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第一回 ビクトンお世話選手権 ~中休み~

放置状態で申し訳ないです。私生活でいろいろ動きがあったので、、、。徐々に更新はしていきます。

やってくれますね。駄目女神のくせに。正々堂々と勝負する気はないようですね。そちらがそのつもりならこちらも仕掛けましょう。私は戦乙女、戦いにおいて後れをとるなどあり得ないのです。まずは戦況の把握ですね。


裸のまま腕組みしながら歩き思案する。真剣に考える姿はまるで抜き身の刀よう。ただ、裸という点で間抜けさは否めない。


そうですね。ここは先手必勝で行く必要がありそうです。あの女神の事ですから、どうせ強制的に眠らせ起きないよう力を行使するつもりでしょう。そのうえで先ほどと同じく起きるまでの時間ないし起こすという行為に文句をつけてくることも考えられますね。永遠の眠りさえ可能にする方ですからその点も注意が必要ですね。


問題はどうやって先手を取るかですね。いっそのことぶちのめした方がいいのでしょうか。ビクトンに被害を出さず潰すことはできますが、その場合ビクトンが異変に気付く可能性が高いですね。なるべくなら気づかれずに奪いたいものです。


「なかなか難しいですね。いつ以来でしょうか。攻めあぐねるのは。」


物騒な思考とは裏腹にこぼれ出る独り言。


「まぁ、どちらにせよ。戦いにおいて負けるようでは戦乙女失格ですね。手段さえ択ばなければどうにでもできますしね。ふふ。」


思考は戦闘用へ。獲物は駄目女神。奪取すべき宝はビクトン。普段道理やることは変わらず潰すだけ。さぁ、行きましょうか!最終勝負です!女神よ、勝利とは常に我が手にあるということを思い知らせてあげます!


輝く羽、あふれ出る殺意、迷走した末に行き着くのはやはり泥沼。決意を新たにビクトンの元へ向かっていく戦乙女であった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

この勝負、私の勝利が確定したわ!ここから先はずっと私のターン!この計画に隙は無いのよ。このままビクトンへ授乳しつつ子守唄へ突入。そしてそのまま私の美声に酔いしれ永い眠りにつくの。完璧ね!私の勝利は揺るがないわ!


裸のままビクトンへ授乳しつつ下品な笑いを浮かべる美の女神。美の女神だけあって品性下劣な下卑た笑顔であってもその美しさは揺るがない。たとえカエルのつぶれたような、ウシガエルのようなたとえようもない笑い声が漏れていたとしてもその美声は揺るがない。


しかし、問題は戦乙女ね。あの無駄巨乳さっきからぶつぶつと剣呑な空気ね。やはり何か仕掛けてくるつもりね。でも、何を仕掛けてきても無駄ね、ビクトンと私のこの密着具合から言って私だけを排除するなんていくら戦乙女とはいえ無理に決まってるわ。その無駄に大きな胸と同じだけ無駄な足掻きね。


『ふふ、滑稽よ。』


下卑た笑いから恍惚な笑みへと変わっていく。勝利を確信し勝利に酔い、ビクトンの重み温もりを感じ体に熱を帯びる。


さぁ、戦乙女にあの無駄な巨乳に敗北という名のプレゼントを送ってあげるわ!!


酔いどれどもの闘争は続く。混沌とし混迷し迷走する。狂っているのは一体何なのか。そしてビクトンに明日はあるのだろうか。


混迷の最中のビクトン


”いつまで吸ってればいいんだ?おなかすいてきたよ。いつもの食事が恋しいです...。”

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