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リトラクト・エネミー  作者: ヘッド・S
軌道線上の戦士達
14/25

13、正義の理由―4

「黒冴知……お前の正義は本当に正しいのかよッ!」 

 

見下ろせる場所から真凪は見ていた。

爆炎が今も舞い上がる。その度に、真凪の金属のような体が照らされる。薄着味ぐらい場所には、不釣り合いな光だった。

 睨む先には今では神々しく光を放つプラントがみえる。


今も黒い影が、そこを縦横無尽に破壊の限りを尽くしている。

あれが、果たして黒冴知か。確認しなければならない。情報では、同じ隊員と雇った傭兵団がいるらしい。その銃声音や戦闘音は聞こえない。もう黒冴知が仕留めた可能性が高い。


「クソッ」


 俺にあいつを止められるか。間違いを正すために、倒すのも考慮に入れないといけない。

 真凪は驚異的な脚力を駆使して、プラントに近づいた。

 プラントはもはや終わりに近いように思えた。目新しい破壊物は残っていないようにみえる。


 たった数分だ。まだ五分と経っていない。

これが対リトラクター兵器の力。それ以上に装着者が影響していると真凪は考えた。同じ武器なのなら、戦力差はあまり埋まらないと言ってもいいかもしれないと大抵ならそう言うだろう。だが武器によっては本来の使い方というものがある。それを熟知しているか、していないかでは大きく異なる。


それと同じで、この対リトラクター兵器のアーム、スーツもそうだ。使用者が己の武器のことをよく知らなければ力は出せない。並みの力しか出せないのだ。


 あいつのことはよく知っている。同期で、学校時代の同級生だ。それゆえ、癖もどんな正確なのかも知っていた。成績もよく、トップに入っていた。やり方さえ覚えてしまえば、彼に敵はいない真凪はそう思っている。


 再び、爆炎が昇る。本来、熱さを気にするところだがこの状態の場合、気にしない。熱さも、寒さも、変身しているときは不思議と感じない。


 サッと目の前を黒い影が横切った。紛れもなく、アームとスーツを装着している。


――逃がすかよッ!


