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衛の両親

 衛の両親は大きな布袋を被されて、衛の父さんはハイエースに、衛の母さんはキャラバンに乗せられた。

「きっと父さんと母さんは、別々の施設に送られるんだろうなー」

と衛が泣きながら言った。

信二は友人の高橋衛の悲しみを感じ取り、深い同情の念を抱いた。


「衛、大丈夫か?俺も何か手伝えることがあれば言ってくれ」と信二は優しい声で言った。


「ありがとう、信二。俺、どうしたらいいのか分からないんだ。父さんと母さんが別々の場所に送られるなんて…」と涙を拭いながら衛は応えた。


信二はしばらくの間、衛の話を静かに聞いていた。友人の痛みを共有し、何とかして支えたいという気持ちが募る。


「まずは落ち着こう、衛。俺たちで何ができるか考えよう。」信二はしっかりとした声で提案した。


「うん…ありがとう。信二。君がいてくれて本当に助かるよ。」と衛は少しだけ笑顔を見せた。


二人はその後、衛の両親がどこに送られるのかを確認し、何かできることがないかを調べ始めた。友人の力を借りて、衛は少しずつ前に進む力を取り戻していった。


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