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蒼月白兎こばなし集  作者: 蒼月白兎
物語
1/7

ゆったりとした時間

せわしない毎日が過ぎてゆく。


ちょっとほんの少しでもいいからゆったりとした時間を過ごしたくなり、思い切って、今日は、ゆっくり休む日に決めた。


こうでもしなきゃ、私はゆっくりするなんて出来ないから。




けれど、困った。


朝から、『これ、しなきゃ』『あれ、やらなきゃ』と、お掃除、洗濯と、バタバタ。悪い癖が出てしまって、まだ、ゆっくり休めてない。


う~ん、これは『しなきゃやらなきゃ病』かな?


大変、病気なら、お薬がいるよね

。さてさて、この病気に効くお薬は・・・・・・・・あったあった、頂きものの手作りチョコチップクッキー。


幸せなお茶の時間を楽しむことで、しなきゃやらなきゃを、抑えます・・・・なんちゃって


さて、お茶の時間にしましょ。せっかくだから、紅茶を淹れましょうかね。いい香りのする紅茶、買ってきたのに、全然飲んでないし。


お湯を沸かして、それから、え〜と、ポットは・・・・・・・・あぁ、あった。

これこれ、骨董市で一目惚れをして、カップとセットで買ってたのよね。葉っぱとつるの模様が素敵で、すぐに気に入っちゃって。


あの店長さん、『ちなみに、これで淹れるお茶は格別なんですよ、だって、ポットの妖精のお気に入りなので、淹れる度に美味しい魔法がかかるんです』って、言ってたなぁ。


ほとんど毎日、淹れて、お茶を楽しんでたのに、仕事が忙しくなってからは、ご無沙汰だったもんね。ポットの妖精さん、きっと、拗ねているよね。



ポットの妖精さん、しばらくご無沙汰して、ごめんなさい。一緒に、美味しいクッキーと、美味しい紅茶でお茶しませんか?


きっと、一緒にお茶するほうが楽しい、ゆっくりが出来るから。


一緒にお茶してくれるよね。


さて、お茶の準備の続きを・・・・・


頂きものの手作りチョコチップクッキー。お菓子作りの名人さんの手作りだから、美味しいのよね。



さて、お皿は・・・・・・・・これで。


さて、紅茶もいい香りもしてきたし、お茶にしましょうか。


さてさて、まずは、ポットの妖精さんの分をカップにいれて


はい、どうぞ。




う~ん、いい香り。ポットの妖精さん、頂きますね。


美味しい、やっぱりポットの妖精さんのポットで淹れる紅茶は『格別』ね。


チョコチップクッキーも美味しい。こっそりドライフルーツが入ってるこのクッキー、私、大好きなのよね。


美味しい、幸せ。


そうでしょ?ポットの妖精さん?



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