 真凪はその影を追った。気づいていない。こちらを振り切る気はない、だが早かった。


「蓮火! 『一の太刀』ッ!」


 真凪は蓮火を構える。真凪の体がブレだす。あまりの早さに残像を作り出す。

 瞬く間に真凪は黒い影の前にいた。蓮火の刃先を頭部にむける。


「――!」


 黒い影は一歩下がる。

 真凪は会話をするかと思って、力を抜いていた。


 答えは違う。


「お前も敵かッ!」


「待て! 冷静に――」


 斬撃が右斜めから放たれる。重い一撃、本来ならよけられた。

 真凪はわざとその一撃をもらう。


「くっ!」


 地面も衝撃には耐え切れなかった。すっぽりと直径数メートルの穴ができ、その真ん中に真凪がめり込んでいた。


「落ち着け黒冴知! 俺だ、真凪だ!」


 その言葉に反応した様子はない。

 黒冴知ではない? そんなはずは。場所はあっている。彼以外にありえない。

 試しに真凪は再び『一の太刀』を使う。これが見切れなければ、あいつは黒冴知ではない。


 残像を出しながら何者かもまだわからないものに接近を試みた。


「フンッ!」


 蓮火を振り下ろした。相手は別方向を向いている。

 ためらいが生まれた。


「――!」


 相手が遅れて真凪の攻撃に反応する。

 今度は流しきる、と真凪は相手の両肩を強く掴んだ。

 もがく。顔の確認だ、暗すぎて見えない。


 運良く光が後方で発生する。二人を照らした。


「お前は…………誰だ?」


 見たことのないヘルムの形。黒冴知のものとは形状は似ているものの、違う点があった。

尾が巻いてある。頭部を一周するように、金属部分がギザギザとしていた。

 王冠のような鋭さだ。


「俺はお前たちとは違う。正義面した悪党ども……『Earthese』は俺たちの敵だ。倒す、絶対に倒す……姑息な手を使おうが……侵略者と手を組もうが」


「お前は隊員じゃないのか。それにお前……反乱分子レジスタンスか」


反乱分子レジスタンスか、だが違う。僕らにそんな団結力はない。あるのは、個々の別の意志」


「個々の別の意志? それならお前はなんだ」


「僕は破壊を意志としている。もちろん、僕以外にもいるさ。たくさんね……」


「…………つまりは」


 真凪はそっと生唾を飲み込んだ。

 これから言う言葉によっては始末を考えたほうがいい。


「そうだね言うなれば――意志の軍隊さ」


 やはり危険だ。

 真凪は距離を取る。蓮火を取ろうとした。


「意志の軍隊とは随分とご立派な名前だな。だがこの国(日本)に二つも「軍」という存在はいらない」


 そう言いながら、蓮火を構えた。


「僕をここで殺すのは構わない。それと言ってはなんだが、付き合ってはくれないか」


 男の言葉を真凪は疑った。


「ハッハッハ、敵でもいるなら相手してやってもいい。しかし、ここにはお前と俺だけだ。お前には見えて、俺に見えないのか。凄いなお前は、見えるんだもんなー!」


 腕を広げながら辺りを見渡す。真凪の目には前の男しか映っていない。

 ハッタリだ。


「そうか! ならお相手をお願いしよう」


 男は手を鳴らす。どこからともなく、気配がドッと湧いてくる。


 囲まれている――?


 その姿は確認できない。まさか彼女と同じ――ステルスか。


「臆病な子達で申し訳ない。すぐにそうさせよう」


 男は何もない空間に己の武器を突き刺した。当然ながら刺せるようなものは存在していない。


 しかし物体を貫通した。


 赤く鮮明な色をした液体がこぼれ落ちる。それが血だとは気づかなかった。

 姿が現れる――人間だ。男性。顔はヘルムのようなものを付けているため確認できない。

 倒れると、そのまま動かず血が凝固していく。


「こうなりたくなければ働きたまえ。忠義を満たせ」


 言葉に反応し、姿を現していく。倒れたのを含めれば、六人だ。

 倒せるか。相手は見たからに、小さい武器を片手に持つ奴もいれば両手で持つ奴もいる。リーチは短い、こちらが有力と言えるが……。


 真凪は蓮火を持ち直す。

 リトラクト・スーツのように頑丈なのか、真凪は気遣った。

 あの男は俺の大抵の攻撃なら死なないだろう。だがこいつらはどうだ。

 相手の体を覆っているものをみた。ステルスに適しているだけ、そう見える。

 守ると言ったことを想定せず、装甲といった金属部分が一切見受けられない。

 加減すべきか。


「何をためらいます? やらないので」


「やるとも……」


「俺がな――!」


 返事をしたのは真凪ではなかった。


「――グッ!」


 声の主はその中の一人を後ろから刺した。

 後ろを向こうとするが、その前にトドメを刺された。

 銀色を霞ませた感じの装甲、そして頭部の十のような出っ張り方。

 あの姿には十分と言っていいほどに見覚えがあった。


「黒冴知!」


「おっ……! その声、透か。てっきし、俺のために派遣された隊員くんかと思って助けに入ったが……」


「助けないと?」


 付け足すように真凪はいう。

 黒冴知は笑う。


「お前ならこれぐらい出来て当たり前――だろッ!」


 黒冴知は口を動かしながらも、腕を動かしもう一人を仕留めた。

 つられるように、真凪の体も自然と動いていた。ためらいなど消えている。


「ああそうだな、朝飯前――だッ!」


 真凪も一人倒す。

 相手に焦りといったものは見られない。


「どうだ、アンタ。引き上げるなら今だぜ。俺がすることを先にやっちまって……ッたく」


 呆れた様子で黒冴知は言う。

 どうやら情報は正しかった。深旁という男を信じて正解だった。


「フフ、それはすまないことをした。力を手に入れると、つい衝動が抑えられなくてね」

 

 男は武器であるアームを持ちながらそういった。

 

