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ぐーんしゅーくしよーう。

連載速度落ちるかもです。

これからもよろしくお願いします。

さて、そろそろ頃合いだな。軍縮の。陸軍は山梨大将に行ったがまだ恐らく陸軍内部の反発は強いな多分。

なら俺が自分から行こう。


陸軍省にて

「閣下どうされたのですか?」


「あぁ、軍縮をもっと抜本的に進めようと思ってな。師団数は18まで減らし騎兵科を機甲科にして行く、無論すぐではないがな。」


「18と言いますと韓国の防衛も本土の防衛さえもままならない。なのでもう少しの増員を…」


「そんな金はない。」


「ですがそれでは有事の際の反応が…」


「では聞くが有事の際とは具体的にどいう時だ?」


「それは日本本土に敵国が上陸した場合や災害が発生した場合などです。」


「韓国に置くのは10個師団12万で残りの8個師団9万6千人は本土におく。これなら災害にも対応できる。それでも足りない場合があるなら常に予備役として定期的に訓練を受けさせれば良い。本土への直接攻撃などされる場合など日本の滅亡の時だ。その時はさらに男子を徴収すれば良い。」


「わ、わかりました。直ちにそういたします。」

おっ?案外早く引いたな?ならこのままどんどん押していこう。


「騎兵科の件も頼んだぞ、さらに新型小銃や機関銃の更新や量産。そして砲兵の機動力上昇もだぞ。」

本当はもっと言いたいがこれくらいにしておこう。

こうして陸軍の軍縮は終了した。

次は海軍だ。


海軍省にて

「陸軍と協力して航空機を開発してくれているようだな、礼を言うぞ。」


「いえ、閣下の願いなら、なんてことありません。」


「だが海軍の予算はちと多過ぎる。」


「しかし各国では建艦競争真っ只中です。」


「確かにそうだ。しかし戦艦の建艦競争でアメリカやイギリスとやりあったって負けるだけだ。それにいずれ世界的な海軍軍縮が起きるだろう。」


「何故ですか?」


「アメリカはダニエルプランという建造計画を日本は八八艦隊計画を進めている。しかし財政が厳しくなるのは日本だけではない、アメリカも同様だ。戦艦は建造するだけではなく維持するのも大変だ。さらに言うと我が諜報網によるとアメリカのダニエルプランよりも我々の八八艦隊計画の方が優れている。数は同じで質は負けている状態をアメリカは許すか?」


「た、確かに。」


「それなら現有戦艦の改造に努めよう。まず扶桑型と建造開始された伊勢型だ。」


「何故伊勢型と扶桑型なのですか?」


「伊勢型と扶桑型共に走力が遅すぎて金剛型にまるで追いつけないからだ。さらに連装砲6基など弾薬庫という致命的な的を多く抱えすぎだ。」


「なるほど、確かに」


「ならば扶桑型はまず機関を石炭と石油の両方から石油だけのものにする。そして砲塔を4連装にする。そして伊勢型は艦の幅を広げ砲塔を三連装砲塔を2基と2連装2基にする。」


「しかし、三連装砲塔はまだ開発が終わっておりません?」


「だから急がせるんだ!!恐らく軍縮は1922年ぐらいに始まるだろう。さらに仮称長門型は機関部分を大きめにとり余裕を持たせ装甲も追加出来るようにしろ。そして砲塔も大きめにしておけ。」


「わ、わかりました。直ちにそうします。」


「さらにだ。大型巡洋戦艦と改長門型戦艦の二つの型は空母にいつでも移行できるように設計してくれ。」


「どうしてですか?」


「軍縮になった場合、枠に入らない可能性が高いからだ。」


「了解です。」


「よし、頼んだぞ。」

そう言い俺は海軍省を後にした。


いやーかなり軍縮も進んだから浮いた金で航空機や車両開発に金が回る。さらにドイツから大量の最新工作機を大量輸入して生産力も向上した。さらに三菱重工や中島飛行機など大手企業が車をベルトコンベア方式で生産したことで日本での生産が大幅に向上した。

もう一つ嬉しいことがある。子育てを大幅に支援した事により特殊合計出生率が7.2という驚異的な数字をマーク。そこへさらに医療技術の進歩により人口が爆発的に増え始めた。現在の状況はさらに良好である。この調子でどんどん進んで行きたい。

俺はさらなる難題を陸海軍合同で立ち上げた新技術開発機構へ突きつけた。それは計算上存在していた放射能を利用した兵器と電波を利用した兵器である。技術開発機構はかなり難色を示した。電波を使った兵器、所謂海中電探や空中電探や海上電探は開発できそうだと言っていた。しかし放射能関係はやる事が多すぎで難しいと言っていた。

そこで俺は日本の基礎科学力を上げるためには女性の力も必要と考えた。そこで現代日本と同じく小学校6年と中学校3年と高校3年の合計12年間を男女共学の強制教育といした。そして大学も共学化する事を義務付けて女性が入りやすくした。これで日本の科学力が上がるのもそう遠くないはずだ。

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