姫と王様は、魔物と戦っていた。

守りの兵士たちも、二人を守っていた。



つづく

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