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朝早く、カジロウはゴブリン村跡地に早朝向かい、死体を全て骨兵と小隊長にして回収し、カジロウランドと名付けた墓地へ馬車を走らせ向かう。


ゴリラブリンは小隊長にし、その他は骨兵だ。

これからどんな構造が良いかは大工と相談になるが、かなりの力仕事になる。


どんどん骨を増やさなくては……

まず墓地の異臭をなんとかしたい……


走りながらカジロウは本を確認した。


ーーーーーーーーーーーー本

骨兵 召喚 9p

効果時間:永久

説明:人や動物の死体を生贄に人型の骨を召喚する。


骨犬 召喚 29p

効果時間:永久

説明:人や動物の死体を生贄に犬型の骨を召喚する。


骨小隊長 召喚 99p

効果時間:永久

説明:骨兵と死体一体を生贄に

人型の骨を召喚する

10体まで骨兵を統率する

その知識は死体側の物を引き継ぐ


骨隊長 召喚 499p

説明:骨兵20体と死体一体を生贄に

人型の骨を召喚する

5体の小隊長を統率する。

その知識と思考は死体側の物を引き継ぐ


トイドール 5p

効果時間:任意

説明:召喚した骨系兵士を1/10サイズに変換する。


骨罠 召喚 5p

効果時間:3時間

説明:動物に噛み付く罠を地面に設置する。


ゾンビ化 100p

効果時間:3日

説明:死体を生きた物に対して、無差別に噛み付き仲間を増やすゾンビに変身させる。


スケルトンエコ パッシブ

効果時間:永久

説明:骨系魔法の消費ポイントを1p下げる


魔力上昇2 パッシブ

効果時間:永久

説明:マジックポイントの回復量を25上げる


魔力最大値上昇1 パッシブ

効果時間:永久

説明:総マジックポイントを100上げる


現在のマジックポイント72/214

EXP 11/60

ーーーーーーーーーーーー



魔力上昇が上がったか……ありがたいが…最大値をあげて欲しかったな。


墓地の入口に着き、カジロウは周りの状況を犬に確認させた。


やっぱりゼスタは近くにいた、ゼスタはカジロウが認識したのを確認し、入口の詰所から出てきた。


「お帰りなさい……さぁ、死体を出してくださいお祈りで供養しましょう」


「あぁ……今回は全部骨に変えたよ、

今は人手が必要だからね」


「昨日約束したでしょうに?」


「次は忘れないよ……よしお前達、見回りをして中途半端に埋葬されてる場所は一旦掘り出してからキチンと並べて埋葬しろ!」


「供養は?」

「必要ないでしょ、元々ある遺体は既に供養済みでしょ?」

「そう言えば……そうですね……さぁ!じゃあ行きましょう!初仕事です!」

骨達は動き出す。


カジロウはゼスタを見つめた。

「初仕事って……冒険ギルド?」

「当たり前です、今日も人助けをしなくては貴方がいればダンジョン遭難者を探す事も可能でしょう」


「ちょっと待って……Cランク以上受けるつもり?」


「えぇ……?」

「誰か……Cランク冒険者のあてでも?」

「私がいますよ?」


「ん?……もしかしてCランク以上なの?」

「えぇ……言いませんでしたっけ?」


言ってないでしょ……出生の秘密は詳細に知ってるがな!

