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独り妄想

作者: 粥ころ

藻歩メイン。勝手に語らせてる。

世の中、絶対に悪い人なんていないと思うんだ。

きっとその行為に走ってしまったのは何らかの影響があって全部が全部相手が悪いんじゃないと思う。けども、緑のやつはこう言う。

「はぁ?何があろうと手を出したら負け。あんたの言ってることキリないし、白黒つけないとやってらんないんだよ皆。」

赤いあの子はこう言う。

「うーん、わかんねぇ。俺だったらそいつの気持ちになって考えてやりてぇかな。」

青いあいつはこう言う。

「そうだね。僕は僕が"正しい"と思った方の味方さ。」


割れてるなぁ。


これだから人は争いを繰り返すんだろう。自分の中に誰にも譲れない信念があって、何に対してもそれだけは折らないし曲げない。とても頑固で面倒で滑稽なものだと思う。




(思う、んだけど)


自分もその頑固で面倒で滑稽なものの仲間なのだ。笑えてくる。


(人って言うのはみーんな自分の中にくっだらない正義を描いてんのかなぁ)


うつ向けになってぼーっと窓を見る。空は嫌味なほど蒼く澄み渡っていて、まるでこの世界の黒いとこを何も知らないかのようで。頬を緩ますとなんだか自分と同じ人間、ましてや自分と違う意見や正義を持った人間でさえも愛せれる気持ちになるのであった まる

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