閑話 コンちゃん、励ます
ご無沙汰しております。
主人公の、心模様です。
主人公の自己肯定感を高める為に、コンちゃんが頑張ります。
ねえ、コンちゃん。
悲しい事がある度に、思うんだ。
どうして。
なぜ。
ああ、自分は、祈ることしか出来ない。
誰かを助けに行けるだけの、体力が無い。
募金もするけど、お金持ちみたいに、万・億単位で出来るはずも無い。
だから、せめて祈るよ。
亡くなってしまった人の魂よ。
救われて下さい。
もしも天国があるのなら、そこで安らげます様に。
笑顔でいられます様に。
遺族の人達の、悲しみが和らぐ様に。
悩み・苦しみ・困難が、解決します様に。
ああ、上手く言葉に出来ないけど。
偽善かも知れないけど。
どうか。
『うん、届いているぞ? 』
本当に?
『うん、お祈りってね、難しいものじゃない。』
『特別に願い事をせず、その場に居る人達と、心を合わせるだけでも良い。』
『ただ、願いが叶うかは、また別の話なんだけどね。』
『受け取り手の問題も、あるからなぁ。』
可愛い子ぎつねのコンちゃんが、ウインクしながら言う。
『でも、俺様達も頑張るから! 』
『日々を、恙なく幸せに過ごせる様に、守れる様に。』
『だから、目の前にある幸せを取りこぼすなよ? 』
『自分が幸せでないと、人の幸せも願えないぞ? 』
そして、コンちゃんは、言うのだ。
あの、K稲荷の中で聞いた。
深くて、低くて、温かい声で。
『大丈夫だ。』
『大丈夫だから、自分を無力だと思うのは、やめるのだ。』
『お前の願いは、ちゃんと天に届いている。』
『安心して、幸せになりなさい。』
お読み下さり、ありがとうございました。