それでか……


「わかった……ダンジョン行くのは良いけど、力量を見せてよ」

「良いですけど?……確かに私も知っておく必要がありますね……じゃあここでやりましょうね」


ゼスタは墓地へ入り、カジロウを手招きした。



Cランク以上ならまだ利用価値がありそうだな……

カジロウは1個小隊を近くに来させ、確認する。

「これぐらい……行けそう?」

「……どうでしょうね?とりあえず、やってみましょう……本気で……もし私が死んでしまったら、死体はまぁ自由にして良いです」


戦ってみたが1個小隊では惨敗だった。

ゼスタはアンデット系の動きを止める範囲魔法を使っ他後、骨を砕いていく。


かろうじて動く小隊長もすぐに腰を折られる。

ゼスタが頭を狙ってたら簡単に小隊は壊滅だろう……


しかしゼスタは何故か小隊長達を絶賛した。

「アンデットが……ホーリーサークルを食らって崩れず、動きが止まるだけなんて……ツノが生えた奴は少し動いてましたね……」


「不思議だろ?どう思う?……ふふふ」

カジロウは自信満々にカマをかける。


「……もしかしてアンデットなのに……聖耐性が高い?」


「そう……俺自身は生きているからね……普通のアンデットより効きにくいんだよ……どう?3小隊居たら……なかなか手強いと思わない?」


「……5小隊いたら……恐らく危ないでしょう……見くびっていました……攻撃魔法は得意な方なのに……アンデットに負ける事は無い……そういう驕りがありました」


5小隊か……Cランクはやっぱ強いな……ゼスタの感想は得意属性とはいえ飽くまでもソロの場合、チームなら10小隊……いや15くらいは……



しかし、ゼスタは自信満々なだけ強い、コイツを盾にしてダンジョンなら色々手に入りそうだ……そうか、マジックアイテムに聖属性の耐性とかいうのがあるかも……

「ゼスタも凄いね……」


「……なんか余裕ですね……少しムカッときました……」

「ハハハ……よし、家帰って他の骨もここに移動したら飯にしよう……」


「朝飯……忘れてました……私も久々のダンジョンで興奮していたかもしれませんね……」


カジロウは大工などの骨達も全て墓地に移動し、朝ごはんを食べる。


その後、ゼスタの選んだダンジョンは既に他の冒険者が受領している場所だ……

ゼスタは負傷している冒険者に会ったら出来る限り助けるつもりらしい……


まぁ死んでたらCランク以上の冒険者が手に入る美味しいか……

カジロウに取ってもその行為は利害に一致していたので賛成した。


「ふふふ……やっぱりカジロウさんは優しい方ですね……」

「そうか?」


まぁ勝手に思っていれば良い……


ダンジョン攻略は数日かかるらしいので、

墓地を閉めて大工に必要な施設は敷地の端に作るように命じる。


1個小隊をカジロウに順次させ、その部隊は大きいまま背中にリュックを背負わせる。


今回は馬車をダンジョンの前に止めて、カジロウ、3小隊、ゼスタ、犬2匹で中へ入る。


「便利ですね……これだけ物資が運べればいくらでも冒険者を救えますね……」


もの食わぬ荷物運びは確かに便利だ……

さぁ経験稼ぎのはじまりだ!

ーーーーーーーーーーーー拠点

メグロ城下町 墓地

ーーーーーーーー死体

約2万

ーーーーーーーー


メグロ城下町の質屋

ーーーーーーーー死体

無し

ーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーー総戦力

小隊長 7

小隊長 各1(商人、彫刻家、裁縫士、床屋、鍛冶屋、大工)

骨兵 118

骨犬2

ーーーー所持戦力

小隊長 3

骨兵30

骨犬 2

ーーーーーーーーーーーー本

骨兵 召喚 9p

効果時間:永久

説明:人や動物の死体を生贄に人型の骨を召喚する。


骨犬 召喚 29p

効果時間:永久

説明:人や動物の死体を生贄に犬型の骨を召喚する。


骨小隊長 召喚 99p

効果時間:永久

説明:骨兵と死体一体を生贄に

人型の骨を召喚する

10体まで骨兵を統率する

その知識は死体側の物を引き継ぐ


骨隊長 召喚 499p

説明:骨兵20体と死体一体を生贄に

人型の骨を召喚する

5体の小隊長を統率する。

その知識と思考は死体側の物を引き継ぐ


トイドール 5p

効果時間:任意

説明:召喚した骨系兵士を1/10サイズに変換する。


骨罠 召喚 5p

効果時間:3時間

説明:動物に噛み付く罠を地面に設置する。


ゾンビ化 100p

効果時間:3日

説明:死体を生きた物に対して、無差別に噛み付き仲間を増やすゾンビに変身させる。


スケルトンエコ パッシブ

効果時間:永久

説明:骨系魔法の消費ポイントを1p下げる


魔力上昇2 パッシブ

効果時間:永久

説明:マジックポイントの回復量を25上げる


魔力最大値上昇1 パッシブ

効果時間:永久

説明:総マジックポイントを100上げる


現在のマジックポイント72/213

EXP 11/60

ーーーーーーーーーーーー

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