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天使ウィンからの頼みごと

「ウィン……?」


「細かい説明は後に!来ます!」


「ごぉっ!」


守護防壁ガーディアン・プロテクト!!」


また紫炎が弾け飛ぶ。……味方と思って間違いなさそうだな。


「フウヤさん。あの亡霊は屍炎アベンジ・ファイヤを3回放つと、数十秒間動きが止まります。その時に――!」


「ごぉっ!」


守護防壁ガーディアン・プロテクト!!」


ガキィン!と再び弾け飛ぶ。


守護付加ガーディアン・エンチャント!今です!」


オレの剣(隻眼のおっさんのもの)に白い光が宿る。


「これであの亡霊を!!今なら倒せます!」


「っ。霜月流剣華、四の型――」


「おぉ……!」


「――艷花追想あではなついそう


真下からてっぺんへ。突き上げるように斬り裂く。何かが砕けるような音がした。


「おぉ……む、むすこよ……。なぜ、なぜ……!」


「……せめて、安らかに眠りな。残留思念」


亡霊がゆっくり消滅していく。もう復活することはなかった。


「お疲れ様です、フウヤさん!さすがです!」


「いや、アンタのおかげだよ。アンタいなかったら……アンタは、一体?」


「んー、そうですねー。……名乗ろうかと思いましたが、ここは謎の天使Xということで」


「天使ウィンか。もしかして痴神のとこのか?」


「はわっ!どうして名前を!?」


「いや、さっきそう名乗ってたじゃんか」


「あ……そ、そうでしたね。地神様の天使と見抜いたのは?」


「天使って聞いてパッと浮かんだのがそっちだったんでな。合ってたか」


「はい。とあるサイトで地神さまと一緒に解説やらをやらせて頂いてます、ウィンと申します」


「メタいし、それ言っていいのか?……どうしてオレを?」


「今回は亡霊が相手でしたからね。さすがのフウヤさんでも分が悪いかと」


「もう少し下調べして整えてから来るべきだったな。……ホントに助かった。ありがとう」


「……こうして話すと、フウヤさんって普通に良い人なんですね」


「待って。そっちのオレへの認識、どんな感じ?」


「それでですね、一つお願いがありまして」


スルーかーい。……ん?


「ちょっ、アンタ!?」


「へっ?……あぁっ!!」


消えかけてるぅぅ!ウィン消えかけてるうぅ!


「ちょっ、えっ、もう時間っ!?」


「いいからお願いとやら言え!やってやるから!!」


「え、あ、おねがっ、い、妹、私、クラットス」


「テンパりすぎだ!落ち着け!!」


「がっ、守護伝達ガーディアン・インパクト!!」


「どぅはっ!!」


テンパりきったウィンは、何を思い余ったかこっちに魔法をぶっ放してきた。


「おい、何す――!!」


起き上がった時には、もうウィンの姿はなかった。


「……ったく。いい感じの奴だと思ったのに。やっぱ年増はロクなのいないな。……帰るか」


本当にあの亡霊が原因だったなら、これで問題は片付いたことになるが……。


「ん?」


何か、脳に直接メッセージが……。ファミチキください、じゃないな。


『テンパってしまってすみません。フウヤさん。頼みというのは……クラットスにいる私の妹のことです。お願いです。妹を助けてください!』


……。


「メッセージ内でもテンパってないか、これ?せめて名前くらい伝えろよ」


っつーか、天使の妹もクラットスで何かあんのか。……色々抱え込みすぎじゃないっすかねぇ、クラットスさんよ。


「ま、助けるけどさ」


元より誰かを死なせるつもりはない。目指すは誰一人死なない物語だからな。


「妹、か……。あれ、下手したらオレより年下なんじゃね?」


うは、テンション上がってきましたわww

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