 なぜ彼らがここにいる? それにあの武器は。あれは『Earthese』の隊員のみに使用が許され、渡される。一般に出回ることは……。

 突っかかる部分があった。


『対リトラクター装備工場炎上』


 その記事があった。そして、それが何もかによるものだとも書かれていた。黒冴知ではない誰か、そう思っていた。

 そして偶然にも、その人物が目の前にいる。


 ネット上では、装備が奪われたなどと言うことは書かれていなかった。

 これを見ると、奪われたらしい。


「力か、それと影響しているのか」


「ああこれかね」


 男はスーツの金属部分を叩く。応えるようにコンコンと音を出す。


「これは君たちのものさ」


「知っているさ。なぜお前が着ている、名の知らない軍隊などにあげるほど、うちの組織はバカじゃない」


「そうだね、貰えないから貰いに行った。これでどうだい」


 黒冴知は鼻で笑う。


「笑える冗談かと思えば、とんだおバカだな。そんな野郎は痛い目をあげないとな」


 黒冴知の体が消えた。と思うと、男の体が後方に大きく飛ぶ。

 プラント内の瓦礫を倒しながら、男の体は煙に包まれる。


「ざっとこんなもんか。さて――」


 黒冴知は残りの男の手下をギロリと目を鋭くさせてみた。

 それには流石に訓練されていようが身じろいだ。


「俺は逃げる奴は追わない。もちろん、こいつもだ」


 真凪の肩に手をのせる。


「意味、わかるな」


 ためらいがあった。あの男の手下ということもあり、命令に逆らっては殺される。だが、ここで逃げなければ死ぬ。どっちが早いか。答えは決まった。


 ステルス機能を入れる。姿が見えなくなる。  

 真凪たちは警戒をしたが、恐れるほどもなかった。

 あの武器ではこの装甲を破ることはできない。そう、判断した。


「さて俺は逃げるか」


「逃げるだと?! なぜだ、お前は隊員だろ。逃げる必要なんか……」


「真凪。いまじゃあ、俺たちは情報だ。自分の組織を裏返しかねない。このご時世、不満が溜まっているのさ」


「…………、ならあいつはどうする」


 真凪は煙が晴れた場所を指さした。

 すっかりあいつは気絶し、動いていない。


「あいつか。あのままでいいだろう、化けの皮がはがされる。俺たちは露見したら、本当の情報を言えばいい。「あいつは俺たちの組織の人間じゃありません、「反乱組織・意志の軍隊」の工作員で、近日報道されていた我が工場の爆発事故の首謀者です」と。それだけだ。俺たちに被害はなく、敵の組織が露見する。いい話だ」


 黒冴知はそう言うと首を鳴らした。

 ここで切り出すべきかと真凪が迷っていると


「そういえば、お前は何でここに来たンだ。俺を探しにでも来たのか」


「そうだ! お前が変なことをしていると噂に聞いてな、いてもたってもいられなかった」


「変な噂か、確かにな。俺は変な奴だ、衝動に正直に行動している」


「お前のその衝動ってなんだ。何がお前を駆り立てる」


「――正義だ」


 笑いそうになった。こいつは全く変わっちゃいない。


「正義か。どんな正義だ。俺の考察からはお前はあの子供たちを守るためにやっているんじゃないと思っているが」


「フッ、さてどうだかな」


 はぐらかす。あいつはいつもそうだ。黒冴知、一人で勝てる話か。


「子供たちじゃないのか?」


 真凪は驚きのような声を出す。


「お前は知っている、だから信じてくれればいい。それが、友人の役割だ。俺が何をしようが、止めるな。そして俺の前に立つな。忠告のように聞こえるかもしれんが」


「わかっている。お前の正義に口出しはしない。だが、それは俺の同意があってのことだ」

 

 黒冴知の表情は読めないが、目を丸くしたような気がした。


「同意、か。覚えておこう――」


 黒冴知は踵を返す。跳躍すると、近くの森林に入っていった。

 姿はもうみえない。


 これで俺は満足したか。あいつの理由が――正義の理由がこれだということで。

 特別な子供たちを守る、それは危険な行為だ。そのことが知られれば、彼らを罠に黒冴知をおびき寄せることも考えられる。

 あいつはそれでも守ると言うのか。無謀だ、できるわけがない。


――ああ、そうだ。あいつは無謀なのを承知でやっている。こんな時あいつならこう言う


「俺が死ぬとでも」


 と。そうだ、あいつならそう言う。お前より俺の方が強い、と言うぐあいに。だが、その決断を待ってほしい。まだ今なら戻れるはずだ。

 お前は一人じゃない、組織なんだ。悲しむ人も当然いる、それをわかってほしい。それを聞いてもあいつは突き進むだろう、死にに行くのだろう。あいつにとっては願ってもない死に場所なのかもしれないが、俺はそれを認めない、仲間もだ。お前の真の相手は別にいる。

 

