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第二話▷夜天=レオニクス=テイルズ 登場です。

この幼女みたいな人は.....と言ったら消される気がするから敬って言おう。

この方は堕天使(?)の夜天=レオニクス=テイルズという方だ

堕天使と言っても神様ではあるが....

出会いはあのぼやいた日に帰宅した時に始まるー


僕は一人暮らしだ

家族とも話しづらいから一人暮らしという選択肢を取っている。

8畳の和室ほどの狭い部屋、そこにちゃぶ台と座布団だけ という方がわかりやすいか

とにかく簡素な部屋、一人じゃなきゃ住めない小さな....

「オーッス!お邪魔してまーす!」


「......は?」

思わず口に出た言葉には今起きてる状況が凝縮されていた

銀髪低身長の謎の幼女が顔見知りのように一人暮らしの男子高校生の家に上がり込んで笑顔で迎え入れてる。

僕はこのカオスな状況が飲み込めなかった。

家を飛び出しそうになったほどだ。

とりあえず名前を聞こうとしたその瞬間

「私 夜天=レオニクス=テイルズっていうの!

君の願った神様だよ! よろしくね!」


あまりのテンションの高さに引いたのと同時に

嘘であって欲しいと願った

小学校に一人はいた間合いを詰めてくる女子のようなこの子が私の想像する神様な訳がない


「....なに..しに..きたの...?」

と弱々しい声で聞くと


「君にお世話になりにきたのー!」


耳を疑った

神様でも幼女でも僕に養うお金などないのだ

おまけにロリコンでも過保護でもないし

急にお世話してと言われても「メリットないのに何故やらねばならんのだ」としか言えない

と思った矢先


「神様だよ?君の想像通りの。貢いでくれてもいいでしょ?」


なんだかブーブー言っているが心が読めるところを見るとマジの神様のようだ


「本当に神様?」

そう聞くと

「当たり前じゃなーい!」

と瞳を輝かせて言ってきた。自信過剰な幼女かよ

「全然神様に見えない。神様なら何か神様らしいことやってよ。」

そう呆れ顔であったとたん僕の頭が痛くなってきた

「あ"あ"あ"あ"ああああぁぁぁぁぁぁ」

そう言って倒れこむ僕。お隣さんに迷惑とか考えてられない。とにかく痛い、このまま死ねそうなくらい。

そうやって悶えてると幼女が近づいてきた

(あぁ、このまま消される)

そう思うほど幼女、もとい神様は冷たい目で見下している。

神は僕に向かって手を突き出した

本格的に死を覚悟した次の瞬間



頭痛が止んだ


「わかったか?」(冷たい目)


そう質問してきたので答えようとすると

こんな文字が出てきた


わかったか? ▷・分かりました ・分かんなーい


これは....選択肢?

とりあえず 分かりました を選択した

わかったか? ▶︎・分かりました ・分かんなーい


「うん、わかったみたいだねー!」

そうニパニパしながら神様は言った

僕は思った (....こりゃまじもんの神様だよ)と

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