5
カジロウは本を確認した後に死体の在庫確認をした。
ーーーーーーーー
盗賊子分27
親分2
大親分1
ーーーーーーーー
大親分は小隊長にするとして、他のはどうするか……
新しく覚えた骨犬なんかも試したい……
人間の乗れる大きさなら四つん這いスケルトンより確実に重宝するだろう……
まぁマジックポイントが足りないので今日はスケルトン2体を作るだけで終わりにしよう。
子分から新たにスケルトン2体を作ってから、
拠点を歩いて回った、頭に情報は入っているが、やはり実際に見てみたい。
小隊長の配下は10体になり、拠点の守備は万全だ。
罠を仕掛けに行ったり、木材を取りに行ったらしている。
流石は30数名いた拠点だ、
小部屋は20もあり、15は質素だが人が住むには充分だ。
1部屋は死体置き場にしている。
ベットも何もかもスケルトンに解体されてあるのは死体だけだ。
残りの部屋は簡易調理場、食料貯蔵、酒貯蔵、武器貯蔵庫
戦利品としてスケルトン全体に渡すだけの武器や防具が手に入った。
武器庫に入りカジロウはそれらを眺める。
武器はファルシオンなど色々あるが、
防具はレザー系の防具のみだ。
まぁスケルトンの体を守る必要は無いか?
重くなるだけで意味が無いなら……
だが、関節を守った方が相手にとって厄介な存在になるのか?
カジロウは思考を巡らしたが、スケルトン同士を戦わせて調べるのも良いだろう……
頭を潰されるとすぐ滅びるのはわかったが、それ以外は再生するのか、
そのままなのか、
はたまた傷からだんだん崩れて滅びるのか?
自分の能力とはいえまだまだ謎だらけだ。
大親分の部屋は他の部屋より若干大きく豪華だ机と椅子、ベットもある、壁には地図が貼られている。
大親分は盗品の売買ルートを持っていたらしいので、小隊長にして情報を引き出して、俺がこれからは引き継いでやろうか……
大親分の部屋は自室にする事にした。
他の居住部屋は追々考えよう。
しかしこうなってくると死体の数が全然足りない。
宴会場の机の上には色々な盗品が置かれていたのでスケルトンに自室の宝箱に入れておくよう命令した。
その日カジロウは焼いた猪を食べて就寝した。
自室には暖房器具があり、久しぶりに柔らかいベットで、ゆっくりと暖かく眠る事ができた。
ーーーーーーーーーーーー拠点
山賊隠れ家跡地
罠多数
ーーーーーーーー死体
盗賊子分25
親分2
大親分1
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー戦力
小骨隊長 1
骨兵 11
ーーーーーーーーーーーー本
骨兵 召喚 9p
効果時間:永久
説明:人や動物の骸を生贄に人型の骨を召喚する。
骨犬 召喚 29p
効果時間:永久
説明:人や動物の骸を生贄に犬型の骨を召喚する。
骨小隊長 召喚 99p
効果時間:永久
説明:骨兵と骸一体を生贄に
人型の骨を召喚する
10体まで骨兵を統率する
その知識は骸側の物を引き継ぐ
骨罠 召喚 5p
効果時間:3時間
説明:動物に噛み付く罠を地面に設置する。
スケルトンエコ パッシブ
効果時間:永久
説明:骨系魔法の消費ポイントを1p下げる
現在のマジックポイント5/104
EXP 16/18
ーーーーーーーーーーーー