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ようじょが なかまに なった !

「じゃ、レールの所行きましょうか。今後のこと話さないとだし」



「そうだね。というかレールのおっさん、ケガ大丈夫なのかい?」



「面会謝絶ってほどじゃないわ。話はできるわよ」



「フウヤがいないのが若干気になるけど、戻ってこいって言って戻ってくるようなやつじゃないよな」



「むしろ戻ってこない方が幸せなんだけどね。アタシ的に」



「その場合、幼女が犠牲にならないかい?」



「……はぁ」



深いため息をつく。もう一回死んでくれないかしら、アイツ。



「……とにかく行きましょ。ゴーレムが守ってくれてる間に」



言い終わる直前に、奥の方のテントから悲鳴が。



「…………」



「…………」



お互いに顔を見合わせる。



「ひとまず、レールに会いましょ。あっちのことは……追々」



「その方が無難だね。……許せ、見知らぬ少女よ」



悲鳴が聞こえてきた方角にレンドが手を合わせる。さすがにこの短時間でアイツの苦手なホモ・ゴーレム10体が倒されるとは思ってなかったわ。次からもっと増やそう。





「おぉ、ミレン殿。変わりはないか……っっ!!」



レールのテントに入ると、最初は陽気に声をかけてきたレールが、レンドの存在に気づくと一転、最大限の警戒モードに入った。



「ぐぉぉ……!!」



けど、やっぱり体はまだ治りきってないみたいで。即座に蹲った。



「大丈夫か、レールのおっさん」



「き、貴様、なぜここに……!ミレン殿、これはどういう……!」



「早い話、こっちの味方になってくれたのよ。フウヤが頑張ったみたい」



「頑張ったっつーか、拳で熱く語ったっつーかな」



「……なんと」



「フウヤと一緒に来たのよ。ついさっき。もう攻め込む人もいないから攻勢に転じるってね」



「道理で先ほどから騒がしいと……すると、さっきの悲鳴は……?」



「それは後。犯人に見当はつくと思うけど、後にしましょ。レール、私はこれから、コイツらと一緒にレーテリアに向かうつもりよ。アンタはケガが回復次第、ディブトーニに戻りなさい」



