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窓越し
画面越し
同期の今を
知る夜に
部屋に木霊す
麵すする音
高校卒業から10年。
ある夜ふと気が向いてSNSを開くと、同期が何人か投稿していた。
きっと、親交のあった仲間内で集まったのだろう。
彼ら彼女らが続々と結婚や出産を迎える中、私はいまだに何も進歩できていない。
体を壊してからというもの、まともに働いてすらいない。
節目の年だからと開かれた大きな同窓会、声はかけられたものの行く気が全く起きない。
夕食を買いに、徒歩五分のコンビニに行く気すらも。
まぁ、しばらく休めばきっと何とかなるだろう。
ネットで箱買いしたカップ麺をすすりながら、私は心の中でそう思った。
今はそう信じるしかない。