表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
HAPPY END  作者: あっ1:11
1/4

MISSION:No.7を殺せ

「to〜toるtoッッる〜♪to〜toるtoッッる〜♪」


不安定で今にも壊れそうな旋律で目が覚めた。


ボスに普及された携帯電話の着信音だ。

ボスと連絡を取るためだけの携帯電話であり、ボス以外にこの携帯電話の電話番号を知らないため、確認せずとも電話をかけてきた相手は分かる。


重い瞼を擦りながら、携帯電話を手に取った。画面に写った時刻は朝の4時だった。


こんな時間に電話?

訝しげに思いながらも電話を取った。


「こちら、No.8。ボス、どうなさいましたか。」


顔も知らないボスの嗄れた低音ボイスが鼓膜を刺激する。


「No.8、お前に隠密ミッションを与える。」


隠密ミッション?

“8番手の俺に?“



「MISSION:No.7を殺せ。」


ボスの声量は決して大きくはなかったが、この言葉が耳にこびりついたままで、この後のボスのミッションの詳細を聞くのに邪魔で仕方なかった。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