「し、しかし……」



チラリとレンドを見るレール。……信用していいものかどうか迷ってるみたいね。かつては仲間だったけど、敵になってた人。急なことだし、感情も追い付かないわよね。



「……大丈夫よ。そんな裏切ってどうこうするようには見えないわ。フウヤも信頼してるみたいだし、大丈夫よ」



「…………」



レンドを真っ直ぐ見るレール。見返すレンド。数秒間の睨み合いの後に音を上げたのはレールだった。



「……分かった。レンドよ。かつてのように全幅の信頼を寄せる。この思い、裏切ったら末代まで祟ろう」



「だいじょーぶ。心配すんなって」



「……ミレン殿。先ほどの件、国を背負う者の一端として、賛同する。が、三人で行く気か?」



「ええ。大丈夫よ、負けないわ」



「……本来なら兵士を同行させたいが、キミは妻に似ている。一度こう思ったら梃子でも動かないその姿勢。いや、男の出る幕がない」



「それはホント言えてる。けど、その強気の態度がいいんじゃないか?レールのおっさん」



「……。ミレン殿、何か不測の事態が起きたときはこれを」



そう言ってレールが取り出したのは筒状の何か。というか、完全に筒ね、これ。



「それに魔力を込めることで発煙筒の役目を果たすと同時に、一度だけ周りを攪乱できる。再使用には日数を要するので、気をつけて扱ってほしい」



「分かったわ、ありがとう」



不測の事態、ね。……使う場面にあのバカ弟(仮)が浮かんできたけど、気にしないようにしましょう。



「さて……聞いていたな、ハドソン。皆に伝達を。これよりディブトーニに速やかに帰還する!」



「え、あ……あの、まだケガの様子を観察しながらでないと速やかには……」



「もうほぼ回復している。今から真っ直ぐ向かって何の支障もッッ!」



威厳たっぷりに言い放つレールのケガしてる辺りを思いきりつねると、途端に叫び声があがった。



「……まだ休んでなさい。ハドソン、医療班の許可降りてからで構わないからね」



「は、はい!分かりました!」



「み、ミレン殿。少しは容赦をだな……!」



「強がってる方が悪いのよ。この話、奥さんにしてあげる。無茶した戦いの話も含めてね」



「ぐぬぅ……」



呻くレールを置いてテントを出る。さて……気が進まないけど、あのバカ止めに行かなきゃね。



「レールのおっさん……」



「なにしてるのよ、レンド」



「あーいや、なんでも。さ、フウヤ止めに行くか」



「……気が進まないわ」



「まあまあ。少女を助けると思って一つ」



「なんだってあんな奴が弟に……」



「あー、それ気になってた。フウヤの奴が仮とか言ってたけどどういう意味なんだい、それ?義姉弟とか?」



「道すがら話してあげるわ。長い話でもないし。……信じるかどうかは別だけど」






「へー。転生して姉弟に。酷い神様もいたもんだ」



「そうなのよ、ホント。にしても少し驚いたわ。すぐ信じてくれるなんて」



「ミレンちゃんが嘘つくはずないしね。それに、ファンタジー異世界転生はこっちでも見るジャンルだよ。オレたちにとっては魔法の世界って、異世界なのか?みたいな感覚なんだけどね」



「そっか……こっちでもそういうジャンルあるのね。あっ!」



「どうかした?」



「み、見たいアニメ……まだ見てない……!」



「あー……さ、再放送とかあるから、それに期待しよう!ね?」



「うぅー……全部終わったらちゃんと見るんだからぁ……!」



「……可愛い」



「えっ?」



「いや、なんでも!で、もしかしてここがその子のテントぐふぅっ!!」



女の子のテントに着いた途端に、レンドの腰付近に誰かがタックルしたあと、私に抱きついた。



「み、ミレン~!!助けてくれ~!!」



涙ながらに飛び込んできたのは、桃色のセミストロングヘアーの女の子サウル……例の幼女だった。……本格的に懲らしめた方がいいわね、あの変態。とりあえず背骨の5、6本くらいいきましょうか?



