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書き換えられた世界の善と悪  作者: レオちん
1/1

1節書き換えられた世界

何事もなく毎日過ごして、

そんな平凡な日常が明日も来るのだろうと

そんな風に思っていた、でもある事件をきっかけに

そしてその日を境に、

平凡で何事もない日常なんて来なくなってしまった…


1節「書き換えられた世界」

「おーい!早く現場に行かねぇとまた社長に怒られるぞ!」

こいつは俺の友人で同僚でもある酒戸岩 遊

(さかといわ ゆう)

「わかってるって!」

そして俺の名前は大國(おおくに) 善人(ぜんと)

仕事は古く劣化した建物のペンキを塗り替えたりする

いわゆる塗装職人ってのをやってる、

そして遅刻しそうになりながらも

いつも通り現場に向かってる時に

世界を大きく変える事件が起きた、

「善人ー、」

「なんだよ遊、昨夜は遅くまでゲームしてて寝不足なんだよ…現場に着くまで眠らせてくれ」

「いや、なんか空から降ってきてる」

「何がだよ!?急にすげぇ事言うなおい!」

「見ろよあれ…」

遊が指をさした方向を見ると隕石とは違う

なんとも言えない形をした物体が空から

落ちてきてた、

「おい!遊急いで車を止めろ!」

俺は何とも言えない危機感を感じて遊に近くの路肩に車を停めるように言った、

「善人、結構やばくないか?」

遊がそう言った事に対して自分も空から落ちてきるそれを見て同じ事を思った、もう地面に落ちる寸前

だったのだから、

「遊…もしもこれが隕石だとしたら間違い無く俺たち死ぬな」

「そうだな…1度でいいから彼女という存在が欲しい人生だったぜ…」

2人そろって死を確信すると同時に

空から突如落ちてきたそれは衝撃も無く

まるで地面に、地球に吸い込まれるかのように

消えてった、それで終わりかと思った時、

意識が遠のいてくのと同時に身体に変な感覚を

感じた、

そして目が覚めると見た事があるようで

無いような不思議な場所にいた、

でもそんな曖昧な感覚は一瞬で消えた、

なにせそこは変わり果てた自分の部屋だったのだから、

まるでゲームのバグのように歪んだ空間、

付けてもないのに勝手に画面を映すテレビ、

「なんなんだよこれ!?どーなってんだよ!」

訳も分からずパニックになりつい叫んでしまった、

そしてテレビが映す内容は何もかも信じられない事

ばかりだった、

画面には研究室のような部屋が映され

そして薄気味悪いマスクを被って変な着ぐるみを

着た人が映っていた、

信じられないのはこのヘンテコな人が

話してる内容と持っているノートに書かれている

事だ、

「まず自己紹介をシマス!」

ヘンテコな人は自己紹介をするらしい、

「私の名前は今日から神様です!」

見た目も変で、発言もズバ抜けておかしい、

そんなヘンテコな人のせいで

今まで起きた事を忘れそうになっていると

「えー、見られた方はいるかと思いますが数時間前

地球に落下したモノは私が落としたモノです」

俺と遊が見た謎の落下物はこいつが落とした物らしい

正直信じられない、それと同時につい忘れていた

遊に電話をしようとするも電話は繋がらない、

それどころか端末の画面すらもおかしくなっている、

「簡単に説明いたします」

急に画面に映されているの神様?だかが喋りだした

「世界を書き換えます、ゲームのようになんでもありの面白くて欲望に満ち溢れた世界にねぇ!!」

言っている事が訳分からなすぎて思考が

追いつかない、それでも話し続ける

「今から5分後に大量のモンスターが産まれます

そして全人類にステータスという機能をつけます

建造物も私が書き換えます一応安全地帯はありますがそこまで辿り着けるかなぁ〜?」

言ってる事が意味不明過ぎる、

頭のおかしいテロリストが自然現象に乗じて

ふざけているのかと思った時、

頭に激痛を感じたそれも頭の内側が激しく痛む

「早速ですがいきなりだと可哀想なので

最初にステータス機能をつけましたぁー!

ゲームのように自分のレベルや職業とか色々確認できるから開始までに安全地帯の場所を把握して無事生き残ってねー!いきなり全滅はつまらなすぎるからね!」

むちゃくちゃ過ぎる…しかも激痛が

収まったのと同時に自然とステータスという

謎のビジョンの使い方まで理解していた…

訳が分からないのと同時に少しだけワクワクしてた

自分がいた、

早速自分のステータスを確認すると、

Lvは当然Lv1職業はまさかの素人

モンスターが出た所で何も持たないまま

勝てるわけがない、急いでMAPというビジョンを

確認していると、

「5分経ちました!スタート!!」

急に突如としてそれは始まった

慌ててMAPに映されている緑色のエリアを

目掛けてただひたすらに走り出した、

モンスターが出るのも何故か自然に

それが当たり前のように、

自分の感覚すらも狂わされている様な気すらした、

道中出てきた虫型のモンスターに追われながらも

なんとか安全地帯にたどり着いた、

しかしそこにあった建造物は今まで見たことの無い

建物だった、まるで要塞の様なそれは

ゲームに出てくる街の様な、

そんな風に感じさせた。

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