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カジロウ達は王宮の中を進んでいく。


一応……聞いてやるか……

「おーい君、降参する気はないかーい?」


「はっ!まさか!そこに居たのか!場所が分かれば簡単だ!お前が降参しろ!」

「カジロウさん!」

レーザーポインターがカジロウの太ももに当たり、額に向かおうと動く。


『では行きます!』


【シャドウクラウド】!

カイゼンハーツから発せられた黒い煙が王宮内を瞬時に包み、レーザーや日光を全て飲み込んで王宮内は暗転する。


最初のダンジョンでアサシンゴブリン達が使っていた魔法……どうやら効果はあるようだな……


「な!……あわわわ!何も見えねぇ!俺は何も見えねぇよ!め……失明した!」


オーラ将軍は走り出し、鏡の部屋へと向かう。


「誰だ!勝手に入るんじゃねぇぇぇ!」


【オーラバンド】!


将軍はオーラで輪を作り、それが両手両足を徐々に縛り上げた。


「痛いぃぃ!やめれぇぇぇ!」

「わかったよ……暴れるなって……」

黒い霧は晴れ、カジロウ達は鏡の部屋へと入った。


犯罪者は叫びながら将軍に押さえ付けられている。


『……カジロウ様……真下に気配が……』

『なんだと?……王宮の外にいる骨達!王宮をくまなく探せ!』


骨達が王宮に雪崩れ込んで探索を始めた。


ゼスタは犯罪者を睨み付けて問う。


「貴方……名前はなんというのです?これはどうやったら治りますか?」


「え……えっと……ロリポッパーて言います……傷口に破片を当てれば……治るです……ポケットに……」


なんだよロリポッパーって……なんでそんな名前にしたんだ……


『王宮内の骨達、ロビンスの破片を集めて治してやれ』


カジロウは笑いを堪えながらロリポッパーのポケットから肉片を数個出して確認した。


……えーと……ああ生命線がある……これかな?


カジロウは肉片を思いっきり地面に叩きつけて踏みつけた後、蹴飛ばしてゼスタに渡した。

「痛っ!カジロウさん!」

「まぁ耳のお返しって事で恨みっこなしだ」


『カジロウ様……地下に続く階段は見つかりません!』


「ねぇロリポッパー、隠し扉は何処?」

「はぁ?てかテメェ!馴れ馴れしくすんじゃねーよ!ボケ!」


不安定で怒りっぽいなぁ……ゼスタの破片以外は……うげっ……舌か……なんでこんなもの持ってんだよ


「これ何?」

「うるさぁ!話かけんな!」


「ロリポッパーくん……素直になりませんか?」

「なんで上から目線なんだ?テメェ!」


カジロウは部屋の鏡を触りながらそれを聞いていた。


……てか縛られてんのに上から目線が気に入らないのか……対したもんだが、程々にしとけよ?後で聞きたいことが山程……


『カジロウ様……その奥に空洞がある様です』

カジロウの折れた魔剣で鏡を叩くと鏡は割れて階段が出現した。


「テメェ!何勝手に開けてんだよ!みんじゃねー」

「まぁまぁ、ロリポッパーくん」


「ゼスタ、任せたよ?」

「はい、任せてください!」

「カイゼンハーツ、行くぞ!」


カイゼンハーツと破片をはめ直して復活した隊長達を連れて階段を下りていく。


『地下の敵は動いているか?』

『いえ……殆ど動いてません』


階段の先には一つの扉があった。

『この先に?』

『えぇ……まだ動かずにじっとしています……かなり複数いますね……』


カジロウは喉を鳴らし、扉から離れた。

『よし!開けろ!』


……くそったれが……


骨達が扉を開けた先には女性が数十名居て、こちらを怯えた表情でカジロウ達を見ている。


「ひ!……」


人間とエルフにドライアド?フェアリーに……etc


各地から王女を集めては監禁していたらしい……クズ野郎!すぐにでも処分したいが、彼は何時の時代から来て、何を待っていたのかが気になる……小隊長にするか?しかしまだ仲間がいるなら生きたまま囮にして……


何の犯罪をしたかは……聞く手間が省けたな、疑うまでもない……こういう犯罪だろう


殆ど裸で震える彼女達を見ていられなくて扉をそっと閉じたが、

不安そうな彼女達の表情が脳に焼きつく。


……ゼスタに任せよう、女性の方が……良いだろう……


『カジロウ様、拘束を解いてもよろしいでしょうか?』

『許可する』


どうやらロリポッパーは地雷を踏んだらしいな……


ーーーーーーーーーー鏡の部屋


カジロウ達が階段を下りた後、ゼスタはロリポッパーに話しかけた。


「ロリポッパーくん……そう怒らずに」

「うるせぇ!舐めやがって!テメェも他の奴等みたいにコレクションに加えてやる!」


【ロリポインター】!