「うんうん。で、何本折る?それとも首やる?」



「なにを物騒な話をしておるのじゃ、お主は!?ボ、ボクが言いたいのはそんな物騒な話ではない!あ、アレを見てくれ……!」



「アレ?…………」



見た瞬間に言葉を失った。あまりに呆れて。



テントの中央、少し豪奢なカーペットの上で大量に鼻から血を流し、幸せそうな顔で仰向けで倒れてる変態がいた。



「あ、あの者が突然飛び込んできて……!しばし訳の分からぬことを言ったかと思うと、あのような有り様に……!み、ミレン!ボクは何もしておらぬからな!信じてくれ!」



「サウル、その時からその格好?」



「う、うむ。着替え中であったゆえ、この格好で人前に出ることも叶わず……」



サウルの格好は薄い下着とパンツ。……さて。



「み、ミレン?ゴーレムを作ってどうする気じゃ……?」



「決まってるじゃない。このバカの息の根を止めるのよ」



「助けてくれと言ったのじゃが!?何故にトドメを刺すのじゃ!?」



「なに言ってるのよ。助けてるじゃない。アナタを」



「助けてほしいのはボクではない!あの者じゃ!」



「それは諦めなさい。もう助からないから。主に頭が」



「いや!あの者も国の民だ!ボクは見捨てない!」



精一杯腕を広げて私からバカを庇うようにブロックするサウル。



「サウル、あのバカにそこまでする必要ないわよ。いいから退きなさい」



「いーやーじゃー!」



「まーまー、ミレンちゃん。落ち着け。キミもそんな格好じゃ風邪ひくぞ。ほれ」



衝突の痛みが治まったのか、レンドが自分が着けていたジャンパーをサウルに羽織らせる。……あのバカとは雲泥の差ね。



「ぬ、ぬぅ。すまぬ。民に気を遣わせてしまうなど、まだまだボクは半人前。……?どこかで会ったか、お主?」



「ん?……気のせいじゃないかな。それよりほら、キミがその格好だと、あっちにいる人起き上がってもまた倒れるから早く着ようなー?」



「む、むう。分かったのだ。……あの者が倒れた理由、ボクの格好と関係があるのか?」



「はーい、それは気にしなくていいからねー?アレスタ・フォートレス、レインボーカーテン」



虹色の、私の意思無しでは開かないカーテンを作り出す。こうでもしないと、このテントの中で着替えられないものね。あのバカが起き上がって覗きこんでくるかもしれないし。



「へー、これがミレンちゃんの魔法か」



「ええ。何でも作れるわ」



「フッフーン。ボクのミレンは凄かろう。もっと誉めてもよいぞ?」



「なんでアナタが自慢気なのよ。さっさと着替えるわよ」



「うむ」



パッパとサウルに服を着せる。ボーイッシュな格好が好きらしいけど、女の子なんだし、着飾らなきゃね。



ドレスとフリルスカートを創造して着せる。ちょっと抵抗されたけど。文句言わないの。



着替えさせ終わってレインボーカーテンを外すと、レンドに羽交い締めにされてる変態弟の姿が。……はぁ。



「レンド、避けてね。アレスタ・フォートレス、ブラック・ボルト!」



「ぎゃあぁぁ!!」



炎属性を纏った黒雷をフウヤに放ち、黒焦げにした。



「ミレン!?お主、なにをしてるのだ!?」



「危険人物の排除よ。フウヤ、聞こえてる?これ以上変なことしたら潰すわよ、目を」



「……ふぅ」



やれやれとかぶりを振って蘇る変態。……本当に潰してやろうかしら、目。



「その、なんだ。……この者は身体が丈夫なのだな。あれだけの事があって無傷とは」



「それはそうですよお嬢様。今後、あなたの身をお守りする騎士ナイトですから。紹介が遅れました。フウヤと申します」



片ひざを着いて恭しく頭をさげるフウヤ。今さらそんなことしてもこの子のアンタに対する評価は底辺よ。……って言いたかったのに。



「おっ、お嬢様!?ナイトだと!?そ、そ、そのような事、こんな場で言うでない!恥ずかしいではないか……!」



なーんでこの子、コイツの奇行見てもなお、こんなこと言えるのかしら。



「……ぐふっ」



ほら、変態が鼻を押さえ始めたし。頼むからもう一度転生してくれないかしら、あの世に。



「ぼ、ボクッ娘、だと……?オレの許容範囲キャパシティを越えられたのは初めてだ……!」



「ボクッ娘なんてそうそういないからな。……あー、この状況で言うのもなんだと思うが言うわ。フウヤ、レールのおっさんからもOKもらったし、一緒にレーテリアに――」



「イヤ!ウチ、この子と一緒にる!この子の隣で幸せになる!」



「うゃっ!?」



無理やり本題を持ってきたレンドから逃げるようにサウルの後ろに隠れるフウヤ。……ふぅ。



「ん?ってあだだだ!」



「よーし、そのままじっとしてなさい。楽にしてあげるから」



フウヤの背後から頭を鷲掴みにして宙にぶら下げる。私、こんなに力あったのね。転生に伴って身体強化もしたのかしら。



「み、ミレン!その者を離すのだ!」



「……あのね、サウル。細かいのはアナタにはまだ早いから言わないけど、コイツはいずれアナタに害をなす存在よ。悪いこと言わないから任せてちょうだい」



「た、確かに危険人物なのでは、と思い始めたが、それでもこの者を痛め付けていい理由にはならない!ボクは大丈夫なのだ!きちんと自衛もできるのだ!」



「…………はぁ。分かったわ。フウヤ、次はないからね?」



サウルの熱意に負けて手を離す。……甘いわね、私。



「いってー……サウルちゃん、ありがとう」



「べ、別に気にすることなどではない!民を守るのが私の務めだ!」



「お礼にオレを婿に……」



「それはいいのだ」



手で制するサウル。……まあ、少ししたら私たち、レーテリアに向かうし。サウルはレール達に任せることになるから、これ以上変態の奇行は気にしないようにしよう。



「しっかりしてるなー、サウルちゃん」



「うむ。ボクも9歳だからな!姉上達のようにはまだいかぬが、年相応の風格は身に付けねば!」



「9歳かー。なんかやんごとなき身分っぽい気もするけど、どこかの王族かい?」



「っ!そ、それは言えぬのだ!ボクは口が堅いのだ!言わぬよう訓練を受けているのだ!」



「……なんでかなー。キミを見てると懐かしい気分になるよ」



「お主もか?ボクも同じ感情だ……?」



サウルが不思議そうな顔で見上げる。視線の先には青白い顔のフウヤ。なに、どうしたのよ。



「……サウルちゃん、9歳ってマジ?」



「む。確かに幼く見られがちだが、間違いないぞ」



「Oh……」



「フウヤ!?」



なんか変態が沈痛な顔で膝から崩れ落ちたんだけど。何がどうなってるの。



慌てて近寄るレンドに、フウヤは私にまで聞こえるか聞こえないかの声量でぶつぶつと言い始めた。



「9歳ってウセやろ?いや、年増が言うてた気ぃもせぇへんでもないけど、ウチ対象年齢10歳からやで……。10歳未満でも庇護すべき対象であることに変わりはない。が、口説いてはならない。そんな鉄のルールを己に課し、自らの審美眼を鍛えに鍛えてたのに……ウセやろ、9歳?アカンて工藤」



