女神さん
通勤には電車を使う、なぜなら駅近のアパートメントに住んでおり
勤務地である工場も駅からさほど離れてはいないからである、
ま、言っちゃえばガソリン代より電車代のが安いしね。
もちろん車も持っている、都市などはわからないが、ここいらではアパート代に駐車代も含まれているので、つか車無いと不便だし。
それにいいところもある、至福の時間だ
いつもの時間帯に乗る電車にかわゆく素敵な女性がいるのだ。
下劣だと思われるかもしれないが、早朝からチラチラ女神を拝む事ができるのとできないとでは、ファイト一発の入り方が違う。右手にはファイト成分が配合されたドリンクを持っている、これで二発である
安いし、皇帝さん高いし企業戦士になると必要なんだよ・・・。
女性と言ったが年齢を予測するならば、13~15歳くらいの少女だ。
なぜわかるのかって?ふふっ。。制服を着ているからさ!キラーん!
僕はロリのコンではない、いや嫌いではない!好きだ!
そう僕は彼女が好きなんだ。恋心。恋愛。変態。援〇交際。
この年になると恋愛対象が女子中高生相手だとこう思われるだろし自分もそう思う。故に現実に目を背けたくもなる。
だがしかしだ!そこを想像すると興奮するわけだがw
まぁチキンな私には声をかけれるわけでもなくこうしてちらちら女神を拝み電車内に潜む痴漢オヤジのいやらしい魔の手から守る騎士になろうとしているわけである。出番がないが。
少女ではなく女性と言った理由には訳がある、
彼女は見た目も清楚であり細く白いお腕、
ロングでストレートな綺麗なお黒髪、
お目目は私の倍はあろうかというほどおまん丸い、
背丈も170㎝はあるだろうスタイル抜群であり、ちっぱいである。
心も優しく老人には席を譲り、電車内に転がる空き缶も拾う。
当たり前?いやいや、そいつぁー違うぜおやっさん。
そんな当たり前を大の大人は当たり前のようにシカトしてんるんだぜ?
数ある善行な行いを僕は目にしている無関心を装い面倒ごとや少しの恥ずかしさからスルーする数多の大人達がいる中彼女は「当たり前」をしてきた、
最初すげーと内心思い、見習おうと思った。
その凛とした姿、容姿ともに制服を着ていなければ少女ではなく大人の女性と思うに違いない。ちっぱい以外は。
そしてこれは僕だけが知ることだが(たぶん)彼女はスマホ、ケータイを持っていない音楽機器さえもっていない、なにかをいじっくてる様子を見たことがない電車の中では大抵目を閉じているか、読書をしている。
最近の若い・・・訂正。最近の人達はスマホの画面が擦り切れるんじゃないか?ぐらいに指紋を削っているのに彼女はただただ座っているのだ。
そんな彼女だが僕は彼女の個人情報的なのは一切知らない、
名前も知らないし知ろうともしない
知らなくていい、なぜなら女神として奉り騎士としてお慕い申し上げているわけですから、はい。
駅のホームに到着、早々に彼女を探してしまうストーキングな私。
いやいや見るだけだし!痴漢もしないし!視姦・・・確認するだけだし!お寿司
。
いた!
いや?
なんかいつもと違う、つか揉めてる?
ホームで男と揉めていた。
いや正しくない、最初は痴話喧嘩かと半分以上叶うわけもないのに失恋気分を味わって思考していたのだが、
男は一方的に乱暴に彼女の腕を掴み逃がさまいとしていた
抵抗している彼女に大声で叫び従わせようとしていた
その恫喝まがいの言葉を内容からしてみて親類や友人から発せられる内容では明らかになかった。
「離してください!」
彼女は凛とした態度で言った
ホームには数人は大人がいたが誰もかれもがシカトを決め込んでいる
困っている人を助ける。
ね?当たり前の事を当たり前に行える人なんかいないんだって、
ただ1人を除いてね。
駅員を呼びに行く人さえいない、
クズばかりだね
男は発狂しながら言う
「うるさいウルサイ五月蠅いよー!」
「この前さ目と目があったよね?」
「あれはすきってことだよね?」
「僕の子供生もう」
はい?
「ね!ね!!!!」
彼女の服が破れた
僕はすでに走っていた
そのまま僕は男の腹部に勢いをそののまに蹴りを入れていた
蹴りの勢いで男を彼女から引きはがしに成功
「大丈夫?」
「はい!」
相変わらず凛とした態度だが、かすかに怯えていた。
毎日見ていた僕だからわかる。キリっ
まーそうだわなー
わけわからん発狂相手に突然イカれたこと言われたらそりゃ女神でさえ困惑するわなー。
この男も女神を崇高していたみたいだが俺とこいつとでは少々イカレ具合が違ったみたいだね。いけない方向にいっちゃたね。
たしかにこの神々しさにあてられちまったらそうもなるかもねー、だがわきまえろこの幸せ勘違い野郎めが。。
「ありがとうございます」
彼女は礼儀正しくお辞儀をした。
ああ女神やーーー
いえいえ、わたしはあなたの近衛騎士ですから
なんて思いつつ駅のアナウンスがなり響いた。
まだ男は腹部を抑えてうずくまっている
この不埒者めのクソが
さりげなく彼女(女神)と男の間に立つ
近衛の騎士としては当たり前の行動である
剣も鎧も騎士たるものの一切を持っていない僕が騎士たり得るものを僕は持っている、
いや彼女から教えてもらった
イカレポンチと彼女の間にさりげなく入った行動に安心とその意味を察知した彼女は満面な笑みを浮かべていた。
ああ・・・最高だーー
彼女が叫ぶ
え?
見とれてた、もうぞっこんに見惚れてた
気づいたら僕の身体はイカレポンチに突き飛ばされていた、通過する貨物列車のレール上に身を投げ出している。
貨物列車が視認できた、え?としか思考できない
即座に腕を摑まれる、彼女だ!!
いや、無理だろ!
細くて白い腕力じゃ無理だろ!!
彼女も理解していたみたいだ自分の腕力じゃこのデブを引き戻すのは無理だということに
ええ??彼女が抱き着いてきた。
たぶんだが列車と衝突する前に体当たりをもってやり過ごそうとしたんだろう。
結果僕がデブすぎて体当たりの衝撃を受け止めてしまい意味がなっかたのだが。
最後に抱きしめる形になり。。すごくいい匂いがした。