生贄だ…
最初なので短めです。
更新は一週間に一度か二度です。作者多忙ため
申し訳ありませんできるだけ頑張ります
俺は県有数のスポーツ強豪校の2年生浜野康介だ。野球部に所属していて現在はほぼエースである。そして得意教科は世界史と近代日本史だ。
話しを変えよう。スポーツ強豪校であるこの学校に今月新たなバーチャル世界体験マシンが導入された。この機械はどうやら1日の授業時間を全てと同じ時間で1919年から1960年まで国家元首として国を導けるらしい。これを学校代表として2年生の我がクラスが行う(生贄)訳である。
先生はまずなりたい国家元首の国を教えろと言った。
俺は敗戦国になる為敬遠されがちな日本を選んだため容易に決定された。しかし周りはアメリカやソ連やイギリスなど大国ばかり選びこれらは抽選となった。そしてルールはまず俺たちはそれぞれの国で国家元首をやる、いわゆる最高権力者だ。しかし変なところがリアルである。例えば主人公である俺たちは死ぬし自国で反乱は起きる。死んだ時点でゲームオーバーだ。だがやはりゲームはゲームだ。先生曰く5つだけ持っていけるらしいさらに携帯電話もだ。
俺は取り敢えず持っていける5つの物を選んだ。
まず航空、艦艇、車両全てのエンジンの説明が網羅されているエンジンガイドブック
次に基礎溶接技術本
次に医療関係の説明本
次に電波に関しての本
最後に第一次世界大戦から現代までの兵器解説ブック
これらのものにした。
とても生贄感を感じて始めは乗り気でなかったものの大好きな歴史を楽しめるため悪くないと思っている。
次の日とうとうその日が来た。
みんなカプセル型のマシンに乗り込んだ。ゲームスタートである。するといきなり眠くなってきて直ぐに寝てしまった。
脳内でこんなのが出た韓国を異民族にしますか日本民族にしますかというものだ。俺は面倒臭いから日本民族にしたするとGood Luck という二文字が出てきた。
目を覚ますとそこは重臣達が勢揃いしている場であった。