この変態、年下なら見境ない訳じゃなかったのね……。ミトコンドリアの体積分ぐらいは見直してあげるわ。けど、



「なのに、9歳のサウルの下着姿に鼻血を流すなんて……ロリコンの風上にもおけないんじゃない?」



普段が普段なので同情しない。むしろどん底に突き落とす。



「…………」



カチャ



「っ!?ちょフウヤ!早まるな!切腹の体制に入るな!」



「止めてくれるなレンド……!」



「止めるわ!ってかどっから出した刀!?」



「死にたそうだったから出してあげたのよ」



「ミレンちゃん、キミは鬼か!?フウヤ、一旦落ち着け!ここは異世界!お前の今までの審美眼も通用しない場所!だから今回は仕方ない!」



「……けど、オレは」



「フウヤ、死ぬでない!ボクより先に死ぬなど、ボクが認めん!」



「よし生きよう。他ならぬキミのためなら」



あっさりと切腹体勢を解き、この子は特例、この子は特例……とか呟くフウヤ。



「……釈然としないが、フウヤだし仕方ないか」



「みんな優しいわね。私なら放置なんだけど」



「うんミレンちゃん。キミの気持ちも分からなくはないが、さっきみたいな事はやめようか!なんか気にくわなかったらさっきみたいに魔法ぶっぱとかでもいいから!」



「はーい。ほらフウヤ、行くわよ。レーテリアに」



無駄話が長くなっちゃったけど、いい加減話題を進めましょう。



「……サウルちゃんが」



「真っ二つにするわよ?連れてくとか駄々こねるなら」



「ミレンっ」



さっき創造した刀でフウヤを脅していると、サウルが大きめな声で私に呼び掛けた。



「ぼっ、ボクも行きたいのだが、ダメだろうか!?」



「ダメよ。あのね、私たちは今から危ないことをするの。あなたを連れていく訳にはいかないわ」



「ぼ、ボクなら大丈夫!」



「その根拠は?」



「……だ、大丈夫なのだ!」



「……」



「……」



ジッとこちらを見返すサウル。……何か目的があるのかしら?でも、今から向かう場所は多分、争いが起きる。そんな場所にこの子を連れていく訳には……。



「いいじゃんか。連れていこうぜ」



「っ!フウヤあんたね……!」



顔を見上げて見たフウヤは、これまでと一転して真面目な顔をしていた。シリアスな空気を纏わせたフウヤはそのままサウルの前に屈みこみ、視線を合わせる。



「サウルちゃん。今から行くのはレーテリアっていう、こっちの国とトラブルを抱えた国だ」



「う、うむ」



「オレ達はトラブルを解決するために行くけど、多分戦うことになる。命の保証なんてない。……それでも来るかい?」



「……うむ。ボクにもやらねばならない使命がある」



「よし。じゃ行こうか」



ニカッと、今までの変態的じゃない笑みで笑いかけ、サウルの頭を撫でるフウヤ。……なんでいつもこう出来ないのかしら。してたら少しはマシなのに。



「ま、そうフウヤが言うならしゃーねぇな」



「そうね。折れてあげるわ。でも……きっちり見張るからね、フウヤ」



「安心しろ。10歳以下と知った時点でオレのハートはブレイクだ。これからは神父のごとき抱擁力でサウルちゃんを」



「ミレンっ。話が決まったし、ボクをおんぶしてくれ。長道になる故、普通に歩くと足手まといになってしまう故な」



「……。ガード・ゴーレムを作るからそれで」



「いやじゃー!ミレンにおんぶされたいのじゃー!」



「……」



「ははっ。随分な駄々っ子なんだな。しかもミレンちゃんになついてるときた。こりゃミレンちゃんは大変だな。……フウヤ?」



「なんで……なんであんな年増に」



「アレスタ・フォートレス、重力空洞グラビティ・ホール



「はぐぅおっ!!」



「サウル。さっさと掴まりなさい。レンド、行くわよ」



「お、おうっ」



「了解なのだっ!」



「ま、待て……!オレを置いていくな……!」







「ねー、まだなの?」



少女が虚空に向かって問いかける。返ってこないはずの問いは、音声として返ってきた。



『あのね……アナタがそっち行って一日も経ってないでしょ?』



「だってー、暇なんだもーん。まだ来ないのー?」



『個人情報があるから詳しくは言えないけど、もうそろそろよ』



「んー……」



「おやおやお嬢ちゃん。そんな所で何をやってるんだい?」



虚空に呼び掛けるのをやめる少女。少女がいる路地裏に、見るからに風体の悪い輩が数人集まってきた。




「……」



「よかったらお兄さん達と遊ばないかい?遠いところに行って新しいお母さんと会う家族ごっこだ」



「お嬢ちゃんキレイだし、きっと良い値がつくんだよぉ」



「…………」



「オイ、なんとか言っ――――!」



ドサドサと少女を囲んでいた男たちが倒れる。そんな男たちを侮蔑の目で一瞬見たのちに、少女は空に想いを馳せ、言の葉を風に乗せた。



「はーあ。変なのにしか会えない。早く会いたいな……





フウヤお兄ちゃんっ」

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