なんか嫌な予感しない?ここ路地裏でしょ?
すみません今回はかなり短いです…
「で、ここ?」
「そうよ」
……すっげぇ思ってたんと違う。祭りだ。これは祭り以外の何物でもない。知らんけど。
「すげぇ混んでる……」
「もしかしてだけど、オカルト系じゃなくて言い伝え系だった?その祭り?」
「はぁ……そんなの知らないわ。あっちよ。あっち」
「あ、はーい」
***
「で、ここなんですかぁ?千穂さぁん」
「その言い方むかつくわ。喧嘩でも売っているのかしら。買ってあげるわよ」
「いや、そういうわけでは……」
千穂につれてこられた場所は、神秘的な誰もいない神社などではなく、ただの路地裏だった。どこだよ。マップにのってんの?こんなとこ。
「何もないじゃない」
でしょうね!
「ねぇ利奈。千穂だけおいて帰りません?」
…………………
「利奈?千穂、利奈がいないよ?」
返事が返ってこない。利奈からも千穂からも。さっきまでいたのに……。
「…………え?」
――ようこそ!君たちには僕が管理する世界に行ってもらうね
「ちょ、君たちって!?利奈と千穂のこと知っているの!?ねぇ!」
――じゃあね~
「ちょっと、待って!!」
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