《パチュ》


ロリポッパーはポインターを口に咥え、ゼスタの下顎目掛けて光を照射し、ゼスタの下顎と舌の一部はロリポッパーの口の中に瞬間移動する。


下顎を吐き、舌だけ残してロリポッパーは舌をコロコロ口の中で転がしている。


「ヒャハハハ!どうだ!?ディープな奴をお見舞いするぜ?」


ゼスタは無言で腰にぶら下げていた酒を口に含んで、下顎の穴から酒がポタポタ落ちる。


「で?……将軍さん……拘束を解いて下さい?」


将軍が拘束を解くとロリポッパーはレーザーポインターを手に持った。


【光骨法】!

ゼスタの両手が光に包まれる。


「ひゃははは!どうだ?」

ロリポッパーは舌を転がしながらレーザーポインターをゼスタに向けようとした。


《パンッ》

ゼスタはロリポッパーの肘に掌底打ちした。


ゼスタの放つ光が肉の隙間に入り、肉を弾いて肘が肉離れを起こす。


「アギョア!」


ロリポッパーは激痛を感じて口からゼスタの舌が零れ落ちた。


「て……テメェ何しやがった!痛えじゃねぇか!覚えてろよ!またお見舞いしてやる!」

「本当に……救えない人……」


《パンッ》


ファンタジーの住人に対して接近戦で敵うわけはなかった……

カジロウが部屋に上がった頃にはロリポッパーはボロボロに掌底打ちされてピクピク痙攣していた。


「なんでしょう?」

ゼスタは怒りに燃えた目で睨みつけてくる。


「いや?」

「……地下には何がありましたか?」


今は情報収集は諦めるしかない……正直……今のゼスタは怖い……


「うん……女性が……」

《パンッ》


「グプププププゥ!」

ゼスタは両手でロリポッパーの頭蓋を打ち、ロリポッパーは血を吹き出して死んだ。


ゼスタは冷たい目で死にゆくロリポッパーを眺めていた。


骨達が次々と部屋に服を運んで床に置いていく。

「ゼスタ、悪いけど俺や骨達だと怯えてしまいそうだから……彼女達をお願い……」


「わかりました」


ゼスタは女性達を救出し、馬車に乗せていく。


「馬車が足りてよかったね」

「カジロウさん!そんな事より、あの子をもう少し休ませてあげましょうよ」

「いや……すぐにでも戦争は終わらせよう……」


ゼスタの指す先には一人の女性が岩に腰掛けている。


王女達は自分の国へ次々と帰還していく……

オオタの王女である人魚を一人を残して……


「キミには悪いけど、すぐに一緒に来て、王に交渉してもらうよ?」


「はい……」


カジロウはミナトに派遣していた軍勢と合流してオオタに出陣した。


元々好戦的ではないオオタは国境の兵士に王女を見せるとカジロウ達を王宮に招待してくれた。


カジロウは王女を連れてミナトの王宮に入り、王座の間に通された。


「ミナト王、お招き頂きありがとうございました……オオタ王女をこの通り、お返し致します」


「カジロウ様……本当にありがとうございます……このご恩は……」

「上手く交渉の場を用意してもらった、忘れて良い……さぁ早く行ってやれ」

「はい!」


オオタ王は王女を抱き締めて涙を流した。

「オオタ王……わかってるとは思いますが……」

カジロウの横に控えていた護衛隊長が降伏の条件を紙に記してオオタ王の元へ持って行く。


降伏の内容はオオタ王はこの地域を預かる貴族の最高位を与えるので、

メグロの貴族としてメグロ国の法律に沿った形で政治をする事、

側近なども必要であれば相応の位を用意する事、

ウダゼ教の布教を認める事が書かれている。


オオタ王は内容を確認して口を開いた。


「……シナガワに怯えていたオオタが、メグロに敵うはずもなかろう……オオタ国は降伏する……」


「お父様……ごめんなさい……私のせいで……」

「いや……好条件で降伏できて良かったのだよ……カジロウ様、メグロ国王にはよろしくお伝えください……」


「わかりました」


カジロウは王宮から出て馬車に乗る。

「どうでした?」

「ああ、勧告に応じたよ」

「じゃあ戦争は……」

「終わりだ」


カジロウはゼスタ達と共にメグロ国に馬車を走らせていく。


ふぃ〜疲れたなぁ……でも死体の供給範囲が増えたし、またポイント集めが忙しいぞ〜


『カジロウ様!墓地の隊長です!』

『どうした?』

『魔王軍を名乗るサキュバスが、カジロウ様に会いたいと尋ねてきています』

