第三話 運命
あと学校まで数十メートルというところで俺は異変を感じた。何か騒がしいな。
その異変の正体に俺は気づいた。
「学校が燃えている?!」
まずいぞ俺のロッカーの中には2万円分のもやしが入っている。あれだけはなんとしてでも回収しなくては!!
俺は学校に駆け込んだ。
階段を駆け上がり、廊下を走り抜ける。そして自分の教室の前に到達した。
俺はドアに手をかけた。しかしその瞬間、教室に誰かがいるのに気づいた。
その人影の格好は生徒のものでも教師ものでもない。どこから見ても学校の外部の人間だった。
しかしそんなことは気にしてはいられない。
俺はドアを開け、中に入った。謎の人影はその音に反応しこちらに気づいた。
謎の人影は赤い髪をした男だった。
「お前は染士か?まあ、どっちみち死ね」
赤い髪の男はそう言うとズボンを下げ、男根をこちらに向けた。
なんだこの変態!?それに今、染士って言ったか!?
俺は突然のことで混乱した。
そして次の瞬間、男の股間から炎が噴き出した。
俺は咄嗟に机を倒し、炎を防いだ。
「まずい、こいつがマイオナ太郎の言っていた。染士か?!」
いつしか火は周囲に広がり、逃げることもできなくなっていた。
このままでは殺される…
俺は数十分前に聞いた言葉を思い出し、そして叫んだ。
「おちんぽじゅぽじゅぽ!!!!!」
俺の身体は光に包まれた。