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第三話 再び

(明るい…。)

光を瞼に感じ、私は意識を取り戻した。

私は死んだのだろうか。確かな痛みを感じ、呼吸ができなくなる感覚。自分の血液が肌をつたう感覚すら鈍くなる。痛みを感じた後は長く静かな時間が流れる。

重くだるい瞼を上げれば、そこは先ほどまで居た森の中。

「助かった…の?」

紅色の狼に噛まれた首には何の傷もなく、血液が流れた後もない。まるで、先ほどの出来事が夢だったかの様に。

しかし、あの痛みを感じても尚、これは空想の世界だったのか。本当に夢だったのか。自身が感じた感覚を疑えない。あれは、きっと本当の死だ。

今でも残る意識が遠くなる感覚。

夢でなかったのなら、なぜ自分は生きているのかと言う疑問。

(時間が巻き戻った?それとも、パラレルワールド…?)

もし、巻き戻ったのだとしたら時機にあの狼が来る。

目をやった方向には私を死に追いやった紅色の狼が唸りながら私を見つめていた。



三話 再び


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