表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
HAPPY END  作者: あっ1:11
4/4

リーダー

俺はリーダーにボスからのミッションについて話した。


「なるほど。それは一大事だ。テロ組織の一員とはいえ、実行係は過激思考を持った一般人でしかない。流石に殺すというのはちょっと…。」

「ですよね。どうしましょう。」


しばらく2人とも黙った。思考中である。


実行係になるということはレインのテロ行為の内容を知ることが出来るということだ。

だから、実行係の選考は慎重に行われているはずだ。俺も実行係になるために、さまざまな国王への過激な批判活動を1年間通した。

きっと、No.7も相当な国王批判者なのだろう。


しかし、俺とNo.7はほぼ同時期に実行係に加入し、まだミッションは“1つしか“行っていない。


そのミッションとは右大臣邸に爆弾を設置することである。結果は先に述べた通り、爆弾は不発。爆発していたとしても、「てるてる坊主」が右大臣に報告済みだったので危害が加わることはなかっただろう。


つまり、No.7はまだ何もしていないのだ。


「とりあえず、指定の場所には行こうか。No.7の顔写真を俺の携帯に送っておいてくれ。素性を調べてみる。」

リーダーがそう告げた。


まあ、様子を見るしかないか。

せっかく実行係になったんだ。この機会を簡単に逃すわけにもいかないのだ。


「了解です。」


リーダーから特にそのあと言葉がなかったので「失礼します」と通話を終えた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