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吸血領主の霧の街

「吸血領主の霧の街」小ネタ(ネタバレあり)

作者: 羽塚睦希


※回想シーンは本筋の10年くらい前、後日談は本筋の3年くらい後を想定しています。



登場人物関係


◆アル


 本名はリン。名無しの少女がリンドウに名付けられた(リンドウの名前から取った)のですが、リンドウが発音しない&彼女が文字読めないせいでRin→“(アール)”と勘違いし、リンドウがさらに「アル」と呼ぶようになりました。

 製作中は意図していなかったですが、名前は「アル」コールとも取れるのでは。


 年齢は本編時点で15歳。回想時は5歳の浮浪児、最終話の後日談ではもう少し成長します。この物語は、最後に彼女がリンドウを受け入れたが故の結末でもあります。

 性別は女の子。「女冒険者だとナメられるから男装をしよう」→「今度はガキだとナメられた……」って感じです。




◆リンドウ


 名前は最終回で明かされたとおり領主の名前(リンド=ブルーム)の一部を取りました(作中の設定。メタなことを言うと、竜胆の花言葉「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」より)。

 宿屋「|ドラゴンリバー《dragon liver》」の由来は直訳で「竜の(きも)(胆)」すなわち竜胆です。

 吸血領主の「分け見」にして眷属。正統派ヒーローをイメージして書いていましたが、最終的に若干ダークヒーローっぽくなりました。


 年齢は本編時点で外見25歳(実年齢はもう少し低い)。回想の時は外見年齢15歳くらいです。

 女装は領主の趣味でした。ジョナサンとコンビを組んでいた時はお兄さん(この頃にアルと会っている)で、領主に連れ戻されたあと~本編までは接客で好印象を与えるために女装、領主は喜ぶ。最後に髪がいい感じに焼け落ちた(ざんばら。冒険者時代より短い。あとでちゃんと整えた)のでお兄さんの姿に戻りました。




◆ジョナサン


 名前の由来は林檎の品種「ジョナサン」から。別名紅玉。

 実はギムレットの弟で、一人前でない=林檎酒(シードル)になっていないということで、基本お酒くらいしか弱点のない領主に殺されてしまいました。気のいい兄貴肌を想定。享年20歳前後(時系列的には本編の10年くらい前)。

 林檎の花言葉は色々ありますがとりあえず、実の花言葉は「誘惑」だそうです(領主の言いなりだったリンドウを『自由』で誘惑したという解釈)。




◆ギムレット


 名前の由来はお酒(カクテル)のギムレットから。カクテル言葉は「遠い人を想う」。

 進路選択の時点で道具屋志望。冒険者志望の弟、ジョナサンを温かく見守っていました。

 リンドウがジョナサンの死に関わっていることは知っていましたが、それでも10年間交友を続けてくれる良い人。でもリンドウが領主の眷属であることには気付いていなかったです。

 年齢は本編時点で30歳くらい。




◆リンド=ブルーム


 リンドブルム(ドラゴンの一種)から名前だけ取りました。先にリンドウの名前を決めていて、繋がりを持たせようとして近い名前に。

 ヴラド公(ドラキュラのモデル)の父親が通称ドラクル(竜公)なので、全くの見当はずれというわけではないはず。

 種族としてのモデルは吸血鬼。弱点はアルコール、あるいは、多くの怪物を屠り血を吸った武器による攻撃が有効です。あと、条件が揃えばよく燃えます。

 領主の悪逆さと圧制の描写が足りないのは自覚しています。


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