 ゴソッと物音がした。それはあいつが倒れている場所からだ。


「やれやれ、演技するのは疲れるものだ」


 男は気絶していなかった。黒冴知に突かれ部分は穴があき、柔らかな皮膚が見えている。


 あの一撃をもらい、気絶しなかったのも中々だ。


「よく生きていたな」


「死ぬ寸前だった、だが私は意志の軍隊の分隊長だ。死ぬわけにはいかない」


「一端のセリフだな、仲間を殺して言えるセリフか」


 真凪は倒れた死体を目で追った。

 一人は俺が、もう二人を黒冴知が倒した。罪悪感は自然とその時は感じなかった。だが、今となってみると、なぜできたのか? と自分が不思議でならなかった。

 黒冴知につられて、それが大きいのかもしれない。


「仲間と言うより、奴隷だよ」


「奴隷、お前の手下だろ」


「奴隷」と言う言葉には自分よりも、黒冴知の方が聞き覚えがあり苛立ちを覚えているだろう。

 しかし、あの身長の彼らがいるのか。子供だ、身長は一五〇とない。

 再び真凪はみた。思った通り、子供の身長ではない。


「いやいや~私の手下ではないよ。彼らは資源だ、捨てられた資源は勿体のないものだ。君らだってすることだ、私もする。さて、その捨てられた資源はどうなるか。収集されるよな、それでもってリサイクルをする。つまりは――リサイクルをしたまでさ」


「――貴様ぁああああ!」


 カキンッ! それを想定していたのか、男の武器と交ざり合う。

 真凪はヘルムの下から男を睨んだ。


「これは予想外だ、君も反応するとは。実を言うとこれはあの男のために温めておいたのだが、これは効果があるようだ」


「それだけか!」


「なんだと……? 今なんといった」


「それだけかと訊いている! オマエのやっていることはそれだけだと、その目的のためだけに彼らを使ったのか」


 もしそうならば、俺はあいつを許すことはない。

 殺す、それだけだ。今にも力が入り、殺してしまいそうだ。


「っェ……? ダメ、なのか? 彼らはゴミだ。社会から見放され更に殺される。私は救ってあげているのだ、未来のない彼らに死という未来ではないものを……」


「……クソったれ。何が未来だ、何が死でない未来だ、オマエは偽善者ぶったクソ野郎だ。そんな野郎にはやっぱりお似合いだ――!」


 真凪は加減をやめた。蓮火に本来の力が加わり、敵を押した。

 敵は無理と判断、後方へとぶ。


「私はキミとの交戦を望まない……戦いたくないんだッ! 分かり合える、分かり合えるんだ、キミとなら必ず!」


「ふざけんな、このクズ野郎!」


 蓮火をおもむろに振るった。そこにはなにもない。

 空気をきった。


「分かり合える、オマエとか? フッ、調子付くなあああああぁぁ!」


 男が何かの衝撃を受けたように、左に吹っ飛んだ。

 隙をつくった、さっきの攻撃がきいた。

 二発放つ。男は呻く。


「グッ……。きっとだ、きっとキミとは分かり合う。そのときはもう君ではないかもしれない……」

 

 男は微かに笑っているようにも思えた。だがこれでおしまいだ。

 強く、蓮火を振り下ろした。

 空振り。


男の姿が消えていた。


「これでひとまず終わりだ。私は疲れたよ」


「どこにいる! 出てきやがれッ!」


 男の声は全方位から聞こえる気がした。そんなことができるのか。

 気配は感じない。

 左右をみる。あいつはいない。


「それではまたいつか会おう――」


「クソッ」


 蓮火を硬い地面に突き刺す。アームのため、硬さを感じさせない。


 あいつを取り逃した。最初から殺す気でかかれば、雑作もなかった。だが、自分は優しかった。敵がリトラクターでないと、自分は殺せないかもしれない。深旁のときも、それが原因で寸前のところで止めたのかもしれない。


 アダとなるのはわかっている、十分に、これを乗り越えなければ黒冴知と同じ舞台に立てないこともわかっている。だが、自分にそれはまだできない。

 未熟なのだ。ためらいが生まれてしまう。いっそのこと感情に支配され、武器を振るいたい。そうすれば同じ舞台に立てるはずだ。狂気に支配された、それも悪くないかもしれない。そうなってしまえば、理性はなく、殺すだけの殺戮マシーンになる。

 俺はそれでいいのか? 黒冴知と……。


「オレはどうすれば……いいんだ。なあ、室義さん。オレはどっちなんだろう、黒か白か。どっちなんだ、どっちなら救えるんだ」


 燃えるものが出尽くしたプラント。暗くなったプラントで、真凪は一人虚空の空に尋ねた。 亡き人物、恩人の名前を呼び自分でも解決ならないことを呟く。


 真凪は迷っていた。

 罪を犯すか、犯さないかと。その二択だった。どうすれば自分は正義の人間になれ、人を救えるのだろうかと。人を殺すのに迷いのないことか、迷いのあることか。リトラクターを標準として考えるか、人間を標準として考えるか。


 罪を犯せば人は死なない、犯せば人は死ぬ。


 なら自分は――。


 罪を犯すしかない。


 真凪は地面に突き刺した蓮火を引き抜くと、暗闇へと姿を消した。    

















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