『わかった……殺し部屋に通して、俺を待つように伝えろ、メグロ国王に状況を伝え次第行く』


……まだまだ熟睡出来ない夜は続きそうだな

ーーーーーーーーーーーー拠点


メグロ城下町 墓地

ーーーーーーーー死体

スカラベキング

民1266

シータク死体約12万

パワック死体約30万

ーーーーーーーー


メグロ城下町の質屋

ーーーーーーーー死体

無し

ーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーー総戦力

将軍1(オーラ使い)

魔隊長カイゼンハーツ_魔力注入済

隊長152(猛将2軍師5、クロ兄弟、ダボハゼ兄弟、その他将兵)

隊長9(戦士6、ハンター1、聖職者1、シーフ1)

隊長1(医者)

隊長4232


小隊長 17125

小隊長 各1(商人、彫刻家、裁縫士、床屋、鍛冶屋、大工)


骨兵 241126

骨犬523

ーーーー所持戦力

隊長5

小隊長5

骨兵50

骨犬5

ーーーーーーーーーーーー本

骨兵 召喚 9p

効果時間:永久

説明:人や動物の死体を生贄に人型の骨を召喚する。


骨犬 召喚 29p

効果時間:永久

説明:人や動物の死体を生贄に犬型の骨を召喚する。


骨小隊長 召喚 99p

効果時間:永久

説明:骨兵と死体一体を生贄に

人型の骨を召喚する

11体まで骨兵を統率する

その知識は死体側の物を引き継ぐ


骨隊長 召喚 499p

効果時間:永久

説明:骨兵20体と死体一体を生贄に

人型の骨を召喚する

6体の小隊長を統率する。

その知識と思考は死体側の物を引き継ぐ


骨将軍 召喚 9999p

効果時間:永久

説明:骨隊長と骨兵1万体を生贄に

人型の骨を召喚する

隊長を統率する。

その知識は生贄全てから、思考は隊長側の物を引き継ぐ


大食いスケルトン召喚 2999p

効果時間:永久

説明:骨兵や死体、動物を貪り、特性を吸収するスケルトンを召喚。召喚数限定1


魔力注入 1200p

効果時間:永久

説明:骨系兵士1体に魔力を注ぎ、魔法の使用を可能にする。


トイドール 5p

効果時間:任意

説明:召喚した骨系兵士を1/10サイズに変換する。


骨罠 召喚 5p

効果時間:3時間

説明:動物に噛み付く罠を地面に設置する。


爆弾スケルトン 50p

効果時間:滅した瞬間

説明:付けた骨兵が条件を満たした瞬間、起爆する爆弾を付ける。


残留思念 150p

効果時間:1分間

説明:死体から生前の特性を引き継いだ、ゴーストを召喚する。


ゾンビ化 100p

効果時間:3日

説明:死体を生きた物に対して、無差別に噛み付き仲間を増やすゾンビに変身させる。


酸ゾンビ化 20p

効果時間:1時間

説明:死体を酸を吐きながら直進し続けるゾンビに変身させる。


骨大砲 召喚 20p

効果時間:5分

説明:骨兵を打ち上げる大砲を地面に設置する。


ラブネクロ 100p

効果時間:発動時

説明:骨やゾンビの位置を瞬時に入れ替える(最大11体)


魔力回収 25p

効果時間:発動時

説明:召喚した対象を破壊する事で、召喚時に必要なポイントの半分を得る。


オーバーヒート 15p

効果時間:10分間

説明:骨系兵士の能力を一時的に3倍にする、オーバーヒートした骨系兵士の身体は徐々に破壊され、10分後には完全に滅する。


スケルトンエコ2 パッシブ

効果時間:永久

説明:骨系魔法の消費ポイントを2p下げる


スケルトンマスタリー22 パッシブ

効果時間:永久

説明:骨系兵士の能力を1.5倍する。


リーダーシップ強化5 パッシブ

効果時間:永久

説明:小隊長、隊長の統率数を4増加させる。

統率中、対象にスキルを伝授する。


魔力上昇50 パッシブ

効果時間:永久

説明:マジックポイントの回復量を2000上げる


魔力最大値上昇50 パッシブ

効果時間:永久

説明:総マジックポイントを10000上げる


現在のマジックポイント655/10556

EXP 125/16585

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